こんにちは!
CREVAS GROUPの人事・広報を盛り上げてIPOへの挑戦をサポートするAiメンバーの佐藤美奈子です。
今回は優秀なリーダーになるために必要なスキル「具体と抽象の往復」について学べる本【具体⇆抽象トレーニング】についてご紹介するため、CREVASGROUPのメンバーにインタビューしてきました!!
■このブログで得られること
💡具体と抽象を往復することで発想力を豊かにする
💡人との会話で起こるコミュニケーションギャップを解消する
■こんな人に読んでほしい!
・アイデアを考えたり発想を膨らませることが苦手…
・顧客や上司、部下等との関係作りが苦手…
目次
- 結論どんな本なの?
- 具体とは?抽象とは?
- 具体と抽象の往復が上手な人の特徴はこれ!
- 上司や部下との関係にも必須?!
- まとめ
結論どんな本なの?
Q . あまり聞き馴染みのない本ですが、つまりどんな本なんですか?
🌟結論、今回紹介する本は具体と抽象を繰り返すことで課題解決力が身につく本になっています。
皆さんの身の回りにもすごく要領の良い人や、少し話を聞いただけで内容をある程度理解できてしまう頭の良い人がいませんか?
実は、そういう人はこの具体と抽象の往復が上手にできているだけなのです。
人の思考は具体と抽象に分けられており、
抽象の世界を見られる人は具体の世界も見ることができるが、
具体の世界しか見られない人は抽象の世界は見られない
とされています。
皆さんもご自身がどちらに当てはまるか考えながら見てみてください!
具体とは?抽象とは?
Q . 具体と抽象って例えばどんなものですか?
🌟具体と抽象と言われてもピンと来ないですよね。
よくわからないという方のためにすごく簡単に説明します。
具体とは、「個別」とか「五感で感じられるもの」になり、まとめられたものを細分化したものです。細かく物事を見ることができる反面、その実態に対してのみ思考が働くので広い視野で考えることが難しいですね。
例えば、ニンジンには味があって、手に取れば形や重さを感じますよね。
これは五感で感じられますし、野菜→ニンジンと細分化されているので具体になります。
抽象とは、「集合」とか「五感で感じられないもの」になります。
つまり、実態がないものですね。
物事に対して広く考えることができるので、「本質」を捉えることができます。簡単に言うと、一を聞いて十を理解するということです。
例えば、ニンジン→野菜みたいに細分化されているものをまとめたものが抽象になります。
具体と抽象の往復が上手な人の特徴はこれ!
Q . 具体と抽象の往復が上手な人って例えばどんな人ですか?
🌟結論から言うと、1つの物事に対して1歩引いた目線で見つつも踏み込んだ目線で見ることもできる人っていう回答になりますね。
では実際に皆さんにわかりやすいような例で説明しますね。
例えば、学生時代に数学のテストを受けているところを思い出してみてください。
冒頭でもお話しした通り、抽象の世界を見られる人は具体の世界も見ることができるが、具体の世界しか見られない人は抽象の世界は見られないとされていますので、テスト中にもはっきりと差が出ます。
・具体の世界の人
具体の人は解いたことのない応用問題が出たとき、問題に対して抽象的に考えることができず、応用が利かないので深く考えすぎてしまって余計に混乱していっちゃうんですよね。
似た問題は解いたことがあっても全くの別物に見えてしまうわけです。
私は結構このタイプです(笑)
・抽象と具体を往復できる人
具体の世界の人と違い抽象的に考えることができるためその問題の本質を見抜き、似た問題に当てはめたり、この構造と似てるかも?という思考から実際に具体的にその問題に当てはめていくといった抽象⇆具体を往復して問題を解くことができます。
授業中に先生から「ここテストに出るぞ~」と言われた時も考えた方に違いが出ますね。
その問題が出るんだ!とその問題だけに目が行くか、似たような問題が出るんだなと出やすそうな応用問題を勉強するか、みたいな。
上司や部下との関係にも必須?!
Q . 人との人間関係においても必要なんでしょうか?
会社という組織でも必須な能力だと思いますよ。
特に上司と部下といった上下の関係でもそうですし、業務で様々な人と協力する場面がある場合などにも役立ちます。
リレーに置き換えた図
例えば上司から部下に指示を出すとします。
そのシチュエーションをリレーに置き換えたとき、うまくいくものとうまくいかないもので分けるとしたらどれになるでしょうか。
1.上司からの指示が具体的で、部下も具体的な指示を期待している
2.上司からの指示が抽象的で、部下も抽象的な指示を期待している
3.上司からの指示が抽象的で、部下は具体的な指示を期待している
4.上司からの指示が具体的で、部下は抽象的な指示を期待している
一目瞭然かもしれませんが、1と2はうまくいって3と4はうまくいかなそうですよね。
抽象過ぎても具体過ぎても部下のモチベーションを奪い、信頼も失いかねないので注意が必要です。
ですが、部下を成長させるために部下が期待していることより少しだけズラして能力を引き上げるような指示の仕方も時には必要出すので、そこも上司の腕次第という感じですね。
営業で例えると、アポが入らないという悩みを持った部下がいたとして、具体の人はアポをどうやったら取れるかにのみ意識が行ってしまい、もしかしたらアポ取れないことよりもアポ取るための次の一手がないことに1番悩んでいるかもという抽象的な思考になれません。それだと課題解決まで時間がかかりそうですよね。
そういった意味でもリーダーやマネージャーになるためには必須能力だと言えます。
ですが、部下を持っていない平社員もその能力を持っていたらすごく強い組織になりそうですよね!
まとめ
今回は【具体⇆抽象トレーニング】という本についてお話を伺いました!
皆さんはどちら側だったでしょうか??
この往復はトレーニングや日々の意識でできるようになりますので、今後の自分に必要だと感じた方や今の自分に必要だと感じた方はぜひ1回1回の会話や物事で意識して、どんどん思考力や発想力を強化していきましょう!
インタビューに答えてくれたメンバーは、取締役である澤田さんとの定例1on1で今後キャリアを積み重ねていくにあたって必要な能力として教えてもらってから、毎日意識してトレーニングを始めたみたいです!
この他にも普段から様々な必須能力や人生を勝つための情報を教えてくれていて、皆さんメキメキと力をつけてきています💪
そんな澤田さんにインタビューした記事も公開していますので、ぜひ見てみてください!!