Assuredの価値を創り、伝え、浸透させていく。まだ世の中にない概念と向き合うマーケティングの面白みとは。
こんにちは。Assured人事の密谷です。
今回はAssuredで1人目のマーケターとして入社した藤代さんの入社理由やAssuredでのやりがいについて聞きましたので、ぜひご覧ください。
藤代 梨緒/Rio Fujishiro
2016年4月に株式会社ベネフィット・ワンに新卒で入社。営業、営業推進、マーケティングを経験した後、2020年4月に株式会社トレタにマーケターとして転職。その後、2024年5月に株式会社アシュアードにBtoBマーケターとして入社し、マーケ施策の企画・実行などを幅広く担当。
お客様にサービスの価値を正しく届けたい
── まずは藤代さんの経歴を教えてください!
新卒入社で福利厚生サービスの事業を展開するベネフィット・ワンという会社に入社し、営業、営業業務の効率化、BtoBマーケティングなど幅広く経験しました。元々、必要不可欠なものとしてすでに存在しているものをさらに広げていくことよりも、必要不可欠ではないが、あればその人の人生にプラスアルファの価値を与えられるものや事業に携わることを仕事にしたいと思っていました。私自身、比較的好奇心が旺盛なほうで趣味と呼ぶようなものが多いのですが、そのおかげで幸せな気持ちや日々のやりがいにつながると感じることが多く、誰かにとっては重要であり、それが喜びやモチベーションにつながる、というものに携わっていくことのほうが心が動くタイプなんです。
福利厚生は一見、会社で働く上では当たり前にあるもののように感じますが、なくても良いものではあります。ただ、福利厚生があることによって社員の働くモチベーションが上がり、結果として企業の成長に貢献できる可能性を秘めているという点に魅力を感じ、自分がこれまで知らなかったサービスでもあったため、この事業を世の中に広めてみたいと思い、入社を決めました。
営業は顧客の声をダイレクトに聞けること、サービス提供を通じて価値を感じてもらい、契約をいただく、という手触り感を感じることができたのでとても楽しかったですね。一方で、もう少し手前の段階で正しい価値を訴求し、届けることができたら、お互いがよりwinwinとなれるのではと思い、縁もありマーケティング業務に携わることになりました。
その後、お客様により深く向き合うことで、業界の課題を解決し、市場を変えてみたいという思いから、飲食業界に特化して事業展開しているトレタに転職しました。ここでも業界やお客様の課題解決に深く関われるのであれば職種にこだわりはなかったのですが、1社目で経験を積ませてもらったマーケターとしてお客様に向き合う道を選びました。そして、マーティングの仕事をするなかで、お客様の商談に同席させてもらったり、ヒアリングさせていただく機会もあったので、より深くお客様に向き合い、理解を深めながらマーケティングの業務に携わることができたのはとても良い経験でした。
── お客様に深く向き合うことをマーケティングでも大事にされていたのですね。やりがいも感じていたなかで、Assuredにはなぜ興味を持ったのでしょうか?
前職に入社したのが2020年4月でしたので、ちょうどコロナが世の中に蔓延し始めたタイミングと重なってしまいました。想像以上に飲食業界への打撃も大きく、なかなか思うように事業やお客様に貢献できている感覚が持てずにいました。そんななかでも市場に対して貢献したいという思いを持ちながら、コミットしようとはしていたものの、なかなかお客様にプラスになるような価値を届けられない状況に悔しさを感じていました。
そのタイミングで、1社目の上長であり、アシュアードに転職したと聞いていた畠山さんから連絡をもらったことがきっかけでした。なんとなく畠山さんが転職したことは耳にしていたのですが、Assuredという事業やサービスがどんなものかは全く知らなかったので、「またいつか一緒に働きたいと思っていた畠山さんが自信を持っておすすめする会社ってどんな会社なのだろう」という興味を持ち、詳しく話を聞かせてもらいました。
実際に話を聞いてみると、セキュリティについて詳しくなかった私でも、Assuredがお客様の課題に対して価値を提供していて、全方位に対してWinwinなサービスを展開していることが理解できました。自分自身過去にお客様からセキュリティチェックシートの依頼を受け対応した経験があったのでイメージも沸きやすく、シンプルに「そんなサービスがあるんだ!」という驚きと、利用部門側として対応していた時の違和感が払拭できるであろう事業に興味を持ちましたね。 そして知れば知るほど、業務効率化だけでなく、その先にAssuredが世の中の基準となるような当たり前のサービスになり、お客様にプラスアルファの価値を創ろうとしている事業という点にも惹かれました。まだない市場を創っていくために価値を正しく届けることが重要であり、そしてそれを綺麗事ではなく本気でお客様と向き合うことで実現しようとする会社の姿勢や当時の社員の皆様のエネルギッシュさに惹かれ、私の大事にしている部分とも合致していると感じ、入社を決めました。
1社目で一緒に働き、アシュアードへの入社のきっかけとなった畠山さんとの写真
── Assuredにジョインしてからギャップなどはありましたか?
社員一人一人がそれぞれの役割を全うしながら、全員が同じ目標に向かって、事業を創っているのが率直にすごいと思いました。選考中に社員から話を聞いた時にも、「なんとなくみんな同じ方向を向いているな」というのは感じていたのですが、それが入社後さらに確信に変わった感覚でしたね。
これまでも同職種や同じチームのメンバーが同じ目標に向かって一体感を持っているというのは経験があったのですが、他職種のメンバーも含めて同じ目線で協働できていることに驚きました。例えば、マーケティングでやりたい施策の説明をしたときにも、他職種の社員が「その施策の目的は何か」「その目的の場合はこのようなやり方もあるのではないか」など、施策を自分ごととして捉え、意見をくれるんです。
それぞれの観点を加えながら施策を良いものにしていこうというスタンスを持ちながら、事業やお客様を主語にして会話できるのは本当に働きやすい環境だと感じています。社員一人一人が自分の役割や職種に捉われずに「事業づくりに必要なことは何でもやろう」というマインドの人が多い会社だからこそ実現できることなのだなと実感しました。
Assuredの価値を定義し、新しいカテゴリを創る
── 入社後はどんなことに取り組まれてきたのでしょうか?
入社後まずは、「Assuredが一番届けたい価値は何か」から考え始めました。Assuredの価値はセキュリティチェックシートの業務効率化の側面もあると思うのですが、やはり何よりの価値は第三者が評価していることやデータベースの情報の品質の高さなのではないかと改めて定義し直していきました。
これまでいた会社では、すでに認知のあるカテゴリのサービスだったこともあり、「一言でいうと〇〇のサービスです」と伝えてもお客様にイメージを持っていただけることが多かったため、よりお客様に認知を広げていくことや他社との差別化ポイントを伝えることがメインでした。
ただ、Assuredはまだ分類できる既存のカテゴリがない分野であったり、一言で誰にでも伝わるような言い回しがないことが難しさであり、新しいものを正しく伝えるというのがこんなに難しいものなのかと痛感しました。そう考えたときに、Assuredでのマーケティングのミッションは広くリードを獲得することよりも前に、お客様に新たな概念とその正しい理解を浸透させることなのではないかと思うようになりました。
Assuredの概念を伝え、浸透させていく
── まだお客様の中にカテゴリがないものを正しく伝えるというのは、とても難しそうですね。具体的にはどんな取り組みをされたのでしょうか?
交通広告やタクシー広告、自社で企画したオフラインイベントなど入社約半年で様々な施策を実施しました。交通広告やタクシー広告は、よりAssuredの権威性や信頼性を伝えるメッセージングで露出していく。オフラインイベントでは、「Assuredは権威性や信頼性を感じられる会社である」という印象を与える場をつくる。「これまでに無い概念となるサービスの価値を正しく伝える」ということをゴールとしたときには、会場や配布物、ノベルティといった細部までこだわりつつ、直接お客様とお会いしてお話しする機会をつくることで、Assuredを正しく理解いただきやすくなるのではないかと考え実施してみたり。Assuredのサービスサイトのリニューアルも同じですね。業務効率化のイメージから、品質の高さを伝えるために、Assuredのキャッチコピーやお客様への訴求なども変更し、正しい理解を促すために一貫したメッセージングになるように刷新しました。
── どの施策も共通して、「サービスの価値を正しく理解してもらう」ということが目的としてあったのですね。そのなかで、やりがいはどんなところにありますか?
まだまだ手探りですが、新しいカテゴリ・新しい市場を創っている感覚を日々持てているのがやりがいですね。お客様が考えもしなかった解決方法に出会えるきっかけをつくる、こんなサービスがあったのかという気づきの機会をつくる、そしてAssuredの価値の基準を創っていくことができている、その過程にやりがいを感じています。そして、私たちの伝える世界観に共感してくれるお客様を増やし、一緒にセキュリティチェックや世の中の信頼のあり方を変えていくことができる今のフェーズに飛び込んだことは間違いのない選択だったと思っています。
── 今後どんな人と一緒に働きたいか教えてください!
やりがいの部分でも話したことに繋がるのですが、正解のないなかで模索しながら当たり前を創っていくことの過程に面白さを感じていただける人と一緒に働きたいです。ないものを創ることは、産みの苦しみが大きい場面も多くありますし、結果が出るまでに時間もかかります。そんななかでも、行動と思考を止めずに自分の役割に閉じることなく、周りにリスペクトを持ちながら協働し、Assuredの価値を創り、伝え、浸透させていくことを一緒に楽しみたいと思っています!