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「ここにはチャンスしかない、、、」小説家を目指していた社員が語る、シコメルの可能性とキャリアの拡張性について 【若手社員インタビュー】

「サービスが魅力的すぎて、今はほとんど僕は要らないもしれませんが」と自虐まじりに笑うのは、広報担当の猪川諒祐さん。

既に1,000アカウントを獲得したシコメルをさらにグロースさせるべく立ち上がった企画部ですが、実際にはどんな業務に取り組んでいるのでしょう。

シコメルの広報で活躍している猪川さんに、ご自身の経歴を含めて話を聞きます。

今のシコメル企画部の業務内容や、広報戦略の土台となるマインド面に迫ります。

インタビュー

猪川諒祐 / 広報

1987年生。製菓専門学校を卒業後、某洋菓子店で勤務。20代半ばにして退職し、小説家を目指した過去も。そうした経験も活かし株式会社 Mon cher(モンシェール)へ広報としてジョインしたのち、シコメルフードテックへ入社。

広報を担当するほか、顧客対応、バックオフィスサポートなど、幅広く活動している。

広報から顧客対応、バックオフィスまで。万能にこなすマルチプレーヤー

ーーまずは現在のシコメルでの業務内容を教えてください。

企画部所属の広報担当として、プレスリリースを作成したりTwitterや InstagramなどのSNSの運用を任せてもらっています。

しかし正直なところ、広報以外にバックオフィスなども対応しておりまして後者のボリュームが大きいです。というのも、手前味噌ですがサービスが魅力的なので僕が何もしなくても一定数お客様の方から積極的にお問合せいただいておりまして。

とはいえ何もしなければ、いつかは頭打ちが来ます。将来的に遠くを見据えて認知や売上を拡大•最大化するため広報に取り組んでいます!

ーーなるほど。

ほかの業務としては顧客対応があげられます。

実は私の前職が洋菓子店だったので、その知見を活かしてスイーツ系の案件は自分が担当しています。

最初は不安でしたが、顧客対応も案外面白いですね。実際にお客様と接して「ありそうでなかったサービスだね」などと感嘆の声をもらえて誇らしいです。

こうしたリアルな顧客の声を聴けるカスタマー対応の経験が長期的には広報にも良い影響を与えると考えて真剣に取り組んでいます。

ーー入社してまだ1年ではありますが、仕事の手ごたえはどうですか?

シコメルとしてのプレスリリースは5本ほど。自分は広報として「チャレンジフェーズ」なので下手なことは言えませんが、しかしプレスから問い合わせをいただき、実際にメディアに取材していただく事例は日を追うごとに増えてきています。

今も1件の取材が進行中で、以前は朝のテレビのニュース番組にも取り上げられたこともありました!

広報は定量的な効果測定が難しいですが、会社に貢献できているという実感が具体的に見える職場なのでやり甲斐はあると思います。

テレビの件などは戦略が功を奏したというよりビギナーズラックな側面も多分にありますが、この感触を忘れずに次に活かしたいです。勉強中の身分ながらもこんな経験をさせていただけて広報のキャリアを目指す自分としては大変ありがたいと思います。

「広報は誰のモノか」を考えると、仕事の答えが見えてくる

ーー前職も広報担当だったとお聞きしましたが、どうして転職を?

理由としてはサービスが魅力的で、なおかつ裁量権があり、チームのまとまりがある社風からシコメルを選びました。

自分は働きながら宣伝会議のコピーライター講座に通って修了後に転職活動をした過去があります。ここ数年になってようやく目指していたコピーライターや広報という仕事に就けるようになったばかりです。

まだまだベテラン広報とは言えないかもしれませんが、もっと腕を上げていきたいですね。今はメディア運営経験のある川本が上司のようになって指南してくれています。一般的かもしれませんが、たとえば曜日や時間帯のゴールデンタイムなど「読まれるための知見」に触れる毎日で新鮮です。

もともと自分は小説家になりたくて独学で修行をしていたのですが、やはり専業で売れる人はほんの一握り。狭き門をくぐることができず……

しかしせめて文章を扱う仕事を、と選んだ「広報」ですが、まさかここまでやり甲斐を感じるとは思ってもみなかったです。

ーー小説家を目指されていたんですね!

アルバイトなどをしながら出版社の公募に出していました。長編と短編をあわせて10作品ほどは書きましたが、デビューすることは叶いませんでした。

ゼロから世界を編むという営みに心を打たれて小説家を志したのですが、そうした意味では飲食・食品業界の常識を覆して新たな世界観を提示するシコメルは自分に合っているかもしれません。似たような動機で新規事業の立ち上げにも興味があります!

ーーあらためて広報のことを伺います。前職ではどのような広報業務を?

前職はモンシェールという堂島ロールなどでお馴染みの会社だったのですが、コピーライターとして入社しました。

業務としてはケーキの商品名を考えたり、ボディと呼ばれる商品説明文を作ったり。また、SNSの更新・運用や報道向けのプレスリリースも担当していました。これは今のシコメルと同じ業務ですね。

ーー広報をやっていて難しいことは?

食品業界特有の性質に紐づくことですが、すべてのお客様に誤解を与えることのないよう細心の注意を払うことでしょうか。

例えば前職だと「生クリーム」という言葉は “要注意” なんですよ。実は生クリームには「動物性由来」と「植物性由来」の二分類があるのですが、厳密に言えば植物性のものを「生クリーム」と表現してはいけません。

「植物性由来でも生クリームだ」と認識しているお客様がほとんどかもしれませんが、業界からすると間違った表現ですから、これはクレームに繋がってしまいます。

また、「自分の書きたいこと」「お客様が知りたいこと」「会社が伝えたいこと」は微妙に異なるケースが多く、このすり合わせをうまくすることが重要だと考えています。

こうした針の穴を通すような言葉選びは確かに苦労しますが、僕には楽しくて(笑) 転職する際に「次も言葉を扱う仕事をしたい」と思うようになりました。

特にシコメルは「広報の自分」「シコメル」「シコメルの利用者」「利用者さんのお客様」などなど、一度に関わるステークホルダーの人口が多いです。コミュニケーションを上手くとりながら完成図を思い描く必要があるのかなと思います。

元製菓店として語る飲食のこれからと、シコメルの将来性

ーーどんな人だとシコメルにマッチしそうですか?

月並な表現になりますがコミュニケーションが上手な人ならたとえ未経験であっても抜群に伸びると思います。どこの部署であっても一人で完結して終われる仕事はシコメルにはありません。

あとは上昇志向の人、上を目指すとワクワクするような人。

シコメルはシェア率の獲得や上場の蓋然性が高い企業です。現在は上場に向けて邁進していますが、クライアント獲得数から見てもすごい成長速度だと思います。広報としての自分はまだまだ駆け出しのはずなのに、この規模感の「助走」に関わることができるのは貴重な経験だと身に沁みます。

ーーではマインド面はいかがでしょうか?

外食産業に思い入れがあり、弊社の理念やミッションに共感してくれる方にはやり甲斐を感じてもらえるのではないでしょうか。

たとえば僕は洋菓子を中心に様々な会社を経験してきましたが、コロナが原因で雲行きが怪しくなったお店も沢山見てきましたし、希望退職に追い込まれる同業者も少なくありませんでした。

この wantedly の記事では多くの弊社メンバーが「外食産業はやっぱり難しい」と口を揃えて語っていると思いますが、これには僕も激しく同感です。身をもって実感した経験がありますので。

しかしこの課題はDX化の革新さと、その取り入れる角度さえ正しければ必ず達成できると信じています。

外食産業全体をいま以上に明るく成長させたいという意欲がある人のご応募をお待ちしております!

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