こんにちは!iGrusの佐久間です。
今回は、“面談の時によくいただく質問について” シリーズ第13弾です。
今までのストーリーにも登場した「専門案件」、つまり未経験から入社された方がエンジニア・Webデザイナーに切り替わった後の業務について掘り下げていきます。
よかったら最後まで読んでみてください!
目次
専門案件に切り替えて変わること
「専門案件に切り替わったら、実際に何が変わるのでしょうか?」
「開発案件に入れば、すぐに働き方も変わりますか?」
「Webデザイナーとして案件に入った後は、どんなキャリアがありますか?」
未経験からIT業界へ挑戦する方にとって、エンジニア・Webデザインの業務、つまり専門案件への移行は、一つの大きな目標だと思います。
これまでの記事では
「なぜ最初から専門案件に入るわけではないのか?」
「ロースキル案件の期間をどう過ごすのか?」
「専門案件へ早く切り替わる人にはどんな共通点があるのか?」
についてお伝えしてきました。
では、その先。
実際に開発案件やデザイン案件へ移行すると、何が変わるのでしょうか。
今回は、専門案件へ進んだ先に広がるキャリアについてお話しします。
一番大きく変わるのは、「専門職としての実務経験」が始まること
まず大きいのは、エンジニア・Webデザイナーとしての実務経験が、本格的に積み上がり始めることです。
エンジニアであれば、設計、開発、テスト、保守・運用、システム改善・改修、あるいはバージョン移行など、案件や経験に応じて専門的な業務へ関わっていきます。
Webデザイナーであれば、Webサイト制作、バナー制作、UI・UX、サイト改善、クライアントとの打ち合わせなど、実際の仕事を通じて経験を積んでいきます。
勉強として知識を身につけることと、実際の仕事として価値を提供することは、やはり経験としての価値が違います。(もちろん勉強も大切ですが)
専門案件へ進むことで、「学ぶ」だけの段階から、「学んだことを仕事で使う」段階へ進むことになります。
実務経験が、次の選択肢をつくります
IT業界では、実務経験が非常に重要です。
例えば「Javaを勉強しています」という状態と、「Javaを使った開発案件で1年間働きました」という状態では、次に選べる仕事の幅が変わります。
Webデザイナーでも同じです。
学習で制作したポートフォリオに加えて、実際の案件で制作や改善を経験することで、できる仕事が増えていきます。
iGrusのロードマップでも、専門案件へ移行した後は、経験を積むほど案件選択の幅が広がっていくキャリアを描いています。
つまり、専門案件への移行はゴールではなく、「選べるキャリア」をつくるためのスタートなのです。
「仕事を選べる幅」が少しずつ広がる
未経験の段階では、どうしても選択肢は限られます。
「この技術を使いたい」
「この業界の案件がいい」
「こういう働き方がしたい」
と思っても、経験がなければすべての希望が叶うとは限りません。
これは、以前の記事でもお伝えしてきました。
しかし、専門案件で経験を積んでいくと状況は変わってきます。
できることが増える。任せてもらえることが増える。経験を説明できるようになる。
すると、会社から仕事を提示されるだけの状態から、自分の希望をキャリアに反映できる状態へ少しずつ近づいていきます。
働き方の "選択肢" も広がる
前回の記事で鈴木が紹介した内容にもありましたね。
IT業界を目指す理由の一つとして、「将来的にはリモートワークをしたい」「場所に縛られず働きたい」という方も少なくありません。
実際、専門スキルと実務経験が身についてくると、リモートワークを含めた働き方の選択肢も広がっていきます。
ただし、専門案件に入った瞬間から、必ずリモートになるわけではありません。
ここが大切なポイントです。
案件ごとに働き方は異なりますし、求められる経験やスキルも違います。
だからこそ「リモートワークをすること」だけを目的にするのではなく、リモートでも仕事を任せてもらえるだけのスキルと信頼を身につけることが先にあります。
給与や役割も、経験とともに変わっていく
専門職として経験を積んでいけば、単純に仕事内容だけではなく、給与や役割・ポジション、任される仕事の難易度にも変化が生まれていきます。
最初は指示を受けながら仕事を進めていた人が、やがて自分で判断できるようになり、後輩へ教え、チームをまとめるようになり、お客様との打ち合わせへ参加するようになり、コミュニケーションを含めたより難しい技術領域に挑戦する。
こうして「できる仕事」が増えるほど、「任される仕事」も増えていきます。
入社後OJTで説明する際に使用するロードマップでも、3年目以降には給与レンジ、働き方、技術領域、役割・ポジションなどの選択肢が広がることを示しています。
専門案件に入ったら勉強は終わり?
ここはよく誤解される部分です。
答えは、終わりません。
むしろ専門案件へ入ってからの方が、学ぶことは増えていきます。
実際の仕事では、初めて使う技術やその現場に合わせたツール、お客様からの難しい要望など、さまざまな「分からないこと」が出てきます。
だからこそ、これまで身につけてきた検索力や質問力、そして学び続ける習慣が、ここから本当に活きてきます。
専門案件に入るまでの学習は、試験に合格するための勉強ではありません。
その後、自分自身で成長し続けられる人になるための準備でもあるのです。
専門案件へ入ってからも「信頼」がキャリアを広げる
技術力が高ければ、それだけで次の仕事が増える…必ずしもそうではありません。
例えば、当たり前に期限を守ることや、報告を欠かさないこと、分からないことを相談したり、相手の意図を理解するよう努めたり、指摘を受けた際に改善したりと、基本的な行動が、専門案件へ移行した後も変わらず大切になります。
むしろ専門性が高くなるほど「この人なら仕事を任せられる」という信頼が、次のチャンスにつながっていきます。
iGrusでは、この「信頼」に繋がる能力を醸成するために、専門案件への移行判断でも技術力だけではなく、コミュニケーションや業務姿勢を大切にしています。
最初の数年は、キャリアの土台をつくる時間
未経験から転職すると「いつ理想の働き方ができますか?」「いつ給料が上がりますか?」「いつ好きな案件を選べるようになりますか?」と気になることもあると思います。
リモートワークやフレックスワークをしやすいエンジニアやWebデザイナーを目指して入社してきたなら、その気持ちは当然です。
ですが、私たちは最初の数年を、未来の選択肢を増やすための土台づくりの期間だと考えています。
技術を身につけ、実務経験を積み、信頼をつくること。
その過程で、自分の得意なことや不得意なことを知り、やりたいことを見つける。
この積み重ねによって、少しずつ選択肢が広がっていきます。
最初からすべてを選べなくてもいいんです。
大切なのは、選べる自分になることです。
キャリアを「会社に決めてもらうもの」から「自分で選ぶもの」へ
私たちが目指してほしい状態があります。
それは、自分でやることを選択する状態です。
「次は何の仕事をすればいいですか?」と会社に聞き続ける状態ではなく、
経験を積んだ先で「次はこの技術を伸ばしたい」「将来はマネジメントにも挑戦したい」「もっと開発を極めたい」「UI・UX領域へ進みたい」「将来的にはリモート中心の働き方をしたい」と、自分自身でキャリアを考えられるようになること。
会社は、その選択肢を増やすための環境をつくり、
本人は、自分の人生としてキャリアを選ぶ。
私たちは、そんな関係をつくりたいと考えています。
まとめ
専門案件へ入ることで変わるのは、仕事内容だけではありません。
実務経験・スキル・役割・仕事の選択肢・働き方の選択肢がそれぞれ全て積み上がり、自分自身でキャリアを選べる可能性が大きくなっていきます。
専門案件へ入ることは大切な一歩です。
でも、それがゴールではありません。
専門案件へ進むことだけを目標にするのではなく「その先で、どんな働き方をしたいか」も少しずつ考えてみてください。
どんな技術を身につけ、どんな働き方で、どんな仕事がしたいのか。
今すぐ答えが出なくても大丈夫です。
大切なのは、自分のキャリアについて、自分自身で考え続けることです。
その先にある「自分でキャリアを選び、自分でキャリアを創り上げていく」状態。
私たちiGrusは、エンジニア・Webデザイナーの皆さんと共に、その状態を目指していきたいと考えています。
最後に
iGrusは「未経験からエンジニア・Webデザイナーになれる会社」で終わりたいとは考えていません。
その先で経験を積み、自分自身のキャリアの選択肢を広げてほしいと思っています。
未経験からのスタートでは、最初からすべてを選ぶことは難しいかもしれませんが、毎日の小さな積み重ねが、未来の選択肢につながっていきます。
「今は選べない」から、「自分で選べる」へ。
その変化を、一緒につくっていきたいと考えています。
これからエンジニアやWebデザイナーを目指される方で、キャリアについて迷っている方は、ぜひ一度iGrusへ気軽に遊びに来て、悩みを聞かせてくださいね。