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BMIと内臓脂肪について

Photo by Karabo Mdluli on Unsplash

BMIとは、体重÷(身長 × 身長)で計算されます。
BMIの値が「22」で標準体重とされ、「25」以上になると肥満とされています。
欧米では主に「30」以上が肥満とされているので、欧米では肥満とされない人も、日本では肥満に分類されてしまいます。欧米にくらべると日本は肥満の判定が少し厳しいと言えるでしょう。

ところが、肥満判定の人が生活習慣病にかかる割合は日本と欧米であまり違いは無いそうです。
脂肪や体重が重い=病気にかかりやすい、という単純な理由ではないという訳ですね。

CTスキャンで分析した結果…

脂肪がたくさんあっても代謝の異常や循環器異常が起きず健康な人(お相撲さんなど)がたくさんいることから、生活習慣病の発症の原因は、脂肪の総量ではなく、他に原因があるという推察が生まれました。1980年代にCTスキャンで分析した結果、生活習慣病の発症の原因は、内臓脂肪の蓄積にあるということがわかったそうです。

肥満研究の先進国である欧米ではなく、日本主導で発見されたこの新事実が今日の肥満研究を大幅に進歩させたといいます。

健康のためには内臓脂肪を減らそう!

内臓脂肪とは腸を支える腸間膜という臓器についた脂肪の事を指すそうです。
腸間膜は複数の内臓と連続した構造を持つ臓器であり、血管・リンパ・神経と消化管をつなぐ大事な場所です。腹部の多くの疾患に関わる可能性が非常に高いと言われています。

内蔵脂肪を減らすためには、以下のふたつが効果的です。

・食事の節制
・日常的な運動

一般的なダイエットと同じですね!
内臓脂肪は皮下脂肪よりも代謝活性が高いと言われており、運動を積極的に行えば効果的に減らすことができます。筋肉を鍛えて基礎代謝を上げていくのも効果的です。

仕事や家事が忙しくて日常的な運動ができない?

仕事や家事が忙しくて、運動する体力や気力がでない…という方も多いのではないでしょうか。しかし、日常的な運動の目安は意外にもハードルが低いものとなっています。

「週2回、1回30分」

土日に30分ずつ運動すればこなせる計算です。
youtubeを見ながら運動したり、switchのフィットネスゲームで遊んだりで十分事足りるでしょう。

将来も健康でいるために、まずは無理せずできる範囲で運動を始めてみましょう!



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