冒頭の「はじめに」を書いてみたが、どうなることやら・・・
はじめに
起業して、はじめてわかったことがある。
それは、「金を取るか、心を取るか」という問いから、逃げることはできないということだ。
今でこそ、こうして経営者として仕事をしているが、最初から覚悟があったわけではない。
むしろ、その逆だった。
すべてが順調だったわけでもない。
むしろ、うまくいかないことの方が多かった。
先が見えない。
どうすればいいのかわからない。
そんな状況の中で、私はある出来事をきっかけに、
「このままではいけない」と強く感じた。
それが、起業の原点になっている。
人は、ある程度うまくいっているときには、本気で変わろうとはしない。
だが、逃げ場がなくなったとき、はじめて本気で考えるようになる。
「このままでいいのか」
「自分はどう生きるのか」
そのとき、私は初めて、仕事と人生を切り離して考えられなくなった。
起業してからは、さらに現実はシンプルになる。
売上がなければ、続かない。
判断を間違えれば、すべてを失う。
そして、必ず問われる。
この仕事は、儲かる。
だが、やるべきなのか。
この判断は正しい。
だが、納得できるのか。
金を取るのか。
心を取るのか。
私は、何度も迷い、何度も間違えた。
心を優先して、失敗したこともある。
お金を優先して、後悔したこともある。
ただ、ひとつだけ言えることがある。
どちらも中途半端に選んだ人間は、必ずうまくいかない。
この本では、
起業のきっかけとなった出来事
迷いながら下した判断
失敗と、その代償
そして、その先に見えた現実
を、すべて正直に書く。
きれいごとは書かない。
だが、冷たいだけの話でもない。
お金を取るとはどういうことか。
心を取るとはどういうことか。
そして、結果を出し続ける人は、
この問いにどう向き合っているのか。
もしあなたが今、
このままでいいのか迷っている
頑張っているのに報われない
何を優先すべきかわからない
そう感じているなら、この本はきっと役に立つ。
最後に、ひとつだけ伝えておきたい。
人は、「どん底」に立たされたとき、はじめて本気で変わることができる。
あのときの自分がそうだったように。
あなたは、どちらを選ぶのか。
その答えを、自分で決めるための一冊としたい。