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大手人材エージェントからスタートアップへ。PRO SCOUT事業責任者に聞く、VOLLECTの強みとこれから

誰もが知る大手人材企業から、スタートアップへ転職した石川さん。

40代を前に、キャリアにも脂が乗り、安定した環境で活躍していた中、なぜVOLLECTへジョインする道を選んだのでしょうか。

【社員プロフィール】

石川 裕樹(いしかわ ゆうき):事業責任者 兼 エグゼクティブマネージャー

学習院大学を卒業後、化粧品メーカーに就職。その後株式会社マイナビにて、人材紹介や新規スカウトサービスの立ち上げを経験。2023年1月にVOLLECTジョイン後は、ダイレクトリクルーティング支援サービス「PRO SCOUT」の事業責任者を担う。プライベートは2児の父。趣味はゴルフ

大手エージェント出身、30代の大きな決断

ーー急成長スタートアップの中核を担う事業責任者としてジョインした石川さん。改めてですが、これまでのキャリアを教えてください。

キャリアのスタートは化粧品メーカーの営業職でした。取引先の経営にも携わることができやりがいもありましたが、全国転勤で地元の関東圏に戻って来れる見込みがないということが理由で転職を考えました。

縁あって前職のマイナビに転職してからは、ずっと人材サービスに携わっています。

メディカル・IT系の人材紹介事業でRA(リクルーティングアドバイザー)・CA(キャリアアドバイザー)を経験した後に、マーケティング・企画部門に異動してデータ分析やユーザー向けの動画コンテンツの作成など幅広く経験をして、現職にも関わってくる内容で最後は新規事業であるスカウトサービスの立ち上げを担当しました。

急成長中だったこともあり、28歳からはマネジメントも経験することができました。


ーー着実にキャリアを歩まれていたようですが、なぜこのタイミングで転職を?

仕事内容や待遇への不満は全くありませんでした。上司も本当に尊敬できる方で、一緒に働くメンバーにも恵まれていましたし、人材サービスって長時間労働のイメージが強いかもしれませんが、労務管理もしっかりされていたので、プライベートの時間も十分過ぎるくらい確保できていました。

ただ40代を目前にして、同年代のモチベーションが高いメンバーが続々と転職するようになったこともあり、何となくこのまま安定した環境で働き続けることに疑問を持ち、転職を考え始めました。

テレビCMの謳い文句ではないですが、スカウトサービスに登録してすぐに魅力的なスカウトが届くようになり、数百名規模のBPO企業の経営企画室の立ち上げポジションで内定をいただきました。翌週にはその企業に承諾のご連絡をしようと思っていたところで、代表の中島さんからスカウトをもらいました。あと1週間遅かったら、他社へ転職していたと思います。


ーー絶妙なタイミング!これもご縁ですね。安定した環境を辞めてスタートアップに行くことへ葛藤はなかったのですか?

全く不安がなかった訳ではありませんが、直近の業務がスカウトに関わるものだったので、ダイレクトリクルーティングの領域にはもともと興味があったことと、アーリーフェーズから企業・事業を形作っていけるのが、単純に面白そうだなと思いました。

あとは、「働く中に自分らしさを」というビジョンに込められた代表の強い思いに共感できたのも、大きな決め手になりましたね。自己啓発補助が手厚かったり、離島で子育てしながら生き生きと働くママ社員がいたりと、社員の成長機会を最大限提供し、キャリア形成をサポートする社風も魅力的に感じました。


ーー昨今の企業はどんな採用課題を抱えていると感じますか?

企業の課題に関しては、求人広告やエージェントのように、採用企業が受動的な動きになるチャネルでの反響が出づらくなっているというのは良く耳にする話で、ダイレクトリクルーティング、リファラル採用など企業から能動的に候補者にアプローチする形で実績を作れるかどうかが求めれるようになってきていると思います。

リファラル採用に関しては、精度の高さやコスト面でのメリットはありつつも、ボリュームを出しづらいことが最大のデメリットでもあるので、特にダイレクトリクルーティングを成功させられるかどうかが重要なポイントとなってくるかと思っています。

ただ、ダイレクトリクルーティングに関しては、データベースやシステムと言った観点で既に複数の素晴らしいサービスがありますが、利用する側の人事の方々の工数の問題や、どんどん新しいサービスや機能がリリースされるため、学習コストが想像以上に高いこともあり、戦略的に使いこなせている状態を作り出すのは至難の技です。この部分が、今後より課題として強く認識されるようになると思います。

また、スカウトサービスに関しては、企業の本社機能が利用するようなSaaSと違い、複数のサービスを同時並行して利用するケースがほとんどで、サービス運営側のカスタマーサクセスでは、全体最適化を図るようなフォローが難しい部分もあります。

弊社の「PRO SCOUT」は、ダイレクトリクルーティング全般の支援が可能で、企業それぞれにあった媒体・サービスをフラットな視点でご提案することが可能です。私たちが関わることで果たせる役割はとても大きいと思っています。


VOLLECTの強みとこれから

ーー企業の採用に伴走するVOLLECTの「採用コンサルタント」。聞き慣れない職種ですが、どんな仕事なんですか?

イメージとしては、CS(カスタマーサクセス)が一番近いかもしれません。セールス部隊が案件を獲得し、採用コンサルタントが、要件定義、スカウト配信を通じた母集団形成、カジュアル面談のサポートまで、一貫してクライアントの課題に向き合います。

VOLLECTの強みは「要件理解の速さ」と「対応力」。扱う職種は様々ですが、特にエンジニアを中心とした専門職はクライアントからの評価が高く、ニッチな職種であっても安心してお任せいただきたいです。


ーー「採用コンサルタント」に向いているのはどんな人だと思いますか?

“コンサルタント”の名に恥じない提案力、あとはオペレーティブな仕事も多いので、事務処理能力やマルチタスク遂行能力が高い人は向いていると思います。僕と同じようなエージェント出身者も、スカウトに関する経験はなくても、採用ターゲットのヒアリングや求職者の動向を踏まえた提案ができるといった観点で、もちろん親和性は高いと思います。

一方、エージェントであれば、転職意欲が“顕在化”している求職者に対して、場合によっては10分以上かけて1社をプレゼンして応募を獲得する、といったことができたと思いますが、スカウトの場合は、“転職潜在層”に対して、限られた文字数で文章で訴求をしなければならないので、スカウトの件名や冒頭の数行で魅力付けをしなければならないといった難しさもあります。

これまでと違った視点で仕事ができることも、面白く感じてもらえると思いますね。


ーーこれからVOLLECTでやりたいことはありますか?

スタートアップなので、社内の仕組みやオペレーションはまだまだ改善の余地があります。そこを一つ一つ解決していくことは、会社・事業がこれからも成長していくために必要な、自身の使命だと考えています。そういうことがやりたくて入社しましたしね。

これから入社するメンバーにも、VOLLECTの会社規模だからこそできる経験を、たくさんしてほしいですね!


ーー石川さん、ありがとうございました!

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