こんにちは！BRIDE株式会社広報担当です。2024年も残り僅かとなりました。皆さんにとっては、2024年はどんな1年だったでしょうか。今回の社長インタビューでは、今年のBRIDEを振り返り、来年の展望を聞いていきます。

―今年も会社としては挑戦を重ねた1年でしたね。

高瀬：そうですね、商品展開も積極的に攻めましたし、DXへの取組みを進めたり、社内体制の確立に努めたりもしました。商品展開のところでいくと、一億総中流と言われた時代とは全く違い、現代は上位層はより豊かになって値段が高くても価値のあるものを求め、安いものはさらに安く提供することを求められる時代です。そんな時代に「憧れ」を抱きながらBRIDEのシートを購入いただけるよう、今年もブランディングやメディア展開には力を入れてきました。

　その結果、外に出たときに「BRIDEブランド」の浸透を感じられることが増えました。「カッコいいスポーツシートを作る、クリエイターとしてのBRIDE」と「安全で耐久性が高く体が安定するシートを作る、製造業としてのBRIDE」が両輪でイメージしてもらえるようになってきたなと感じます。従来の「愛知の製造業」にBRIDEが変革を起こしていく―そんな爽快感が感じられる1年でした。

―社長自身にとっては、どんな1年でしたか。

高瀬：やっと少し、ホッとできるようになった1年だったかなと感じます。僕にとってBRIDEは、夢の実現そのものです。たくさん良いシートを作って、たくさんサプライズを感じてほしい、関わった人には幸せになってほしい。そんな気持ちでずっとハイスピードで走り続けてきました。 

　僕の哲学や方針は少し変わっているところもあり、周りに浸透させるのに難しさを感じることもあります。「教科書に描かれたような、皆が幸せと呼ぶもの」より「自分自身が本当に価値を感じられる幸せ」を大切に思っているんですよね。その価値観を共有してくれたり、足りないものを補ってくれたりする人が周りに少しずつ増えてきて、一緒に荷物を持ってくれるようになった。そこは前進した1年でしたね。

―来年にどのようにつなげていきたいですか。

高瀬：僕が遠くに立てた旗（目標）に向かってともに走れるよう、スタッフの育成には力を注ぎたいですね。企業が継続・成長していくためには、目の前の今日明日ばかりを見ていては駄目です。何年も先を見て「ここに向かうぞ」という旗を立て、一丸となって進んでいく。そういう組織でいられるように、目指す旗の共有をし、各人のスキルアップに励みたいです。

　ＢＲＩＤＥシートの肝は、職人の腕です。スタッフたちには、どうしたら今以上にお客様に喜ばれるシートになるのか、学び、考え、実践して、毎日を過ごしてほしいです。のめりこむように仕事をする姿が、たくさん見られるといいなと思っています。

　「社内体制を整える」と書くときに、普通は「体制」という字を使いますよね。僕は「体勢」・「態勢」と書きたいんですよね。強い組織には「勢い」があります。それを社内でどう生み出していくか、そこが大切だなと感じています。社外でも評価が高まってきている今、皆がそれを誇りに思って、勢いをもって仕事に臨んでほしいですね。

　そして僕自身は、先ほど「少しホッとできるようになった」と話しましたが、元来のんびりなんてしていられない性分なんですよね。「もっと頑張れ」「もっと感性を磨いて」「もっと刺激を受けろ」…そんな風にいつも自分に言っています。2025年もきっと、「ホッと」より「もっと！」で走っていくんじゃないかな。一日一日を大切に、さらに良い会社にしていきたいと思っています。

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