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#取締役インタビュー 未経験エンジニアが6年で取締役になる話。

こんにちは!株式会社ピー・アンド・ヴァック採用担当です!

本日は、弊社取締役である菊地さんにお話を伺ってきました。
菊地さんはエンジニアとして弊社に入社した後、僅か6年間で現在の取締役というポジションまで躍進されました。
そのスピードを実現可能にするヒントをお話してもらいました!

【飲食業界からエンジニアへの転職】

――ピー・アンド・ヴァック入社までのお話を伺いたいです

ピー・アンド・ヴァックには2016年の8月に入社したのですが、以前は飲食店で店長をしていました。
飲食業に就いているときにふと自分の人生を考えるときがあって、40代、50代になっても飲食業を続けることって体力的にもきつくなってきますし、本当にこのままでいいのかという疑問を感じ始めていたんです。考えた末に、手に職をつけてしまえばいくつになっても仕事ができるな、と思って当時の会社を辞めて地元茨城にある職業訓練校で半年間IT知識やプログラミングの勉強をしました。
その後、ご縁があってピー・アンド・ヴァックへ入社することになって、まずは3年間程度エンジニアとして働きました


【プレイヤーからマネジメント職へ】

――エンジニアとして3年間勤めた後はどうされたんですか?

はい、3年間エンジニアとして勤めた後、IT課の課長職に就きました。
前職で管理職をしていたのでその経験を活かせることや、僕の人とのコミュニケーションの取り方を会社が評価してくださったこともあって、当時の上司からマネジメント側もやってみないかと声をかけてもらったことがキッカケでした。

入社当初から管理職はいずれ通る道だろうなとは思ってたんですけど、マネジメント職や管理職に絶対に進みたかったというわけではありせんでした。
というのも、僕はITという未経験の業界に転職したこともあって、前職と比べるとどうしても年収は落ちてしまっていたんですよね。なので、「5年以内にはこの会社で元の年収を超えてやる!」という目標は入社時から掲げていて、そう考えると必然なのかなと。
そのため、会議に参加しているときも「自分ならこうやって取りまとめるな」という一つ上の視点を常に持つように意識していて、自分もいずれ管理職を目指すことを前提に仕事と向き合っていました


――マネジメント職に転じてから感じた壁はありましたか?

大きな壁ではないのですが、前職と比べると対面でコミュニケーションを取る機会が少ないので、そのあたりは少しハードルがありました。
弊社の業態がSESなので、エンジニアはどうしても外にいることが多くて直接顔を合わせるタイミングって少ないんですよね。そのせいで、テキストや電話でのコミュニケーションが多くなりがちなのですが、僕は悩みを聞いたりするときは特に対面が一番いいと思っていて、顔が見えないとコミュニケーションが取りづらかったんです。

なので、話があるときは積極的に会って話すようにしたり一緒にご飯食べに行ったりして
ましたし、休日の連絡でもすぐに相談に乗ったりして、互いに信頼し合って本音が伝わりやすい環境を作るように意識してました。
今はコロナ禍でなかなか対面で会うことは難しいですが、できるだけテキストではなく電話でコミュニケーションを取ることを心がけています。そうすると、声色や口調だったり、言葉と言葉の間から感じ取れるものって必ずあるので、そうしたところにセンサーを働かせています。
あとは、テキストからでも行間から読み取れるものというか、ちょっとした句読点の使い方だったり絵文字の使いどころから汲み取れるものがあるので、可能な限り相手の感情を読み取れるように意識しています。

こうしたコミュニケーションの部分で言うと、弊社全体での会議が毎月あるのですが、そこでは普段バラバラの場所で仕事をしている人同士が顔を合わせて交流する機会があるんです。他にも花見やクリスマス会といった季節のイベントを積極的に設けている会社なので、社内全体がコミュニケーションの取りやすい空気感を作っていると思います。



【経営視点をより磨くために本社へ】

――課長職を務めた後は、どのようなキャリアを歩まれたのでしょうか?

課長に就任してから半年後に、人事や経理の勉強をするため本社で勤務することになりました。
現代表は長谷川なのですが、当時は弊グループ代表の大和が代表を務めていて、彼から本社に来ないかとお誘いを頂いた形になります。初めの1年間は人材教育や採用に携わって、2年目は経理などの管理業務を担当しました。

ただ、当時の僕は入社後そんなに早いタイミングで本社に移るつもりはありませんでした(笑)
というのも、ある程度エンジニアとしての経験を積まないと仮に僕が上の役職についても言葉に重みがなかったり、現場への理解が浅かったりして人がついてこないんじゃないかと心配していたんです。とは言え、3年以上現場で経験を積みましたし、その頃には自分の仕事の幅を広げるためにチャレンジしたいという思いが強くなり、本社行きを決めました。

もちろん、元から管理職への道は考えていましたし、現場に居たい気持ちと同じくらい本社に進みたい気持ちもあったので、結局は進みたい道に進んだのだと思っています。
本社に移ってから、現場での視点とは違って経営全体を多角的に見ていく視点が求められて、それがいかに難しくて重要なことなのかを身に染みて感じました


――人事を担当していた時はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

当時は人材開発課の課長を務めており、採用や未経験人材(新卒含む)の教育を担当しておりました。人材教育と言っても直接的な技術指導ではなく、どちらかというとマインド面の管理がメインでした。

前職でも人材教育の領域は行っていましたが、基本的にはマニュアルが充実していたので管理もしやすかったのです。しかし、ピー・アンド・ヴァックでは俗人化していた部分が多く、マニュアルが存在していなかったため、そこを1から作っていかなければならなかったのがとても大変でした。

また、採用業務も担当しておりましたが、事業計画で採用人数と予算が決められており、
どの採用手法が一番最適なのか、どの人材にどの程度の費用をかけれるのかなど、
色々と考えることが多く、手探りで行う部分が多かったのが印象に残っています。


――その後、経理関係のお仕事に移ったのですか?

そうですね。約1年間人材開発課に居て、その後は経理や財務の勉強をするために本社内の管理部に移りました。。

ここに配属した一番の目的は、会社のお金の流れを把握してそれを管理することでした。
そのため、帳面の見方を学んで、今会社はどんな状態にあるのか、次はどこに投資すべきか、などの会社の将来を見据えた判断が出来るように勉強しました。



【事業規模拡大のキーパーソンとして静岡へ】

ーー2年近く本社に勤めた後はどのような道を歩んだのでしょうか?

その後は、2021年の3月に静岡県の掛川に移りました。
P&VACグループってIT事業以外にもいくつか事業展開していて、その中の1つに養鶏事業を展開する「遠州EGG株式会社」という会社があって、衛生管理の領域を中心に力を貸してほしいとお声がけいただいたのがきっかけです。

最初は食品の衛生管理に努めていたのですが、半年間くらいして基盤が整ってきたので、その後は農場の衛生管理を担当するようになりました。
それに加えて、取引先との細かい契約関連の書類締結や農場や工場を運営していくための対外的な手続きも担当させてもらっていました。

本社で培った人事や経理の経験で足りない部分は、弊グループ代表の大和よりマンツーマン指導を受けることで、何とかこなせるようになっていきました。
ただがむしゃらに前に進む気持ちで、気が付けば期が変わろうとしていて・・・(笑)
そんな時に取締役のお話しを頂き、期が変わる2021年の7月に取締役に就任しました。



【目の前のことに向き合い続けた先にあった取締役という道】

ーーかなり濃密な6年間を過ごされましたね(笑)

目の前のことに一生懸命向き合い続けた結果、自ずと道が拓けてきたという感覚が一番しっくりきますかね。
人生の中で長期的な目標を立ててその通りに進めたらいいのかもしれないですけど、僕は目の前のことをやり続けたらここに来たって感じがすごく強いです。

僕って、自分のことを入ったところで全力出して頑張るタイプだと思っていて、頼まれたこととかは、とりあえずやってみるんですよ。
あとは、なんでも楽しんだもん勝ちっていう考えは昔からあって、大人って1か月のうちほとんどが仕事じゃないですか。その時間を憂鬱だと思うか、何かしら自分から興味持って積極的に取り組んで楽しむかで、人生の楽しみ方が変わってくると思うんです。だから、そこは敢えてポジティブに楽しんでいこうと思ってます


――どんな人が上に上がれる?

ピー・アンド・ヴァックは、自分の興味があることとかやってみたいことに積極的に手を上げて、めげずに挑戦する人にはチャンスが必ず回ってくる会社だと思います。
うちの会社って年功序列が無いので、年齢や経歴関係なく本人の意思次第でどこまでもいける環境なんです。
実際僕も、特別高学歴なわけでもなく、IT業界は未経験での入社でしたが取締役になれたわけですし、会社に入って何事にも挑戦し続けることができる方にはチャンスがあると思ってます(笑)

もちろん、大変なことやつらいこと、理不尽なこともあると思いますが、壁にぶつかっても決して止まらずに突き進んでいけばいいですし、何度も挑戦することが大切だと思っています。

今回のインタビューは以上です!

菊地さんのキャリアアップの背景には、仕事を楽しみながらの連続的な挑戦があったんですね!
菊地さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。

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