はじめに
こんにちは!
メーロン株式会社で営業をしている田中です。今回は、SES業界の営業の視点から、
「最近どんなプログラミング言語が人気で、どんな特徴が注目されているのか」を考察します。
エンジニアの皆さんと日々やり取りをしている中で感じる、実際の需要の変化や
営業ならではの観点での「今、押さえておきたい言語」についてランキングを作成しました。
※このランキングは、案件数が多い・単金が高い・よく話題にあがる、などから分析し作成しました。
案件数TOPであるJavaは「殿堂入り」ということで今回は外しています。
1. 不動の人気 PHP
殿堂入りのJavaに続き、案件数の多く、人気が高い言語はPHPです。
PHPの構文は「初心者でもとっつきやすい」ことが特徴です。
他の言語に比べて、シンプルに記述ができるのが大きな利点であり、
情報がインターネットに豊富にあるため、わからないことも検索するだけで解決しやすいです。
また、学習コストが低く、フレームワークも豊富にあるので開発工数を短縮できます。
さまざまな難易度の開発案件があり、業界経験が短いうちから活躍しやすい言語と言えます。
2. 変わらず強い Python
PythonはPHPに続いて高い人気を誇っています。
理由はシンプルで、汎用性が高く、初心者にもやさしいという点が大きいです。
データサイエンスや機械学習の分野でPythonはすでにスタンダード。
エンジニアさんたちからも、「Pythonで自動化を進めている」なんて話をよく耳にします。
特にAI分野の伸びを考えると、今後もPythonの需要は落ちる気配がありません。
営業としても「Pythonで開発できる人材を探してます」というニーズが絶えない言語です。
案件の単価も比較的高めな印象を受けます。
3. サーバーサイドの期待の星 Go
Goは、Googleが開発した比較的新しい言語ですが、サーバーサイド開発での需要が急上昇中です。
Goの良いところは、コードがシンプルで学びやすく、それでいてパフォーマンスが優れていることです。
スピードと効率性を求めるクライアントにはGoを使った案件がピッタリなんです。
マイクロサービスやクラウドサービスの開発でもGoは重宝されています。
SES業界でも「Goでの経験があるエンジニアさんは貴重!」
という声が増えており、今後の将来性をかなり感じる言語です。
4. フロントエンドのスタンダード TypeScript
フロントエンドにおいて、TypeScriptが最近さらに強化されてきました。
JavaScriptのスーパセットであるTypeScriptは、型チェックができることでバグが減り、
コードの保守性もアップするんです。特にReactやVueなどと組み合わせて使われることが多く、
「大規模なWebアプリ開発をするならTypeScriptは外せない!」という雰囲気があります。
営業としても、ユーザーエクスペリエンスを重視するプロジェクトや、
長期的なメンテナンスが求められるクライアントには、TypeScriptを提案するケースが増えています。
期間が長いプロジェクトでしっかり実力をつけたい、といった方に向いている言語かもしれません。
5. モバイルアプリ開発の新定番 Kotlin
最後に、モバイルアプリ開発で欠かせないKotlin。特にAndroid開発でKotlinは非常に重要です。
Googleが公式サポートを発表して以来、KotlinはAndroid開発の標準言語となりつつあります。
Kotlinの魅力は、Javaと互換性があるうえに、コードがシンプルで読みやすいところ。
モバイル市場の成長を考えると、Kotlinエンジニアの需要は今後も増え続けるでしょう。
アプリ開発の分野で今後の案件の伸びが期待できる分野です。
最後に
以上、営業の視点から見た最近の人気プログラミング言語を5つご紹介しました。
技術のトレンドは変化がとても激しいですが、開発においてはこうしたトレンドの理解が欠かせません。
ただ、トレンドは大事ですが、最終的には「自分に合う言語」を探すことが最重要だと私は考えています。
将来こういった開発に携わりたい!といった目標から逆算し、自分に合う言語を選ぶのも良いですね。
メーロン株式会社ではトレンドを意識しながら、エンジニアさんが目指す未来を一緒に考えています。
今後について悩んでいることがあればぜひ私たちに相談してくださいね。