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「こと京都」社名に込められた思いとは?広報活動についても一部紹介

2007年に「こと京都」という社名に変更してから、取引先などのお客さまから「ことさん」と呼ばれ親しまれてきました。この社名にはどのような想いが込められているのでしょうか。今回は、九条ねぎを専門とする「こと京都」の社名の由来についてまとめてみました。


社名の由来は「古都」「事(こと)」「言(こと)」

「こと京都」の社名は、歴史と伝統に彩られた古都京都に敬意を払う気持ちからつけられました

京都伝統野菜は、古くは平安時代から栽培され、各農家が代々家種として大切に代々受け継がれてきた野菜。鹿ケ谷かぼちゃ、聖護院かぶ、堀川ごぼう、桂瓜、賀茂なす、壬生菜、万願寺とうがらしなど。京野菜は由緒ある名前と、個性あるフォルムで誕生し、京都の多種多様な伝統文化の恩恵を受けてきました。

九条ねぎもその一つ。宮中を中心とした有職料理、寺院での精進料理、茶道の懐石料理など、様々な食文化の中で繊細な調理人によって鍛えられた歴史があります。

だからこそ、京都の伝統を大切にしたい、京都の良さをお伝えしたい、という思いが込められています。


また、「こと京都」の「こと」には、「事」と「言」の意味も含まれています。

九条ねぎを売るだけではありません。こと京都では丹精込めて育てた農産物を作品にしあげていく、その過程をそのままお客さまにお伝えすることを大切にしています。

農の過程を伝えるために、こと京都がしていること

そのために、月初めに農産物と一緒にお届けしているのが「ことねぎだより」というお知らせ。

飲食店やお取引先など九条ねぎを仕入れていただくお客さまに、ねぎがどのように育ったのか、農業の現場ではどのようなことをしているのか、を季節感とともにお伝えしています。物語(事)を知ると、料理をするときも食事をするときも不思議と想像がかき立てられるものです。少しでも物語を知っていただき、より美味しく召し上がっていただきたい。「ことねぎだより」には、そんな思いが込められています。

また、周年栽培が可能な九条ねぎですが、春夏秋冬、季節とともに姿形も味も移り変わります。春は葉も風味も柔らかで、夏はすらっとした長い葉にピリッと爽やかな辛味のねぎに。そして、京都盆地の底冷えの寒さの中で育ったねぎはぐっと甘みが増し、葉も厚く食べ応えのあるねぎに育ちます。

ですが、これは九条ねぎをよく知る方にしかあまり知られていないこと。夏にお取引を始めたお客さまに冬の商品を送ると「太いよ!」と、逆に、冬頃にお取引を始めたお客さまに夏に商品を送ると「細いよ!」という声などをいただいくことがあります。そのため、こと京都では「ことねぎだより」を通して、少しでも九条ねぎのことをお伝えできればと発信を続けています。

毎月の「ことねぎだより」はこちら→https://kotokyoto.co.jp/kotonegidayori/

ここ数年では、Youtube動画やFacebook、Instagramといった様々な媒体での広報活動にも力を入れています。ぜひチェックしてみてください。

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