「その練習量、自信のなさの裏返しじゃない?」〜前職インターンでSNSと戦い続けた私が、部活生を“勝てる思考”に変えるまで〜
他人と自分を比べて、落ち込む。SNSを開けば、自分にないものを持つ人ばかりが目に入る。
本当は自分にだって良いところがあるはずなのに、心の底から「自分はできる」と信じきれないーー。
そんな息苦しさを感じたことはないだろうか。
今回お話を伺うのは、「ネクストアチーバーズプログラム」で学生をサポートするインターン生のSさん。
前職のインターンで、彼女が向き合っていたのはSNSのトレンド分析と、そこに渦巻く若者たちのリアルな悩みだった。
「せっかく持っている力を、考え方のせいで発揮できずに終わるのは、本当にもったいない」。
そう語る彼女が、多くの部活生から絶大な信頼を得ている理由とは。
自身の営業での挫折と成功体験から見出した、「成果を出すための思考プロセス」に迫る。
1. きっかけはSNS。「若者の“もったいない”をなくしたい」が私の原点。
なぜ、「ネクストアチーバーズプログラム」に関わろうと思ったのですか?
「前職のインターンではSNS運用に携わっていて、若者の悩みは“考え方”からくるものが本当に多いと感じていました」
Sさんは、そう静かに語り始めた。
キラキラして見えるSNSの裏側で、多くの若者がルッキズムや他人との比較に苦しみ、自信を失っている現実を目の当たりにしてきた。
「その人にはすごく良いものがあるのに、本気で力を発揮できていない。自信を持っていいはずなのに…。このもったいない状況を、どうにかできないかと思っていました。」
そんな時、偶然目にしたのが代表・卓民さんの動画だった。
「『こんなに短時間で、人の思考は変わるのか』と衝撃を受けました。動画の中で、参加者の表情がみるみる自信に満ちていくのを見て、私がやりたかった”若者の思考を助ける”ことは、ここでなら実現できる、と感じたんです。」
2. ダイエットも、部活も、ビジネスも。成果を出す人の“思考のクセ”は同じだった。
「普遍性」への気づきについて、詳しく教えてください。
自分が、アスリートたちの力になれるのか。その答えは、プログラムの本質に触れる中で、確信に変わっていった。
「ビジネスとグラウンドでは、もちろん努力の内容は全く違います。でも、目標達成のために『効果的な心の持ちよう』を選択するという思考のクセは、驚くほど一緒なんです。」
Sさんは、身近な例としてダイエットを挙げる。
「『痩せる』という目標のためには、ケーキを食べない方がいい。頭では分かっているのに、つい食べてしまう。ここでグッとこらえて『食べない』という、やりたいことではない方を選ぶ。”成果のために、今の感情に流されず、効果的な選択をする”という思考プロセスこそが、あらゆる分野で成果を出す人の共通点なんです。」
プログラムを提供する中で、学生たちからのフィードバックを受けるたびに、それはより強固な確信へと変わっていった。努力の内容が違うだけで、そこに至るまでの選択や思考のプロセスは、アスリートもビジネスパーソンも、全く同じなのだと。
3. 君たちは”追い込む天才”だ。でも、自分を信じきれていない。
外から見て感じる、部活生の「強み」と「陥りがちな罠」は?
「部活生の皆さんの最大の強みは、日常的に自分に負荷をかけられること。パフォーマンスの”ストレッチゾーン”が圧倒的に大きいんです。」
普通なら「きつい」と辞めてしまうようなことでも、耐え抜く力がある。常に自分を追い込む習慣があるから、社会に出ても成果を出しやすい。また、「試合でダメだった点を分析して次に活かす」という、無自覚な仮説検証能力も持っている、とSさんはリスペクトを込めて語る。
「でも、多くの学生が陥っている罠があります。それは、自分のことを心の底から『できる』と信じきれていないことです。」
その不安を埋めるように、彼らは死ぬほどの練習をこなす。プレッシャーを感じれば感じるほど、練習量でカバーしようとする。
「中には、『自分が負けることで、先輩の名誉を汚してしまう』といった、成果を出す上で効果的ではない信念に縛られている子もいます。その思考のままでは、どれだけ練習しても、最後の最後で最高のパフォーマンスは発揮できません。」
4. 「成約できない=価値がない」と思い込んでいた、かつての私へ。
「思考が変われば、結果は変わる」と感じたエピソードはありますか?
「実は、私自身がアチーバーズの考え方に救われた一人なんです」と、Sさんは自身の営業経験を語り始めた。
「以前は、『成約することが絶対的な正解』で『成約できない自分には価値がない』というビリーフに縛られていました。だから、お客様に断られるたびに、自分が否定されたように感じて、どんどん辛くなっていったんです」
しかし、アチーバーズでの学びや社員との対話を通して、彼女の思考は180度変わった。
「成約できないのは、私が否定されたわけじゃない。ただ、『相手が本当に欲しいものを、私が提供できなかった』という事実があるだけ。 そう捉えられるようになったんです。断られても、『今回はここがダメだったから、次はこうしよう』と、冷静にPDCAサイクルを回せるようになりました」
自分へのマイナスな解釈がなくなったことで、営業活動への恐怖はなくなり、結果的に成約率も上がった。思考が変われば、見える世界が変わり、そして結果も変わる。それを、彼女は身をもって体験したのだ。
5. その努力を、100%の成果に変えよう。
最後に、部活動に打ち込む学生へメッセージをお願いします。
「まず、皆さんに伝えたいのは、遊んだり休んだりしたい貴重な時間を使って、部活動で成長したい、成果を出したいと思えていること自体が、本当に素晴らしいということです。
私たちは、皆さんのその頑張りを否定したり、変えようとしたりするつもりは一切ありません。
ただ、もしかしたら、今の頑張りが100%だったとしても、結果として発揮できているのは、まだ1%だけなのかもしれない。 私たちの目的は、その結果を100%に近づけることです。
あなたの努力を変えるのではなく、その努力を、確実に成果へと結びつけるお手伝いをする。それが、ネクストアチーバーズプログラムです。
頑張っているのに成果に繋がらない。自分のやり方に、少しでも不安がある。
そんな人は、ぜひ一度、私たちの話を聞きに来てください。」