こんにちは。渡邊龍一です。
今回は、Nazunaの採用や人材育成について、私の想いを交えながらお話ししたいと思います。
「おせっかい」がつなぐ、Nazunaのビジョン
私たちNazunaは、「おせっかいによって人と人との繋がりの素晴らしさを後継する」というビジョンを掲げ、京都を中心に旅館を運営しています。
旅館業界における“革命児”を目指し、2026年をひとつの節目に、サービスや組織のあり方を見直しながら進化を続けています。
そんなNazunaで働くうえで、私たちが最も大切にしているのは、「共感」と「やりきる力」です。特定のスキルや肩書きではなく、私たちのミッション・ビジョン・バリューに共鳴し、仲間として走ってくれるかどうか。ここがすべてのスタートです。
Nazunaの2つのキャリアパス
Nazunaでは、大きく2つのキャリアパスを用意しています。
- ジェネラリスト社員
目の前の課題に真摯に向き合い、自らヒントを探し求め、他者と連携しながら解決策を導き出す。
スキルがあるかどうかよりも、「努力を惜しまないこと」「やりきる力」「自分一人で抱え込まず頼る力」を大切にしています。 - おせっかい社員
「仕事や仲間に真摯に向き合える“いい人”」であること。
柔軟性を持ち、時代の変化や新しい挑戦にワクワクできること。
特別なスキルは必要ありません。人を思いやり、気づきを行動に変えることができる人こそが、Nazunaの文化をつくる主役です。
大切にしている価値観
Nazunaでは以下のような価値観を大切にしています。
- 柔軟性
観光業界は、国策や市場の変化に大きく左右されます。その波を“楽しむ”くらいの柔軟さが必要です。 - ワクワクすることを選ぶ
現状維持ではなく、未来にワクワクする選択を。挑戦には不安もつきものですが、その先にある成長こそが私たちの原動力です。 - チームワーク
旅館はチームでつくるもの。一人で完結する仕事はほとんどありません。だからこそ、共に進む仲間を大切にしています。
成長の原動力は、「抜擢」と「信頼」
Nazunaでは、役職や年次に関係なく“抜擢”を行います。
たとえば「Nazuna 京都 椿通」の支配人 林さんは、入社1年目で支配人に就任しました。彼女は現状にとらわれず、自ら考え、周囲を巻き込み、ジェネラリストとしての枠を越えて活躍してくれています。
私たちは、挑戦のチャンスを「能力の証明」ではなく「可能性への信頼」として渡しています。
成長の機会は、任されることでしか生まれません。
「おせっかいプレイヤー」たちの存在
Nazunaには「おせっかいプレイヤー」というユニークな役職があります。
代表例が宮坂さんと加茂さんです。彼女たちはお客様や仲間へのおせっかいに対して真剣に向き合い、半年に一度のMOPも受賞しています。
特に宮坂さんは、「悔しさをバネにする力」がすごい。
MOPを受賞するため、毎月2〜30件のおせっかいを投稿し、出勤するたびにお客様や仲間のために行動していました。KPI達成も地道に継続し、やがて月間MOPを連続で受賞し半期MOPを受賞することが出来ました。
「おせっかいを本気でやりきる」社員が、Nazunaの文化を体現してくれています。
最後に
Nazunaは、「お客様の満足度」「従業員の働きがい」「オーナー様の利益」、この3つの軸を高い水準でバランスさせることを目指しています。
どれか一つでも欠けたら、私たちのサービスは成り立ちません。
Nazunaに興味を持ってくださった方。
共感してくださった方。
ぜひ、私たちの仲間として、一緒に“ホテル業界の未来”を創っていきませんか?