「旅するように働きたい」 そう願う人は多いですが、それをビジネスとして成立させ、さらに拡大させていく面白さを知る人はまだ少数です。

株式会社BizPatoは、都内を中心に民泊（Airbnbなど）の運営代行を手掛ける急成長ベンチャー。しかし、その実態は単なる「代行屋」ではありません。データに基づく収益最大化、そして古民家再生や地方創生を見据えた不動産・ホテル事業へと進化を続けています。

今回は、代表の高橋拓真氏にインタビュー。なぜ今、未経験からでもこの事業に飛び込むべきなのか。そして、同社が求める「スキルよりも大切なもの」とは何なのか。その熱い想いと、広がる可能性について語っていただきました。

インタビュー基本情報

• インタビュイー: 高橋 拓真（株式会社BizPato 代表）
• トピック: 事業の展望、求める人物像、組織カルチャー
• キーワード: 民泊運営、未経験歓迎、事業推進、英語活用、地方創生

プロフィール

高橋 拓真（Takuma Takahashi） 株式会社BizPato 代表取締役。 民泊運営の代行事業を主軸に、物件の掲載管理、ゲスト対応、清掃手配などのオペレーションを統括。単なる事務代行に留まらず、売上最大化のための戦略立案や、物件そのものの価値を高めるリノベーション事業へと展開を進めている。「想いへの共感」を最重視した採用方針を掲げ、少数精鋭のチーム作りを行っている。

1. 「民泊」は、ただの宿貸しじゃない。経営視点が磨かれる場所。

ーーまず、BizPatoの事業内容について改めて教えてください。「民泊代行」というと、具体的にどのようなことをされているのでしょうか？

高橋： 一言で言えば、オーナー様が持っているアパートやマンションを、「民泊管理バンク」を通じて「ホテル」のように世界中の旅行者に提供するサポートです。

具体的には、予約サイトへの掲載、予約が入った後のゲスト対応、そしてチェックアウト後の清掃会社の手配まで、一連の流れがスムーズに回るように管理します。 でも、私たちがやっているのは単なる「事務作業」ではありません。

ーー「事務ではない」というと？

高橋： 実はすごくクリエイティブで、泥臭いマーケティングの要素が強いんです。 例えば、ただ宿泊施設の紹介文章を書くのではなく、「どうすればより予約が入るのか？」「魅力的な宿だと感じてもらえるか？」といった観点で1つ1つの宿泊施設の予約ページを作っていきます。

一般的な代行会社だとテンプレの通りに穴埋めをして終わりというスタンスも多いですが、私たちは違います。常に「より良くするにはどうするべきか？」を考え、1つ1つの物件を掲載するごとにアップデートをしていきます。

ーーなるほど。単なるオペレーションではなく、売上を作るための戦略が必要なんですね。

高橋： その通りです。だからこそ、未経験の方でも「数字を見る力」や「改善力」が自然と身につきます。 最初はゲスト対応や予約管理といった業務からスタートしますが、ゆくゆくは「このエリアならこういうコンセプトが受ける」といった事業企画に近いところまで関わってほしいと考えています。

2. 「スキル」より「共感」。苦い経験から学んだ採用の真実

ーー採用について伺います。過去の経験から「こういう人と働きたい」という明確な基準ができたそうですね。

高橋： そうなんです。正直に言うと、過去には採用で失敗したこともあります（苦笑）。 「業務ができる人」「スピードが早い人」を優先して採用した結果、私たちのカルチャーと合わずに短期で離脱してしまったり、現場の空気がギスギスしてしまったり……。

ーー具体的にどのようなミスマッチがあったのでしょうか？

高橋： スキルはあるんです。でも、「とりあえず稼げればいい」「言われたことだけやります」というスタンスだと、どうしても続きません。 私たちの仕事は、画面の向こうにいる「ゲスト（旅行者）」や「オーナー様」への想像力が不可欠です。

例えば、ゲスト対応一つとっても、マニュアル通りに返すだけの人と、「日本を楽しんでほしい」という想いでプラスアルファの提案をする人とでは、結果が全く違います。

だから今は、「スキルは後からついてくる。まずは想いに共感してくれるかどうか」を最重要視しています。不器用でもいい、未経験でもいい。私たちのビジョンにワクワクしてくれて、素直に吸収できる人と働きたいですね。

ーー「素直さ」と「変化を楽しめること」。これがキーワードになりそうですね。

高橋： はい。ベンチャーなので、先月と今月でやり方が変わるなんてことは日常茶飯事です（笑）。 「え、また変わるんですか？」とネガティブに捉えるのではなく、「じゃあこうしてみましょう！」と変化の波に乗れる人。そういう柔軟性がある人は、間違いなくBizPatoで活躍できますし、面白い仕事ができるはずです。

3. 目指すは「地方創生」。都内のマンションから、日本の田舎へ。

ーー高橋さんが描いている、BizPatoの未来について教えてください。

高橋： 今は運営代行がメインですが、今後は「自社で物件を持って運営する」フェーズに入っていきます。 すでに動き出しているのですが、別荘地の空き別荘や地方の古民家をリノベーションして高級宿として再生させたり……。

ーー面白そうですね！単なる管理業から、空間プロデュース業へ広がっていくイメージでしょうか。

高橋： まさにそうです。「民泊」って、ただ安く泊まれる場所ではなく、その土地の日常を体験できる素晴らしいツールなんですよ。 私自身、Airbnbを見るのが大好きで、まるでInstagramを見るように「次はどこに行こうかな」「こんな素敵な家があるんだ」って眺めている時間が幸せなんです（笑）。

今後は、地方のポテンシャルがある物件を私たちがリフォームして、世界中の旅行者を呼び込む。それによって地域にお金が落ち、町が元気になる。そんな「観光×地方創生」のサイクルを作っていきたいですね。

そして国内の地方創生に限らず、海外でも日の光を浴びていない場所を観光地にするブランドでありたいと思っています。

ーーこれから入社する方は、そういった新規事業にも関われるチャンスがあるのでしょうか？

高橋： 大いにあります。むしろ、そこに興味を持ってくれる人に来てほしい。 今はまだ少人数のチームですが、だからこそ「ジム（事務）」の枠を超えて、「次はどこのエリアを攻めるか」「どんな内装にするか」といった経営会議レベルの話も日常的にしています。

ルーティンワークだけを求める人には正直厳しい環境かもしれませんが、「将来、自分で何か事業をやってみたい」「旅行に関わる仕事を本気でやりたい」という人には、最高の遊び場であり、学び舎になるはずです。

4. 働き方は自由、でも「責任」は持つ。大人のベンチャーライフ

ーー実際の働き方についても教えてください。リモートワークが中心とお聞きしました。

高橋： 基本的にはフルリモートに近い働き方が可能です。現在は正社員数名と、業務委託のメンバーで運営していますが、チャットツールなどを活用して密に連携を取っています。 特にゲストサポート（カスタマーサクセス）のチームは、英語を使う機会も多いですし、グローバルな雰囲気がありますね。

ーー「旅好き」なメンバーが多いのでしょうか？

高橋： 多いですね！ 旅が好きで、英語力を活かしたい、場所に縛られずに働きたいという動機のメンバーが集まっています。 ただ、勘違いしてほしくないのは、「自由＝楽」ではないということです。 任される裁量が大きい分、自分で考えて動く「自律」が求められます。

ーー確かに。自分でスケジュールを管理し、成果を出す必要がありますね。

高橋： はい。でも、そこさえしっかりしていれば、本当に働きやすい環境だと思います。 現在は20代〜30代が中心ですが、これから組織を拡大していくにあたって、チームをまとめるリーダー候補や、マネジメントに挑戦したい方も大歓迎です。

男性・女性問わず、フラットに評価しますし、「こういう制度が欲しい」という意見があればどんどん取り入れていきたい。会社という「箱」自体を、一緒に作っていけるフェーズです。

5. あなたへのメッセージ：変化を恐れない「旅人」求む！

ーー最後に、記事を読んでいる未来の仲間にメッセージをお願いします。

高橋： BizPatoは今、第二創業期とも言える拡大フェーズにいます。 正直に言えば、大企業のように整った研修制度やマニュアルが完備されているわけではありません。毎日新しい課題が降ってくるし、泥臭い作業もたくさんあります。

でも、「世界中の旅人の思い出を作る」という手触り感のある仕事は、何物にも代えがたいやりがいがあります。

• 英語や語学力を活かして仕事をしたい人
• 創業フェーズからしっかりと仕組みを作り規模拡大を経験したい人
• 裁量を持ってどんどん進んで成長していきたい人

もし一つでも当てはまるなら、ぜひ一度お話ししましょう。 履歴書に書かれたスペックよりも、あなたの「これから何をしたいか」という想いを聞かせてください。 日本の観光を、そしてBizPatoという会社を、一緒に面白くしていきましょう！

編集後記

インタビューを通じて印象的だったのは、高橋代表の「ミスマッチに対する誠実さ」でした。過去の失敗を隠さず、「うちはこういう人じゃないと合わない」と言い切る姿勢は、応募者に対する最大の優しさだと感じます。 単なる「キラキラした旅の仕事」という表面的なイメージだけでなく、その裏にあるビジネスとしての厳しさと、それを超える面白さを共有できる仲間を求めているBizPato。 「旅行が好き」という情熱を、次のキャリアのエンジンに変えたい方にとって、これ以上の環境はないかもしれません。

【現在募集中のポジション】

株式会社BizPatoでは、事業拡大に伴い以下のポジションを募集しています。

• 事業推進・運営マネージャー候補（正社員）
• • 民泊運営のオペレーション統括、スタッフマネジメント
  • 新規物件の立ち上げ、リノベーション企画
• 事業推進・運営企画ポジション（正社員）
• • 事業運営の整理・改善・設計
  • 日々の運営や事務業務を通じた事業理解
  • クライアント対応・ゲスト対応を含む全体視点での業務
• ゲストサポート・運営アシスタント（業務委託/副業OK）
• • Airbnbなどでのゲスト対応（英語・日本語）
  • 予約管理、清掃手配などの事務業務

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