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コラボレーションで建物の価値を高めていく。設計の仕事がしたいなら、間違いない選択肢。

シマダアセットパートナーズ株式会社

建築事業部 部長/執行役員

一級建築士

須藤 潤

[Profile]

学生時代のアルバイトを経て、2004年にシマダグループに入社。戸建てや収益物件をはじめ、介護施設、ホテルなど幅広い設計を手がけ、6年連続でグッドデザイン賞を受賞している。入社3年目に一級建築士の資格を取得。建築事業部チーフ、副部長を経て2019年2月より部長/執行役員。

こういう会社があることを、もっと多くの人に知ってほしい

――入社のきっかけを教えてください。

学生時代にシマダグループと設計事務所でアルバイトをしていました。建築業界を目指す人の5割以上が就職先としてゼネコン、ハウスメーカー、設計事務所を選び、デベロッパーはわずか6%程度といわれるなか、私ももともとは設計事務所に入るつもりでした。しかし、最終的に選んだのは、デベロッパーであるシマダグループ。アルバイトをしていて、すごく居心地良く感じたのです。実はみんな、こういう魅力的な会社があることを知らないだけなんじゃないかな。こういう ”アトリエ系デベロッパー” があることを、もっと多くの人が気付いてくれれば良いのに。今では、そう思っています。

――どのような点が居心地良かったのでしょう。

コミュニケーションが活発で、みんなでアイデアを出しあっている点。与えられた業務を全員が黙々とこなしていた設計事務所とは正反対の雰囲気でした。入社して手がけてきたプロジェクトは戸建てや不動産投資用の収益物件に限らず、企業の研修施設や保養所を介護施設、ホテルにリノベーションしたり、飲食店舗を開発したりと多種多様。企画から設計、現場管理と、一貫して携われる手応えと面白さがあります。同じシマダグループの会社、事業部だけでなく、外部のアトリエ系設計事務所やデザイン事務所とコラボレーションしながらプロジェクトを進めていくこともあります。そこが一番楽しいところ。「建物の価値を高める」というのが私たちが手がける設計の目的で、自分で考えたアイデアを、プロジェクトのトップとして実現させていくことができます。ものすごく恵まれた環境だと感じますね。

――そういった恵まれた環境があるのは、なぜだと思いますか。

“社長のメガネ”をかけて物事を見る。そういう教えがシマダグループにあり、浸透しているからでしょうね。社員が経営者の目線で「自分が社長ならどうするだろうか?」という考え方をするのが、この会社では当たり前なのです。実際にも社長との距離が近い会社で、コミュニケーションする機会が頻繁にあります。こちらからではなく、社長のほうから話しかけてきてもらえることも多いですね。

――もし別の会社に入社していたとしたら、どうなっていたと思いますか。

設計事務所に5年くらい勤務して、独立していたのではないでしょうか。もともと不動産業を営んでいる実家に戻って建築部門を立ち上げることを考えていましたから。それが、このシマダグループでは、事業を立ち上げて独立するような取り組みを、組織に属しながらやらせてもらえますので、独立したかった思いが会社員をしながら満たされてしまいました。入社4年目にはシマダアセットパートナーズの設立に立ち会うこともできましたしね。


いろんなタイプのプロジェクトに挑戦できるチャンスが

――今、執行役員として経営に携わる責任ある立場でも活躍されています。社員の採用については、どのように考えますか。

就職した会社で一生はたらこうと考えて入社してくる人は、今の世の中では少ないでしょう。私たちとしても「ずっとこの会社にいたい」と思う人を採用したいわけではありません。求めているのは、何か目標があって、それを「やりたい!」と考えて、この会社を選んでくれる人です。どんな経験ができるのか期待して入社していただきたいですね。野望を持った人を歓迎できますので。

――活躍できるのは、どんな人でしょうか。

指示待ちタイプではなく、わからないことがあったときに自分で調べるタイプ。具体的なイメージでいえば、上司や先輩の指示を仰ぐときに、最初から「どうすれば良いですか?」と聞くのではなく、自分で調べて考えたうえで「AとB、選ぶべきはどちらでしょうか?」と聞くような人ですね。あと、いろんなところとコラボレーションするうえで、人に敬意を払える人。建物をひとりでつくることはできません。いくらデザインが良くても、周囲と協調してプロジェクトを進めることができなければ、良い建物を完成させることはできないのです。プロジェクトの意味を咀嚼して理解し、デザインをきちんと言語化して、「この建物はどこが良いの?」と聞かれたときに「これと、これと、この点です」と、自分の言葉で伝えられる人が活躍できます。そして、いろんなタイプのプロジェクトにチャレンジするチャンスにも恵まれるでしょう。

国内外への視察旅行で本物に触れられる

――たとえばハウスメーカーに入社したら、住宅しか手がけることができません。シマダグループなら幅広い建物を手がけられ、いろんな経験を重ねられ、スキルの幅が広がりそうです。

会社の知名度などを判断基準にするのではなく、携われる仕事の内容で選ぶのであれば、シマダグループは間違いない選択肢。自信を持って、そう言えます。責任ある役割をどんどん任せてもらえるので、成長できるスピードがはやく、学びに意欲的な人にうってつけ。個人の成長が会社の成長につながる。そういう考え方で、研修旅行として国内外に視察に行ける機会も多くあります。

――これまでに、どんなところへ視察に行きましたか。

海外は北欧のほか、ヨーロッパではフランス、デンマーク。アメリカのシカゴ。最近はバリ島、ロシアのサンクトペテルブルク、モスクワに行きました。シマダグループの研修旅行としてだけでなく、自分で手をあげて、認められることも。「葉山うみのホテル」のデザインを担当した社員は、アメリカ西海岸のホテルを参考にしたいと考えて「カリフォルニアへ行きたい」と希望し、社長にプレゼンテーションして実現させました。

――わざわざ現地に行かなくても、参考にするのなら写真や雑誌、ネットでもじゅうぶんな気がします。本物を生で見るのと見ないのでは、それほど違うものでしょうか。

光の当たり具合、影、質感、匂い。音、スケール感、そういったものまで含めて、五感で確かめられれば、それが設計に活かされて、建物としての仕上がりに大きな違いが出てきます。実物を見ることはやはり大事ですね。視察についても、会社からチャンスが与えられるのを待つのではなく、行きたい希望があれば遠慮なく言ってほしい。そう考える会社で、自らチャンスをつくりだそうとする積極性が歓迎されます。

――社員の主体性を期待し、尊重してくれるのは、会社と社員の信頼関係が深いから。そう感じます。

休みの日に、社長の家に社員が家族連れで集まって、庭でBBQをしたり、オフでもコミュニケーションが活発なアットホームな会社です。みんながお互いを深く理解し、認めあっていることが、信頼関係の深さや居心地の良さにつながっていることは確かでしょう。正直、私もこれほど長くいるとは思っていませんでしたが、気づいたら入社して15年。この会社を選んで良かった。自分の判断は正しかった。気持ちに迷いなく、そう言えますね。

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