こんにちは!iGrusの佐久間です。
今回は【CHRO COLUMN】シリーズ第2弾です。
このシリーズでは、iGrusのCHRO佐久間が、仕事や企業、キャリアや自己成長等についての情報をコラムとして共有します。
持てる限りの知識を余すことなくお伝えできればと思うので、是非読んでみてください。
目次
教えてもらう人、学びにいく人
会社に入ったら、仕事を教えてもらえる。
研修を受ければ、できるようになる。
先輩についていけば、成長できる。
もちろん、会社には社員が成長するための環境を整える責任があります。
例えば、研修を用意し、相談できる人をつくり、学べる機会や挑戦できる仕事をつくる…等。
しかし、採用や組織づくりに関わる中で感じるのは、同じ環境にいても、成長のスピードには大きな差が生まれるということです。
では、その違いはどこから生まれるのでしょうか。
私は、「教えてもらおうとする人」と「自分から学びにいく人」の違いが、とても大きいと考えています。
教えてもらえるまで待つだけでは、成長は止まってしまう
未経験で新しい仕事を始めれば、分からないことがあるのは当然です。
最初は先輩や上司から教えてもらうこともたくさんあります。
それ自体は悪いことではありません。
問題は、「誰かが教えてくれるまで待つ」ことが習慣になってしまうことです。
分からないから待つ。
新しい仕事が来ないから待つ。
新しいことを教えてもらえないから待つ。
そして、教えられるまでは、今のままでいい。
この状態が続けば、会社がどれだけ良い環境を用意しても、成長のスピードは上がりません。
一方で成長が早い人は、
分からなければ調べ、調べても分からなければ質問する。
時間があれば次の課題へ進み、新しいことに挑戦できそうなら手を挙げる。
自分から "学ぶ場所" を作りにいきます。
学ぶ人は、「機会」を待たない
例えば、勉強会があったとします。
会社から参加を推奨されたから参加するという人もいます。
一方で「今の自分に必要そうだから行ってみよう」と参加する人もいます。
同じ1時間でも、得られるものは大きく違います。
質問したり、先輩と話して自分の成果物を見てもらうなど、コミュニケーションを積極的に取る。
知らなかったことを一つ覚えて、翌日から試してみる。
どちらも自主的・主体的に参加する人の方がよく起こすアクションです。
大切なのは、機会そのものではなく、その機会を自分の成長に変えられるかどうかなのだと思います。
評価するメンターやその他の役職者も、カリキュラムや勉強会への取り組み、提出物、コミュニケーション、検索・調査・質問力など、日常のさまざまな行動を成長を見るポイントとしています。
成長が早い人は、特別に頭がいい人とは限らない
採用をしていると「未経験ですが、センスがないと難しいでしょうか?」と聞かれることがあります。
もちろん、得意不得意はありますが、少なくとも私は、成長の速さが才能だけで決まるとは考えていません。
むしろ、分からないことをそのままにせず、フィードバックを受けたら直し、うまくいかなければ別の方法を試す人。そして、一度失敗しても、また挑戦するなど、小さな行動を繰り返せる人の方が、長い目で見ると大きく成長していきます。
最初から100点を取れる人より、60点でも早く出して、改善を繰り返して70点、80点、90点へ上げていく人の方が、仕事では強いことがあります。
分からないからといって、行動を止めるべきではない
新しいことを学んでいると「何が分からないのかも分からない」という瞬間があります。
これは誰にでもあります。
その時、「分からないから無理」で終わるのか。
それとも、「まず調べてみよう」「一度試してみよう」「先輩に聞いてみよう」と次の行動へ移れるのか。
ここに大きな差があります。
iGrusでは「完璧を待つより、早く動き、早く聞き、早く出し、早く直す」という考え方を大切にしています。
私は、この考え方はIT業界だけのものではないと思っています。
仕事で成長する人には、共通して"止まっている時間が短い"という特徴があります。
質問する人は、教えてもらっているだけではない
質問すると「自分で考えていないと思われるのではないか」と心配する方もいます。
結論から言えば、「良い質問」であれば、そんなことは思われません。
自分で調べたこと、試したこと、考えたこと、それでも分からなかったことを伝え、だから聞いているんだな、ということが分かれば十分です。
これは、教えてもらうためだけの行動ではなく、自分で答えに近づくための行動です。
そして、質問を繰り返していく中で、何を調べればいいのかや、どこまで自分で考えるべきなのか、どう説明すれば相手に伝わるのかが分かり、だんだんと身についていきます。
つまり、質問すること自体が、学習なのです。
"会社が成長させてくれる"という考え方から卒業する
私は、会社には成長できる環境をつくる責任があると考えています。
しかし、会社がその人の代わりに成長することはできません。
研修を受けても、復習しなければ忘れます。
勉強会があっても、参加しなければ何も起きませんし、そこに自らの意志が無ければ参加しても効果は薄いでしょう。
せっかく頼れる人が近くにいても、質問して、解答を受け取ったうえで理解しなければ知識は身に付きません。
挑戦できる機会があっても、手を挙げて、自らその機会を手に入れなければ経験を得ることは出来ません。
「会社は何をしてくれますか?」という視点だけではなく、
「この環境を使って、自分は何をするのか?」という視点を持ってほしいと思っています。
自分から学びにいける人は、環境が変わっても強い
これが一番大切なことかもしれません。
会社にいる間だけ成長できる人ではなく、どんな環境に行っても、自分で学び続けられる人になってほしい。
技術は変わります。仕事も変わります。
人も、会社も変わるかもしれません。
今使っている知識が、数年後には古くなっていることもあります。
それでも、分からないことを調べ、人に聞いて試し、改善し、また学ぶというサイクルを作り、続けていく力は、環境が変わっても使い続けることができます。
だからこそ私たちは、単に一つの技術を覚えること以上に「学び方を身につけること」を大切にしています。
成長とは、「できること」が増えるだけではない
成長というと、プログラミングができるようになった!デザインができるようになった!
資格を取った!という分かりやすい変化をイメージします。
もちろん、それも成長です。しかしそれらとは別に、
- 以前なら人に聞くまで何もできなかったことを、自分で調べられるようになった
- 分からないことを整理して質問できるようになった
- フィードバックを素直に受け止められるようになった
- 失敗しても、次の方法を考えられるようになった。
こうした変化も、とても大きな成長だと思います。
そして、その力がある人ほど、その後のキャリアの選択肢も増えていきます。
まとめ
良い環境は、人の成長を後押ししてくれますが、環境があるだけでは、人は成長しません。
会社が用意できるのは、成長するための環境と機会まで。
その環境を使うかどうかは、自分自身です。
教えてもらうことを待つのではなく、「学びにいく人」であってほしい。
自ら進んで学んだ一歩一歩が、数年後の自分の選択肢をつくっていくと私は考えています。
機会を見つけることや、なんでも自分で使ってみること。
失敗し、質問し、改善し、そしてまた挑戦すること。
その繰り返しによって、初めて環境が自分自身の成長につながります。
「誰かに教えてもらえるまで待つ人」ではなく、「自分から学びにいける人」になる。
それは、エンジニアやWebデザイナーになるためだけではありません。
自ら学びに行き、それを続けていく力は、これから長いキャリアを歩いていく中で、自分自身の可能性を広げ続けるための力になると思います。
最後に
iGrusでは、自己成長するために努力する方や、挑戦したい人を後押し出来るようなサポート環境を作っています。
自分の思い描く「理想の自分」へ近づくために毎日コツコツ頑張る人を、これからもずっと応援し続けていきます。
iGrusという環境で成長したい!働きたい!と少しでも思っていただいた際には、是非一度お話しに来てください。