こんにちは!人事アシスタントの佐々木です。
学生時代からインターンとして働いていますが、働き始めた当初は「相談」が本当に苦手でした。「自分で考える力をつけたい」 「忙しい上司の手を煩わせたくない」 そんな思いもあって、ギリギリまで一人で悩むタイプでした。😶🌫️
結果として、自分の中でどれだけ考えても答えが出ず、気づけば時間だけが過ぎていき、仕事全体のスピードを落としてしまうことも。
でも、周りの人の会話や相談を参考にしていると「考えること」と「抱え込むこと」は、全然違うことに気が付きました。
そこから「相談の仕方」を意識的に変えてみたんです。 すると、
相談=相手の時間を奪うものから、相談=仕事を推進する力(推進力)へと変わりました。
今日は私が学んだ、社会人にとっては「当たり前」かもしれない。
けれども学生や若手には意外と知られていない!
でも実践すれば確実に変わる! 「推進する相談のコツ」をご紹介します。
この記事が、あなたの仕事をもっと前に進めるヒントになれば嬉しいです。🙂↕️
1.そもそも、「相談」ってなに?考え方から変えてみる。
1-1. 「相談できない」を悪者にしないでほしい
私自身、もともとまずは自分でなんとかしようと思うタイプでした。
「調べたらわかるかも」「もう少し考えたら答えが出るはず」と、ギリギリまで一人で抱え込む。それが「成長」だと思っていたんです。
もちろん、自分で考えることも、調べて知識にすることも、とても大事。
それを積み重ねることで、「思考力」や「理解力」は確実に磨かれます。
だから、まず自分で考える姿勢は尊いことです。
1-2. 「抱え込み時間」をルール化する
考えることが大事だからこそ、その時間がどのくらい必要なのか、どこまで一人で抱えるかを「自分の中でルール化」しておくと良いなと思います。
たとえば私は、
• 「〇分考えても進まなかったら相談する」
• 「これは意見を聞きたいのか、やり方がわからないだけなのか整理する」 と一度立ち止まって考えるようにしています。
相談=甘えではなく、より早く正確に進むための選択として使えばいい。 大切なのはバランスです。 そうやって少しずつ「相談すること」へのハードルを下げていきました。
2.その相談、チームの「推進力」を止めていませんか?
2-1. チームで最短距離を走るための「相談」
なぜ相談が大事なのでしょうか?
それは「一人で悩む時間を減らしチームとして最短距離でゴールに向かうため」です。 良い相談は、自分だけでなく、チーム全体の「推進力」を上げます。
2-2. やりがちなNG相談の構造
若手の頃にやりがちなのが、これです。
「〇〇の件なんですけど、どうしたらいいですか?」 これだと、相談された先輩やマネージャーは「えっと、まず現状はどうなってるの? 君はどうしたいの?」と、ゼロから状況をヒアリングしなくてはなりません。
これって、実は相手に 「①現状をヒアリングし、②課題を特定し、③解決策を考え、④どれが良いか判断する」 という、すっごく重たくて時間のかかるタスクを丸投げしちゃってるんですよね。
これでは相手の貴重な時間を奪ってしまい、結果的にチーム全体の仕事の推進を止めてしまうことにもなりかねません。
3.頼られる人は準備が違う!相談前の「3ステップ」
仕事がスムーズな先輩は、相談の前に「自分の意見を持つこと」を大事にしていました。いきなり話しかける前に、まずは「相談の準備」をしましょう。
ステップ1:状況を30秒で説明できるように整理する
まず、自分の頭の中を整理します。
この3点を、自分の口で30秒で説明できるようにまとめておきます。
ステップ2:自分の意見(案)を持って提案する
「どうしたらいいですか?」から一歩進んでみましょう。
レベル3まで準備できると、相手にお願いするタスクは
「①私の案(A案)をレビューし、②最終判断(Go/NoGo)をする」だけになります。 これなら、相手もすぐに判断できますよね。
相手の次の動き(タスク)を想像して、そのタスクができるだけ軽くなるように工夫する。
このひと工夫こそが、あなたとチームの「推進力」をぐっと高める秘訣なんです。
ステップ3:「相手に何をしてほしいか」を明確にする
最後に、相手への「依頼」を明確にします。
• 「〇〇についてアドバイスがほしい」
• 「A案で進めて良いか判断してほしい」
• 「方向性について意見交換(壁打ち)させてほしい」
これを明確にするだけで、相談のゴールがはっきりし、お互いスッキリします。
4.実践!「伝わる」伝え方のポイント
準備ができたら、いよいよ相談です。
4-1. 対面でのスマートな相談の仕方
- まず「許可」を取る
いきなり本題から入るのはNGです。
「〇〇さん、〇〇の件で少しご相談があるのですが、今お時間よろしいでしょうか?」 と、必ず相手の許可を取るのが大事!
もし忙しそうなら、「また後ほどご都合の良いお時間をいただけますか?」とアポを取るのがスマートです。
2. 資料・画面をすぐに提示できるように準備する
相談したい内容を示す画面や、整理した資料は、相手に話しかける前に手元で開き準備しておくこと! 「こちらです」とすぐに画面や資料を見せられる状態にしておくことで、相談がさらにスムーズに進みます。
3. 結論から簡潔に伝える
「〇〇の件でご相談です。」と、まずは簡潔に。
そこから、「現状はこうで、私はこうしたいのですが、ご判断いただけますか?」と、準備したステップに沿って伝えます。
4-2. テキスト(Slack等)での「型」
Slackを使用する場合など、テキストコミュニケーションにも「伝わる工夫」が詰まっています。私が参考にしている人は似た型を使っています!
(1)メンション(@)で「誰に」を明確に
(2) 冒頭に【相談】と目的を明記
【相談】や【報告】と書くだけで、相手が心構えができます。
(3)「現状(事実)+自分の考え+依頼」をセットで書く
分かりやすくダミーの相談例を作成しました! (とてもかわいい悩みです笑)
このように「現状」「自分の案」「相手にしてほしいこと(=お願いしたいタスク)」が セットになっていると、受け取った側はすぐに次のアクションを指示できます。
これぞ「推進力」ですよね!
4-3. 最後は必ず「結果報告」と「感謝」で締める
相談に乗ってもらったら、対面でもチャットでも「お時間いただき、ありがとうございました!」「助かりました!」と感謝の言葉を忘れずに。
そして必ずその後の仕事の結果を報告しましょう。
まとめ:「相談力」は、日々の「ありがとう」から生まれる
こうしたテクニックも大事ですが、結局は「人と人」とのコミュニケーションです。
• 普段から「おはようございます!」「お疲れ様です!」と顔を見て挨拶する。
• 相手が話している時は、PCやスマホを触らず、最後までしっかり聞く。
• 小さなことでも「ありがとうございます」と感謝を伝える。
こうした日々の小さな「ありがとう」の積み重ねが、「〇〇さんが困ってるなら助けよう」「君の意見なら聞いてみよう」という温かい関係性につながっていくんだと、インターンを通じて実感しています。
「相談」は、自分の無知を恥じることではなく、チームを巻き込んで最良の答えを出し、仕事の「推進力」に変えるための大切なビジネススキルです。
最初は「自分の意見なんて…」と不安になるかもしれません。
でも、「どうしたらいいですか?(レベル0)」から一歩踏み出して、「私はこう思うのですが、どうでしょうか?(レベル3)」と提案型の相談をしてみてください。
きっと周りの先輩たちも「お、ちゃんと考えてるね!」と、あなたの頼もしい味方になってくれるはずです。
この記事が、インターンや若手社会人として頑張る皆さんの「相談力」アップのヒントになれば嬉しいです。