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建築業界のDXパイオニアに。60兆円を超える巨大市場の固定観念を覆し、積算領域”No.1企業”を目指す。

本日は、株式会社WIREBASEの代表取締役社長の中村さんにインタビュー。

創業までの経緯から、現在の事業に着手した背景、そして今後のビジョンまで広く深くお聞きしました。業界課題に向き合い、着実に解決を目指すWIREBASEについて詳しく知りたい方におすすめのコンテンツとなっております。

是非、最後までお楽しみください!



⑴積算業務の課題解決を加速させ、業界全体のDX化を。

⑵20~30代の若手メンバーを中心に、業界の固定観念を覆していく。

⑶BPOサービスを起点に他領域への応用も進め、業界全体の成長を促進させる。



積算業務の課題解決を加速させ、業界全体のDX化を。

本日はよろしくお願いいたします。まず初めに自己紹介をお願いします!

株式会社WIREBASEの代表取締役社長を務めております中村と申します。本日はよろしくお願いいたします!

2017年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校を卒業後、コンサルティングファームのYCP Solidianceシンガポール支社に3年ほど勤務しておりました。大手製造業や保険販売代理店などのシンガポール進出支援、新規DX事業立ち上げ、マーケティングプロジェクトを支援。退職後、2020年に株式会社WIREBASEを創業しました。

その後、どのような経緯でWIREBASEを創業したのでしょうか?

前職では新規事業の立ち上げやマーケティング、Webサイトのコンサルティングに携わっていました。両親が個人事業主として働いていた背中を見て、いつかは自分自身でビジネスを立ち上げたいという思いを常に抱いていました。

この夢を実現するために「株式会社WIREBASE」を立ち上げました。当初はECショップの開設支援やWeb会議関連のサービスを提供していました。そして、創業1年後に、大学時代の友人である仲内が共同創業者として参加し、一緒に事業を推進しています。

どのような経緯で*積算代行事業を始めたのでしょうか?

2022年にニッセイ・キャピタルのアクセラレーションプログラム「50M」に参加する機会があり、その際に、当時は「50M」の責任者であり、今回ご出資いただいたDUAL BRIDGE CAPITALの伊東さんと出会いました。

実際に、伊東さんとさまざまな事業をリサーチする中で、積算業務に関する課題に気付き、AIを活用して積算を効率化するプロダクト開発をしようと思ったことが始まりです。そこから、事業化に向けてヒアリングを行いつつ、キャリピタリストの方々に壁打ちを繰り返しました。その中で、プロダクトそのものよりも積算を外注したいというニーズのほうが多いということを知り、まずは積算代行のサービスを2023年1月に開始しました。

*積算とは?

積算とは、あらかじめ工事に必要な費用を予測し、工事にかかる全体の費用を積み上げて算出することです。設計図・仕様書・建物の施工環境などに応じて、実際に使用する材料名や数量をリストアップし、各費用を合算します。具体的な費用として、人件費や材料費、工事費などが挙げられます。

20~30代の若手メンバーを中心に、業界の固定観念を覆していく。

次に、WIREBASEで掲げている理念やミッションについてお聞かせできますか?

我々が掲げているのは、

「次世代の建築インフラになる」

というビジョンと、

「建築企業の可能性を最大化させる」

というミッションです。

建築業界の多くの企業は本来の開発力や技術力を発揮しきれていないのが現状です。そこで、我々WIREBASEが持続可能な建築インフラの構築や、生産性の高い建築プロセスを生み出すことで、日本の建築業界の可能性を最大化し、日本の社会課題の解決に貢献したいと考えております。

その他にも、建築業界では慢性的な人手不足が問題視されています。人手不足は、少子高齢化と非効率なプロセスが起因しており、プロセスはまだまだ改善の余地があります。しかし、ゼネコン、現場、設計図書など、多くの関係者が各社各様のプロセスを構築し、ばらつきが起こっています。そのため結果として、属人的にならざるを得ない。だからこそ、その業務を担える人材が不足し続けています。

そこで、WIREBASEは「積算」を第一の矢として、新しい仕組みとテクノロジーによって、DXを着実に進めたいと考えています。そしてその先で、2024年問題を始めとした大きな変革が迫られている建築業界を持続的に成長させていき、最終的に日本の社会課題解決に寄与したいと考えています。

次に、WIREBASEの事業内容をお伺いできますか?

WIREBASEでは、60兆円を超える市場で、200名以上のプロ積算士(積算専門スタッフ)が、ゼネコン様(クライアント)の積算・数量拾いを「高品質」「迅速」「低価格」で代行するサービスを展開しています。クライアント先は、中堅から大手ゼネコン様まで多岐に渡ります。

また、現在はフリーランスの方を含め求職者の方と、積算業務を依頼したい建築企業様とのマッチングプラットフォームである「積算ナビ」というサービスも展開しております。

次に、WIREBASEで働く魅力についてお聞かせできますか?

大きく分けて3つあります。

1点目は、20代~30代が活躍できる環境です。業界の就業者平均年齢44.2歳を覆すべく、若手メンバーを中心に組織しています。若手が多く集うWIREBASEだからこそ、圧倒的なスピード感を実現できています。しかし、まだまだ成長途上なので、第二創業メンバーとして一緒に働きたいという方も大歓迎です。

2点目は、”個人”と”会社”ともに圧倒的な成長スピードを体感できる点です。WIREBASEは業界の固定観念を変えるべく、圧倒的なスピード感で常識を覆す挑戦に取り組んでいます。2023年12月現在で、140名以上のプロ積算士(積算専門スタッフ)が在籍し、「高品質」「迅速」「低価格」で積算を代行しています。サービス開始半年で顧客数80社、スタッフ数180名、総案件100件以上と急激なスピードで成長しており、個人、会社ともに成長著しい環境のため、上昇志向の方には非常におすすめの環境だと思います。

3点目は、業界”未経験”でも活躍できる環境です。業界未経験から入社される方も歓迎しています。WIREBASEには、過去の豊富なノウハウが蓄積されていることに加え、経験豊富なメンバーが多数在籍しているため、経験の浅い方でも働きながら知識やノウハウを吸収することが可能です。

BPOサービスを起点に他領域への応用も進め、業界全体の成長を促進させる。

今後のWIREBASEの展望を教えていただけますでしょうか?

今後は人手が介在しなくとも、図面をもとに積算を行うようなプロダクト開発を予定しています。そのためにも、これから1年間で積算代行を通じた顧客基盤を築き、図面や積算に関するデータを蓄積することが重要だと考えています。

具体的には現在、我々が展開しているBPOサービスから得たノウハウやデータを起点にプロダクトに落とし込みたいと考えております。しかし、単にソフトウェアでプロセスを平準化したり、効率化するだけでは不十分だと思います。というのも、建築業界では各会社、各現場でやっていることが全く異なります。そのため、平準化されたものではなく個別最適化されたソリューションを前提に、プロダクト開発に挑戦していきたいと考えています。目先としては、積算領域で進めたいと考えていますが、将来的には積算以外の他領域にも応用させていきたいと考えています。その実現のため、2024年には200社以上の顧客獲得を目標としています。2025年頃には顧客数の増加に加えて図面データを順調に蓄積しながら、AIを活用して積算業務を自動化するプロダクトの開発を本格化する予定です。

次に、WIREBASEで働くメンバーの共通点などあればお聞かせできますか?

将来的な企業拡大に向け、初期メンバーとしてのメリットを得られる点に興味や魅力を感じて入社される方が多い印象です。ただ、その他にも、これまでのキャリアの中で自分が培ってきた建築ノウハウや知見を先進的な会社で活用、応用してみたいという思いを持った方も多いですね。

それでは、改めてWIREBASEにどのような方に来ていただきたいかお聞かせできますか?

ビジネスコミュニケーションやビジネススキルをきちんと備えた方に来ていただきたいです!

ただ、単にノリがいいという話ではなく、性格的に人情味がありつつもきちんとしたビジネスコミュニケーションが取れることが大切です。また、その他にも事業全体をきちんとスケジュール通りに運用できるスキルなど、当たり前のことを当たり前に行える、最低限のビジネススキルが重要です。

あとは、企業の規模的にどうしても属人的な部分が多いので、急な変化に対しても柔軟に対応ができる方や問題点に対して愚痴を言うのではなく、開き直って解決策を見出すような主体的な動きができる方に来ていただきたいです。

本日はありがとうございました!

こちらこそありがとうございました!

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