株式会社ROYAL YELLOW HLD.は、名古屋・東京で直営8店舗の飲食事業を中心に、自社7社を展開している会社です。その会社が2026年9月、非エンジニア向けの生成AI人材育成スクール「THE MONOLITH(ザ・モノリス)」を開講しました。
「なぜ飲食の会社がAIスクール?」と、よく聞かれます。この記事は、その問いへの会社としての答えです。
きっかけは、社内の「使えない」問題
2023年頃から、社内でChatGPTを使い始めました。最初に起きたのは「便利だ」ではなく「使い方がわからない」でした。店長は売上分析に、デザイン会社はコピー案に、コンサル部門は提案書に。全員が同じツールを使っているのに、成果はバラバラ。差は、ツールの知識ではなく「AIに何をどう頼むか」という考え方にありました。
そこで社内向けに、使い方ではなく「頼み方の型」を教える研修を作りました。これがTHE MONOLITHの原型です。
一度、失敗しています
最初に外向けに作ったスクールは、うまくいきませんでした。理由は単純で、エンジニア向けの内容に寄りすぎていたからです。うちの社員も、うちのお客様も、ほとんどが非エンジニア。「プロンプトエンジニアリング」という言葉が出た時点で、手が止まる人が大半でした。
作り直しの方針は一つ。「飲食店の店長が、休憩時間にスマホで進められること」。この基準で、全部を組み替えました。
THE MONOLITHの中身
- 全6章・40ミッション・学習動画100本
- 1ミッション15〜30分。標準の修了期間は2〜4ヶ月
- 章立ては「問いの力」「構造の力」「情報の力」「再現の力」「統率」。プロンプトの書き方から始まり、最後は複数のAIエージェントを指揮するところまで
- 採点AI「モノリスの審判」が5軸×7段階で評価。何度でも再挑戦できる
- Webブラウザ完結。PC・タブレット・スマホ対応
教材の題材は、実際に自社で使っている業務です。売上の読み方、シフト、採用文、提案書。「自社で試して効いたものだけを教材にする」が、飲食の会社がスクールをやる一番の強みだと考えています。
誰が作っているのか
THE MONOLITHは、社員の「やりたい」から始まった事業です。当社は「100人100事業」を掲げていて、社員一人ひとりが自分の事業を持つことを前提にしています。AI教育は、その中の一つとして生まれました。
いまは、スクール本体の運営に加えて、法人向けのOEM提供や、販売パートナーの募集も始めています。
これから
「AIを『使える』は当たり前。『使いこなす思考』を持つ者が、生き残る。」これがTHE MONOLITHのメッセージです。飲食・デザイン・コンサル・金融・不動産と、毎日ちがう現場を持っている会社だからこそ、机上ではないAI教育ができると思っています。
THE MONOLITH 公式サイト:https://the-monolith.jp/
株式会社ROYAL YELLOW HLD.(名古屋・東京)