はじめまして!メーロン株式会社でSES営業をやっている田中と申します!
今回は営業の目線から、SES業界について書いてみました。
営業からみたSES
SES業界ではよく、エンジニアと営業は二人三脚であるべきだと聞きます。
ですが私は、エンジニアが主役なのだから、営業は裏方に徹するべきだと考えます。
メーロンが大事にしているのは、常にエンジニアのための企業であること。
営業は、そのエンジニアが活躍するために必要な裏方だと考えています。
メーロンを立ち上げた当時、SESはブラックな企業がとても多い業界でした。
弊社代表の坂本も、メーロン立ち上げ前に在籍していた企業において
勤務時間が長い、給料が安い、仕事内容が選べないといった環境を経験しました。
ブラック思考なのは企業だけでなく、所属する営業マンも同じで、
とりあえず入れる案件にエンジニアをブチ込む!といった営業スタイルが非常に多く、
本当にやりがいや理念を持って営業しているのか?と疑問に感じていました。
今は良い企業が増え、SES業界自体が変わってきていると感じています。
とはいえ、今もまだイメージが悪い業界であることは否めません。
なぜSES業界はイメージが悪いのか
業界のイメージが悪い原因の一つに、エンジニアと営業の不仲があります。
SNSで検索すると、匿名で営業への愚痴がたくさん出てきます。
見てしまうと、SESはやめておこうかな・・・と考えてしまうかもしれません。
不仲の大きな理由は、営業がエンジニアのことを疎かにしているからでしょう。
SES業界でよく聞くエンジニアの不満の多くは、営業が原因である
・案件が選べなくてスキルアップできない
・給料があがらない
・プロジェクトの問題を伝えても改善されない
上記のような不満はなぜ起こるのでしょうか。
それは、所属している企業や営業が、プロジェクト優先になっているからです。
SESでは参画前に必ず面談を行い、プロジェクトとエンジニアがマッチングします。
その際、プロジェクト側にエンジニアを選ぶ権利があるように、
エンジニア側にもプロジェクトを選ぶ権利があります。
どちらにも同じ権利があるのですが、営業は成績をあげたい、
クライアントとの関係を良くしたいという思いが強く、どうしてもクライアント寄りになりがちです。
・面談後オファーを断りたかったのに、営業に無理やり押し込められた
・チーム体制を作るために、スキルの合わない案件にアサインされる
・営業が成績をあげたいので、やりたくないレガシー案件にアサインされる
・クライアント優先になっていて、不満を言っても改善されない
営業がプロジェクト側の意向を優先することで、上記のようにエンジニアの権利が弱くなってしまうケースが多々あります。
良い営業と巡り合うために
SES業界において本来エンジニアは、スキルアップしていくために営業を利用すべきです。
SESは、同じプロジェクトを長く続ける自社開発と違って、
転職しなくてもプロジェクトを変えるたびにスキルアップできる環境があります。
ただし、プロジェクトを変えてどんどんスキルアップをしたいエンジニアと違い、
営業は継続しているプロジェクトを手放したくないという思いがあります。
プロジェクト側も、新しく人を入れるより経験が長い人に残ってほしいのです。
しっかりプロジェクト側と折り合いをつけられる営業でなければ、
エンジニアは思い通りにステップアップできない状況になってしまいます。
採用担当はいい人だけど、営業は微妙なんてことは良くあります。
企業に入ってから営業と話すのではなく、入社前に営業と話をさせてもらいましょう。
その際、自分の3年後、5年後の目標を語ってください。
目標への道筋を一緒に考えてくれる、そして、実現できるか正直な話をしてくれるのか、
それともはぐらかすのかである程度判断できると思います。
メーロンはエンジニアが主役の企業。
メーロンの営業は、エンジニアが輝く未来を創ることができる重要な裏方です。
どんな場合でも、常にエンジニア側にたって提案することを心がけています。
もし、今の環境に不満を感じていたり、今後のステップアップに不安があれば、
まずは一緒に考えるところから始めましょう!ぜひ一度お気軽にご相談ください。