こんにちは、NutmegでEnterprise Customer Success をしている、Chihiroです!
Nutmegは観光事業者向けに、観光DXプラットフォーム 「Nutmeg(ナツメグ)」 を提供しています。
わたしたちが提供するプロダクトは一言で表すと「業務効率化」と「売上向上」を両立するオールインワンSaaSで、観光施設の予約・販売・管理を一元化し、加えて マーケティング機能 も強化されている点が特徴です。
また、Nutmegの開発は「現場主義」です。CSとエンジニアが一緒に観光事業者の業務を理解し、現場目線で考え抜かれたプロダクト開発を推進できる環境 があります。
2025年2月末にプレシリーズBの資金調達を実施し、今年はさらに仲間を増やしていくフェーズに入りました。事業が加速する中で、NutmegのCSは単なるCSにとどまらず、オペレーション設計、数値分析、マーケティング、プロダクト開発まで幅広く関わるポジションです。
今、NutmegのCSでどんな経験ができるのか。
これからのCSに求められるスキルとは?
実際に働くメンバーの視点から、そのリアルをお伝えします!
入社エントリも出したので、是非ご覧ください。
私はEnterprise CS として、Bizdevにて各観光事業者とのプロジェクトを進めています。
サポート業務に留まることなく、Nutmegの各機能を活用したオペレーション設計や新機能テスト、数値分析など幅広い分野での活躍を求められるポジションです。
▼Enterprise CS の業務例
- オンボーディング(導入支援)
- オペレーション設計・提案
- 新機能のユースケース整理・テスト
- 顧客データ分析
- KPI設定と改善提案(売上向上・業務効率化)
- プロダクトチームとの連携(改善提案・機能テスト)
プロジェクトを進める中では、通常業務外であっても得意なことがあれば自ら手を挙げ、苦手なことは思い切ってチームメンバーに任せる場面も多く見受けられます。
例えば、PoC中の全体戦略や意思決定等の営業的な側面はSalesメンバーにお願いし、受注目前の観光事業者との関係構築や細かい懸念・疑問の解消をCSが担当することもあります。
これは細かい報連相ができているからこそで、今後も大切にしていきたい文化です。
![]()
BizDevのMoeさんと
「コンサル型CS」— データと業務改善を掛け合わせる
Enterprise CSは、顧客の 業務フローの最適化 や 売上向上施策 を提案し、データをもとに効果検証 を行います。
例えば、
- 従来FAXで行っていた代理店申込を WEB化 し、業務工数を削減
- チケット販売の自動化 により、スタッフの負担を軽減
など、どのようなオペレーションをとる際もスタート後は数値分析をして改善提案へ進みます。最近は データドリブンな業務改善提案 を行う機会が更に増えてきたので、数値分析を得意とする方は楽しんで提案を行える環境だと感じています。
また、わたしたちのお客様である観光業者が命題とするのは「業務改善」だけではなく、「タビナカでの消費単価を上げる」ことです。その実現に向けて、CSは来園者の行動パターンや各施設の特性を分析し、サイトハッカーやマーケティングオートメーション機能を使って観光事業者と来場者のタッチポイントをより良いタイミングで創出します。
下記は、観光事業者へ提案している企画の一部です。
- Google Search Consoleのようにサイト上でポップアップを表示し、アップセル商品を販売
- スマートマップ上でマーケティングオートメーションを活用し、園内消費単価を向上
Nutmegでは、この「より良いタイミング」を探すのも、設定と効果検証を行うのも全て自身のため、日々数値分析やマーケティング知識を駆使しながら自ら動ける環境です。 もちろん社内にはマーケティングに精通する人材も在籍しているため、職種やポジションを問わずいつでも壁打ちすることが可能です。
![]()
乗客として実際に現場を体験することも大切にしています。花火クルーズにて📸
「PdM型CS」— プロダクトの方向性を決める
Nutmegでは、Enterprise CSがプロダクト開発の起点となることが多く、観光事業者の業態によって異なるユースケースを整理し、実際にサービスを利用する現場スタッフの声を元にPdMやエンジニアと議論しながら機能改修を進めています。
▼プロダクト開発・改修におけるEnterprise CSの役割
- 観光事業者の課題整理
- 既存機能の改修提案
- 週次ミーティングでの新規開発起案
- テスト・本番環境での挙動確認
- 観光事業者へのデモ公開
- 新規機能に対する追加改修の提案 etc…
上記の役割をご覧いただくと分かるように、わたしたちは観光事業者が機能を活用し始めた後も長く携わり続け、常に機能の磨き込みを行います。観光事業者の声を素早く反映するため、2023年秋に開発した「座席管理機能」については、導入事業者の皆さまから高評価を得ました。
![]()
座席番号付きのEチケット
また、Nutmegでは エンジニアやPdMが顧客訪問に同行する文化 があります。現場のリアルな課題を知り、開発の精度を高めるためです。同行後、エンジニアから「勉強になった!ありがとう」「また行きたい!」という声が上がるのも、Nutmegならではの特徴です。SaaSの業界において、開発部門からよく聞く「現場を知りたい」がNutmegでは実現できます。エンジニアやPdMの方々にとっても、非常に刺激的で楽しい環境が準備されています。
![]()
VPoEのGoroさん。出張中の一枚📸
CSからのキャリアパス
社内でのケースとして多いわけではありませんが、CSから他職種へキャリアチェンジした事例も複数あります。
- CS ⇒ インサイドセールス
- CS ⇒ 新規事業セールス
- CS ⇒ SMB向けセールス
また、プロダクト開発に興味を持ち、プロダクトマネージャー(PdM)に挑戦したいといったケースも歓迎しています。実際に業務を進めるなかで興味の幅が広がり、キャリアの方向性が変わることも十分にあり得るため、今後のキャリアパスとしてやりたいことが見つかった際は、いつでも相談できる環境があります。CSとしてのキャリアを主軸に、そこから色んな可能性が裾野として広がっているのも、Nutmeg CSの魅力だと思います。
最後に
Nutmegの Enterprise CSは、「オンボーディング」+「データ分析」+「プロダクト開発・改修」+「マーケティング」 まで担う、非常に裁量の大きなポジション です。
こんな方におすすめです👐
- データ分析や業務改善提案が好きな方
- CS業務を通じてマーケティングやプロダクト開発に関わりたい方
- エンジニアと連携しながら、本当に役立つプロダクトを作りたい方
もし少しでも興味を持っていただけたら、お気軽にお話ししましょう!
ご応募お待ちしております!
NutmegLabs Japan株式会社's job postings