私たちは「『こころ』を奮わす波を起こし続ける。」をミッションに掲げ、デジタル広告やCRM、SEO・AIOの戦略設計〜運用をはじめとするデジタルマーケティング事業に取り組むスタートアップ企業です。
マーケティング事業を軸に多方のドメインでビジネスを展開することを目指しており、私たちの”思い”や”本気”を乗せた仕事を通じて、「『こころ』の解放を導き、すべての人に自分らしい未来を」というビジョンを実現したいと考えています。
今回は、クリエイティブディレクター/コミュニケーションプランナーの大川さんにインタビューを実施。仕事において大切にしている考え方や、今後のビジョンなどをうかがいました。
【プロフィール】
大川 喜和子:高校のデザイン科を卒業後、制作会社でデザイナーとして経験を積み、独立してデザイン会社を約10年運営。多様なプロジェクトに関わる傍ら、母校で講師としても活動。創業期から業務委託でプロナウンに関わり、2025年5月に正社員としてジョイン。
入社の決め手は、働く人たちの「人柄の良さ」
――まずは大川さんのこれまでのキャリアを教えてください。
プロナウンには2025年5月に入社しましたが、実は創業当初から業務委託のデザイナーとして関わっていました。長く一緒に仕事をしていく中で、社長から「一緒に取り組まないか」と声をかけてもらい、正社員としてジョインしました。
もともと私は高校のデザイン科を卒業後、制作会社に3年ほど勤務し、その後フリーランスとして独立。いろいろなことに挑戦したいという思いが強く、「自分自身を看板にして仕事がしたい」と考え、デザイン会社を立ち上げてからは約10年間、一人で運営してきました。
ただ、一人で仕事をしていると、マーケティング的な視点は自然と身につく一方で、自分のつくったクリエイティブが「どんな成果につながったのか」「誰に届いたのか」といった結果が見えづらいという課題もありました。
その点、チームで取り組めば、自分のアウトプットがどう価値を生んだのかが可視化され、それをもとに意見を交わせる環境がある。そうした働き方に魅力を感じ、会社に所属することを選びました。
――その中でも、プロナウンに入社を決めた理由は?
一番の決め手は、「人の良さ」でした。誰も無理に見栄を張ったり、虚勢を張ったりしないし、誰かが困っていれば自然と手を差し伸べる。そんな連携が当たり前にできるチームなんです。
チームに対しても、クライアントに対しても、まっすぐに向き合う人たちばかりで、性格のいい人が集まっているなと感じました。ここなら、自分も気持ちよく働けそうだと思えたんです。
――入社前後でギャップはありましたか?
良い意味で「まだ新しい会社」だと感じました。「この職種だからこうあるべき」という枠がなくて、思っていた以上に裁量が大きいんです。
自分の業務の幅も、役割にとらわれず柔軟に広げていけるのは、良い面でのギャップでした。しかも、そこにしっかりチームの一体感もある。個人プレーではなく、“チームとして”仕事ができている実感があります。
ユーザーになりきり、真のインサイトを深掘りする
――現在の業務内容を教えてください。
大きく分けて、2つの役割を担っています。
1つ目は「クリエイティブディレクター」としての業務です。デザイナーの野中さんと連携しながら、デザインの進行管理やクオリティチェック、そしてお客様へのデザインの意図やポイントの説明などを行っています。
2つ目は「コミュニケーションプランナー」としての役割。プロジェクトの戦略や企画段階から関わり、「お客様にとってどんなコピーやトーンが最適か」という視点で提案を行うことが多いです。そこから派生して、どういう方針でコミュニケーションを設計すべきかをディレクションする役割も担っています。
――広告制作の流れについて教えていただけますか?
まずはアカウントプランナーがクライアントからキャッチアップした内容をもとに、運用チームと連携しながら、ペルソナ設計や訴求軸、コピーの方向性を考えていきます。
たとえばバナー制作であれば、最初に数時間かけて方針をチームで共有し、方向性を決定。そこから実制作に入りますが、私の場合、1つのバナーは早いもので15〜30分ほどで仕上げています。1日で15〜20本ほどのバナーを制作していますね。
プロナウンの強みは、広告クリエイティブを無制限に作成し、高速PDCAを回せること。運用担当からフィードバックがあれば、すぐに反映し、改善するように努めています。
――仕事を進めるうえで、特に意識していることは?
常にユーザーの視点に立つことを大切にしています。デザインをつくる前には、「(商品やサービスの)ユーザーになりきる時間」を意識的に取るようにしています。そのうえで、どんなクリエイティブなら本当に刺さるのか、ユーザーのインサイトを深掘りしながら考えています。
市場調査も行いますが、それ以上に自分の体感を通して理解することを重視しています。たとえば、お客様の化粧品を実際に購入して使ってみたり、受注前でも「一度試してみる」ことを大事にしています。
「お試しセットを買ってください」というバナーを作るなら、そのセットには何が入っていて、どんな手紙が添えられ、どんな梱包で届くのか——そこまで体験しないと、ユーザーが何に心を動かされるのかは見えてこないと思うんです。
ブランドとして何を大切にしているのか、お客様の想いを理解するうえでも、ユーザーの視点に立つというプロセスは欠かせません。
全メンバーが自然と実践する「即行動」の文化
――どのようなときに仕事の面白さややりがいを感じますか?
成果を出せたときの達成感ももちろんありますが、スタートアップならではのスピード感が、何よりものやりがいだと感じています。決まったことをすぐに実行し、即断即決で進められる。今日考えたものが、翌日にはもう結果が出る――そのような環境は、クリエイティブ職の人にとってはすごく“養分”になると思うんです。
――なるほど。そのようなスピード感を実現できるのはなぜでしょうか?
会社全体で「即行動」を大切にしていて、メンバー全員がそれを自然と意識しているからだと思います。たとえば、数値的に課題があると感じたときでも、それを何日も抱え込まずに、毎朝の朝会ですぐに共有する。そこから「どう改善するか」をチームで考え、すぐに動ける土壌があります。
全員が共通の前提を持っているからこそ、連携もスピーディーで、“スピードこそが命”という働き方が無理なく実現できていると感じます。
――そのほかに、プロナウンの社風として感じることはありますか?
とにかく「人」がいいですね。仮に失敗したとしても、誰かを責めたり憎んだりするような空気はなくて、「じゃあ次どうしようか」と前向きに考えられる雰囲気があります。ランチに一緒に行ったり、ちょっとコーヒーを買いに行こうと声をかけ合ったり、気楽な関係性もプロナウンの魅力ですね。
また、リモートと出社を自由に組み合わせられる柔軟な働き方も、働きやすさにつながっていると感じています。
価値あるクリエイティブで、人々のこころをポジティブに動かしたい
――クリエイティブの責任者として、プロナウンをどのような会社にしていきたいですか?
まずは、クリエイティブを目にした人たちが幸せになれるようなものをつくっていきたいと思っています。クライアントも含めて、関わるすべての人にとって価値のあるクリエイティブを届けたい。一部の人に刺さっても、別の誰かに不快感を与えてしまうようなものはつくりたくないんです。
「プロナウンは、いいクリエイティブをつくる会社だ」と思ってもらえるような、そんな認識を広げていきたいですね。
それは、当社のミッションである「『こころ』を奮わす波を起こし続ける。」という言葉にもつながっていると感じています。ただ感情を動かすだけでなく、ポジティブな方向に感情を揺り動かし、それが連鎖していくような体験をつくっていきたい。そのために、言葉選びや設計においても丁寧に向き合い、責任ある立場として一貫して前向きな姿勢を貫いていきたいです。
――今後、どのような人と一緒に働きたいですか?
「ものづくりが好き」という気持ちだけでなく、人の心を動かしたいという想いを持っている人と働きたいです。プロナウンはまだ小さな組織なので、一人ひとりの力が会社全体に与える影響がとても大きい。だからこそ、自分の働きで会社が前に進んだ、成長した――そんな実感を前向きに楽しめる人が合っていると思います。
また、新しいことにも前のめりに挑戦できる人。やったことがない業務でも、クイックに吸収してスピード感を持ってやり切れるような人は、今のフェーズのプロナウンにはフィットするはずです。
特に若いうちは、ストイックに仕事に向き合ってみることも、きっといい経験になると思っています。「今しかできないことを、今、全力でやりたい」という想いを持っている人と、ぜひ一緒に働きたいですね。
――最後に、求職者のみなさんへメッセージをお願いします!
プロナウンは、“スタートアップらしい”スタートアップです。まだまだこれからの組織だからこそ、仕組みをつくる面白さや、会社の成長を自分ごととして感じられる環境があります。
これからの会社を一緒につくっていくことにワクワクできる人に、ぜひ仲間になってもらいたいです!