仕事の悩みには必ず同じ原因があって、
与えられた仕事が自分に適しているかどうかは、
実は大きな問題ではなかったりする。
最近、相談を受ける悩みも全く同じ原因が多く、
その悩みの先には、やっぱり人がいました。
最終的には人対人だから、そこには難しさや面白さがあるんだけど、
悩みの最中にいる本人は、難しさ、苦しさにしか考えが行かない。
人の痛みが分かることが優しさの原点。
上司だからと言って、部下の悩みにすべて気付けるわけではない。
しかし、気付けるかどうかは、自分が上に行けるかどうかの重要な要素だと思う。
現場を知っている。
その仕事の細かな所まで分かっている。
だから、どんな時にどのような問題や悩みが起きやすいかも分かっている。
しかも、その原因の大半は人対人の難しさだと。
現場に立って、数々の問題を乗り越えながら成績を弾き出してきた者は、その感覚が研ぎ澄まされているかもしれない。
「どうした!大丈夫か」
人対人が、お互いを成長させる。
人の痛みが分かる、プレイングマネジャーが活躍する時代なのだろう。