【研修紹介】「個人の頑張り」はもう不要。未経験から保険のプロへ、"ともに育つ"研修の裏側を公開! | ともにあーる株式会社
保険業界と聞くと、「厳しいノルマ」や「知人への紹介」といったイメージを持つ方は少なくないかもしれません。特に、知人や友人へのアプローチ、絶え間ない訪問営業に、心身ともに疲弊してしまった経験を持つ...
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「面接官はどんな人なんだろう?」
就職・転職活動において、多くの求職者が抱く不安の一つではないでしょうか。面接官の個性や価値観が見えづらいことで、企業の本質も掴みにくいと感じることがあります。
今回は、そんな不安を少しでも払拭できるよう、来店型保険代理店「ともにあーる」の採用担当、多田さんにインタビューを実施しました。これまでの波乱に富んだキャリア、仕事への価値観、そして面接で何よりも大切にしていることまで、ざっくばらんにお話を伺いました。
多田 健一 / ともにあーる株式会社 採用担当
大学卒業後、ファミリーレストラン運営会社に入社。1年半の勤務を経て、ニューヨークへ渡米し日本語教師として1年間活動。帰国後、人材紹介会社、外資系生命保険での営業を経験。その後、来店型保険代理店の働き方に惹かれ、ともにあーるに入社。現在は、採用担当として多くの求職者と向き合う。
私のキャリアは、少し変わっているかもしれません。新卒でファミリーレストランの運営会社に入社後、「もっと広い世界を見たい」と一念発起して渡米し、ニューヨークで日本語教師をしていました。
海外で日本語や日本文化を教える経験は、私にとって大きな転機となりましたね。右も左もわからない環境で、必死に勉強しながら子どもたちと向き合う日々は、大変でしたが非常に面白かったです。帰国後は、人材会社に就職し、企画職を経験するなど、常に新しい環境に飛び込んできました。
その後、30歳を目前に生命保険会社からお話をいただき、保険という商品の社会貢献性に惹かれて、ライフプランナーの世界に挑戦しました。時を同じくして、営業スキル向上のために始めた「即興演劇」にも深く没頭していきましたね。
はい、「人の役に立ちたい」という想いだけでは乗り越えられない、厳しい現実がありました。お客さまを探すのに苦労するのはもちろんですが、何より辛かったのは、お客さまにとって最適とは言えない商品を提案せざるを得ない場面があったことです。
この「想いと現実のギャップ」に深く悩み抜いた経験が、今の私の仕事選びの軸となり、現在の「ともにあーる」という環境に繋がっていますね。
生命保険営業の経験から、「人の役に立ちたい」という想いは確固たるものになりましたが、その実現方法に悩んでいました。そんな時に出会ったのが、来店型保険代理店という働き方でした。これなら、お客さまの方からご来店いただけるので、必要としてくれる方に対してエネルギーを注ぐことができる。また、特定の会社の商品だけでなく、様々な保険会社の商品を扱えるため、お客さま一人ひとりに本当に合った商品を提案できる。この「顧客本位」の姿勢に心から共感しました。
複数の来店型保険代理店がある中で「ともにあーる」を選んだ理由は、当社の社員規模が当時は100名ほどだったので、これから会社が大きくなる過程で、様々な経験を積めるのではないかと考えたからです。
また、私が住んでいる埼玉県内に店舗があったことも、働きやすさを考えた上で大きな決め手の一つになりました。そして何より、面接の過程で、会社の代表や役員の方とざっくばらんにお話をする機会があり、この会社で働きたいという気持ちが確信に変わりました。
現在、私は採用担当として、毎月15名から20名ほどの応募者の方々と面接を行っています。面接は、合計2回行います。まずオンラインでの1次面接から始まり、最終面接のは本社で直接お会いする対面形式を大切にしています。これは、画面越しでは分からない応募者の方の雰囲気を知ると同時に、皆さんにも社内の雰囲気を肌で感じていただくためです。
保険業界での営業経験がある方がおよそ4割、未経験の方が6割を占めています。未経験の方々のバックグラウンドは実に多様です。保険以外の営業職や、販売・接客業はもちろんのこと、事務職、エンジニア、塾講師、飲食業など、これまでの職種や経験に関係なく、「人の役に立ちたい」という強い想いを共通して持った方々が集まってくれていますね。
一方、保険業界経験者の方々からは、「お客さまに本当に寄り添いたいけれど、一社専属だと提案できる商品に限界がある」「フルコミッション制の厳しい環境から、安定した環境で長く働きたい」といった声が多く聞かれます。共通しているのは、やはり保険という商品が持つ社会貢献性の高さに魅力を感じていることです。
応募者の年齢層は20代から50代までと幅広く、既婚・独身といったライフスタイルも様々です。配属先については、ご自宅からの通勤時間を考慮して決定するため、地域に根差した働き方を希望される方がほとんどです。ともにあーるとしては、一人ひとりの多様な背景や働き方を尊重し、その想いに応えられるような環境づくりを心がけていますね。
まず大前提として、私自身がたくさん回り道をして、その途中で保険営業に挫折した経験もありますから、応募者の方を上から“評価”するようなことは絶対にしません。たった1時間の面接で、その方のすべてが分かるはずがないですからね。
だから、私が見ているポイントはすごくシンプルなんです。「もし自分が現場の店長だったら、この人と一緒に働きたいと思えるか」極論、これに尽きます。スキルや経歴ももちろん参考にしますが、それ以上に「この人の力になりたい」「この人がいたらチームがもっと良くなりそう」と思えるような、人としての魅力や未来への期待値を探しています。
たとえ今は未完成でも、「この人は人の役に立つために、ちゃんと努力できる人だ」と感じられれば、私たちは大歓迎です。それに、ここでご縁がなかったとしても、将来どこかで『ほけんの窓口』のお客さまになってくださるかもしれない。
そう考えると、一人ひとりとの出会いが本当に大切なんです。だから面接に来ていただいたことへの感謝を忘れず、「ともにあーるの面接は、なんだか温かかったな」と思っていただける時間にしたいと、いつも考えております。入社後、実際にそんな感想を言ってもらうこともあって、その時はちょっと嬉しく思います。
面接では次の質問を必ずしています。「なぜこの仕事(保険)なのか」「なぜともにあーるなのか」「この仕事に活かせるご自身の強みは何か」の3つです。会社の理念に共感してくださることはもちろん大切ですが、それだけでは「準備してきただけかな?」と感じてしまうこともあります。
それよりも、なぜこの仕事が自分に向いていると思うのか、この仕事を通して自身の未来をどう描いているのか、といった具体的なビジョンを、ご自身の言葉で語れる方を求めています。私たちは、単なる知識や経験だけでなく、仕事への情熱や未来に対する熱い想いを重視しています。
最近は、当社のインタビュー記事を読んで面接に来てくださる方も増えており、会社への理解度が深まっていると感じています。事前にしっかり準備をしてきているかどうかは、その方の興味度や仕事への向き合い方を測る一つの基準にもなりますね。
採用担当として最もやりがいを感じるのは、自分が採用した方が店舗で活躍している姿を見たときですね。入社後、地道な努力を重ねて成績を上げ、月間や四半期で1位になったり、社内インタビューを受けている姿を見たりすると、本当に嬉しくなります。
さらに、そうした社員が店長に昇格し、社内の中核を担う存在に成長してくれるのは、採用担当としてこの上ない喜びですね。完璧な経歴も、100点満点の志望動機も、今はなくて大丈夫です。私自身、レストランの店員から始まって、渡米したり、即興演劇に没頭したりと、たくさん回り道をしてきました。保険の営業で苦戦をした経験もありますから。
そんな私だからこそ、お伝えしたいのです。あなたがこれまで歩んできた一見バラバラに見える道のりも、ここでは誰かを助ける大きな「力」になります。大切なのは「人の役に立ちたい」という不器用でも真っ直ぐな想いと、そのために一歩踏み出す勇気だけですから。
昔の私のように、進むべき道に迷っているなら、あるいは自分のエネルギーをどこで燃やせばいいか分からないなら、一度、話をしに来ませんか。
あなたのこれまでのこと、そしてこれからの未来の設計図を、ぜひ私に聞かせてください。面接というより、そんな「対話」ができることを、楽しみにしています。
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