Q: まずは、起業に至るまでの経緯を教えてください。
A: 高校を卒業後、バンドマンとして音楽活動に熱中していました。21歳で上京し、友人とルームシェアをしながら夢を追い続けましたが、30歳でバンドが解散し、就職を決意しました。そのとき初めて履歴書を書いたのですが、アルバイト経験しかなく、書類審査に通らず就職活動に苦戦しました。
労働市場での自分の価値を見出せず、「もう起業するしかない」と思い起業を決意しました。元々バンドマン時代にSNSでの音楽投稿やバンドのホームページ・フライヤー制作などを自分で行っていたので、出来ることから始めようとクリエイティブな事業を立ち上げることにしました。
Q: 創業当初はどのような事業を展開していましたか?
A: 2009年に創業し、最初の事業は企業向けのマニュアル制作でした。以前、銀行で派遣社員として働いていた経験があり、そこでマニュアル作成を担当していたので、そのスキルを活かしました。最初の仕事から大手損保会社のマニュアル統合作成でしたね。保険の知識はなかったのですが、朝から晩まで既存のマニュアルを熟読し、自分なりにまとめたものを提案したところ、高評価をいただき、受注することができました。
Q: 事業の成長について教えてください。
A: 初年度から貴重なご縁に恵まれ、順調な売上を達成しました。その後、保険関連のツール制作やコンサルティングを主軸に事業を展開し、順調に事業に邁進しました。しかし、2011年の東日本大震災を機に、働き方と、これからの事業に対する考え方を改めることとなりました。
クリエイティブに、もっと特化できるように映像制作の事業も開始し、クリエイティブチームを組織。正社員雇用を積極的に行い、2017年には社名を「イーストブロー」に変更しました。
Q: イーストブローの社名の由来について教えてください。
A: 私たちの仕事は、直接経済やサービスに影響を与えるものではなく、それを支える「影の仕事」です。クライアントが仕事によりコミットできるよう、私たちが「風を吹かす」役割を担っているという意味を込めました。
また、「ブロー」はボクシング用語で「パンチ」を指します。風であり、拳でもあるという二重の意味を持たせています。強い突風というよりも、スパイラルアップしながら顧客を高めていくイメージですね。ロゴもそのコンセプトを表現しています。
「イースト」については、「大阪の会社なのになぜ?」とよく聞かれるのですが、グローバルに見たとき、日本は極東に位置しています。そこから「極東の日本から風を吹かせる」という思いを込めました。将来的には、私たちの支援事業が世界に広がることを目指しています。
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Q: 会社にとっての転機となった出来事はありますか?
A: 10年目を迎えた頃、新型コロナウイルスの影響で会社の環境が大きく変わりました。働き方の改善、関係企業とのコミュニケーション、理念の大切さを改めて感じ、一社(自社)に伴走支援事業としてのMVVと、映像クリエイティブ事業のMVVが混在している状況をなんとか一本化しないといけないと感じました。
そして2021年5月に映像制作事業部が独立し、自社の力を強化するため、中小企業向けの事業を模索しました。イーストブローは「OX(企業向け業務改善コンサルティング)」を軸に再出発することになりました。
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Q: 今後の展望についてお聞かせください。
A: 関西No.1の業務改善コンサルティング会社を目指し、採用にも事業展開にも積極的に活動していきます。特に採用には力を入れていきます。採用基準/評価制度/教育制度を新たに設置し、入社後のギャップと価値観の相違が無いように徹底していきます。
弊社の働き方の特徴としては「超伴走、超泥臭く、超現場」と、「顧客第一」にガッツリと現場に出る環境があります。企業貢献を最も感じやすい現場での伴走支援がメインのため、クライアント様から「有難う」を感じやすい働きがいがあります。
また、私自身、ポジティブで仕事が大好きな人間です。元々バンド活動をしていたので、「表現すること」が好きで、今もやりたいことを仕事にしている感覚があります。その熱量を持った人と一緒に仕事ができると嬉しいですね。
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