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こんにちは。
ラシンの茂木です。
採用面談の場で学生さんとお話ししていると、よく耳にするフレーズがあります。
「裁量権があって、成長できる環境で働きたい」
本当によく聞きます。もちろん、その気持ちはよくわかります。私自身、就活生の頃にまったく同じことを言っていました。ただ改めて思うのは、「裁量権」や「成長」という言葉に対して、自分なりの定義や解像度を持てているかが大切だということ。
「何をもって裁量権があると言えるのか?」
「どんな状態が“成長している”と言えるのか?」を、自分なりに具体的に描けているかどうかです。
正直、「裁量権があって成長できる環境」という言葉だけ聞くと、ほとんどの会社に当てはまってしまう気もします。というより、自分の姿勢や取り組み方次第で、どんな場所でもそういう環境に“変えていける”のでは?とさえ思っています。
※とはいえ実際の「機会」は、会社から“与えられる”ものと、自分から“取りにいける”ものが組織やカルチャーによって全然変わってきますので、見極めが必要です。
「裁量権」とは
私が思う「裁量権」とは、「自分が決められる範囲」のことです。
単に多くの業務を任されることではなく、一つの物事に対して、自分の判断で意思決定をし、その決断が顧客や組織にどれだけの影響を与えられるか。それが本質的な裁量だと考えています。
たとえば、「やるかやらないか」という判断だけでなく、「どうやるか」「誰とやるか」「いつやるか」「予算をどう配分するか」など、自分で決められる領域が広いほど、裁量の重みも大きくなります。
そして、その責任を引き受けながら挑戦し続けることが、結果的に個人の「成長」につながっていくのだと思います。
裁量があるかどうかは、「任せる側」ではなく「引き受ける側」が決める
結局のところ、「裁量があるかどうか」を決めるのは、会社や上司ではなく、自分自身なのだと思います。どれだけ任された仕事の中に「意思決定の余白」を見つけられるか。そしてその余白に、どれだけ自分の意志と責任を込めていけるか。もしこれを読んでいる方が、「裁量ある仕事をしたい」と思っているのなら、まずは「自分にとっての裁量権とは何か?」を、一度立ち止まって考えてみていただきたいです。その答えが見えてくる頃には、働き方や会社の選び方も、少し違って見えてくると思います。
最後になりますが、若手であっても、「信頼できる」と思えば任せるのがラシンの文化です。そして、任された側もその責任を前向きに引き受けて、トライアンドエラーを繰り返しています。ぜひそんな環境に興味のある方は面談でお話ししましょう!