2025年2月上旬、JMAC東京サテライトオフィスにて第2回OBOG会(通称Alumni)を開催しました。
今回は実際に運営に携わったインターン生によるレポートをお届けします!
JMACは退職された卒業生との繋がりを大切にしています。「辞めたら縁が切れる」のではなく、プライベートをともにしたり、時には一緒にお仕事を協力したりと関係性を継続させる組織風土が定着しています。
今年もかつての同僚や現メンバーとの交流を楽しみに多くの卒業生が集まってくださいました。高校や大学ならなじみ深い「同窓会」ですが、退職者が一同に集まる機会のある会社というのは珍しいものですよね。
会の様子や卒業生の現在のご活躍、退職後の視点から見えるJMACの魅力などをお伝えできればと思います。
新たな繋がりと深まる旧交
JMAC社長の小澤さんの音頭で乾杯し会がスタート。まずは年齢も所属本部もバラバラのメンバーでテーブルを共にします。各卓では、幅広い世代の卒業生・現役社員が集い、今まで話したことのない卒業生と若手の新たな出会いや、懐かしい顔ぶれに会場が和やかな雰囲気に包まれました。
卒業生の皆様は各々が輝かしいキャリアを歩まれています。食品会社の常務取締役として戦略企画を行っている方やシンクタンク系コンサルティング会社でシニアに昇格された方、ご実家の会社に勤めて経営企画・管理を行っている方など、そのご活躍は多岐に渡りました。
共通するのはJMACで培ったスキルや経験が現在のキャリアに大きく貢献していること、そして卒業後もこうして集まっていただけるほどの変わらぬJMAC愛ですね!かつての同僚と休日に遊んだり、出張先でちょっと飲みに誘ったりと、卒業しても気軽に連絡を取り合える関係性は続いているようです。
また、卒業生との繋がりはプライベートにとどまりません。別ファームに転職後もJMACと一緒にプロジェクトを行う方や、クライアント企業としてJMACにコンサルティングを依頼される方も多くいました。退職しても協力できるビジネスパートナーとして、仕事上の信頼関係が継続していることはとても印象的でした。
▲世代を超えたJMAC新旧メンバー交流の様子
会も中盤に差し掛かり、大谷さんからのJMAC近況報告が行われました。まずはJMACの業績についての報告。近年の好調な業績に会場から大きな拍手が沸きました。
その後、直近でシニアコンサルタントに昇格した方々が紹介されました。卒業生にとって懐かしい名前が呼ばれるとひときわ大きい拍手が沸き起こり、かつての同僚の出世に温かい賞賛の声が送られていました。
続いてのトピックスとして、官公庁・大手商社への出向やJMAC農園でのブドウ栽培など、JMACが力を入れている取り組みが紹介されました。
ちなみにこのブドウから作られたJMACワイン、ラベルの作成は本日いらした卒業生の会社に依頼していたようです。JMAC卒業後もビジネスで協力しあえる関係性が続いていく、そんな強固な絆が感じ取れます。
外から見えるJMAC:卒業生にインタビュー
会が進むにつれて、参加者の皆様は自由に席を移動し、かつての同僚や同期と旧交を深めていきました。JMAC時代の思い出話に花を咲かせたり、プライベートな話題で盛り上がったりと、思い思いに交流を深めていました。
ここで、OBOG会の司会でもある喜多さんと同じ17卒同期の皆さんがお話されているところにお邪魔させてもらいました。入社前のインターン生目線で気になったことを率直に質問してみようと思います。
ーー本日はお忙しい中ご足労いただきありがとうございます。まずは卒業生が現在どのようなご活躍をなさっているのかお聞きしたいです。
盛田さん:私はJMACでは経営戦略部門に所属していました。卒業後はITコンサル会社で大手アパレル企業向けのプロジェクトに従事し、その後家業である鞄屋の経営に携わっています。常務取締役として鞄・バックの企画・製造を行う傍ら、新規事業立案やマーケティング調査など経営陣の中でも主に頭脳役として複数の支店を運営しています。
ーーありがとうございます。JMACでの経験がどのように活かされましたか?
盛田さん:様々なコンサルティングスキルを学べたことが大きかったです。客観的な視点から経営を見る指標を得ることができました。また、独立系のコンサルティングファームであるため、ITシステムの導入などで短期的な売り上げを考慮することなく、クライアントファーストで自由な提案ができた経験は現在の戦略立案にも大きく役立っています。
ーーそれでは、現環境から見えるJMACの良いところなどお聞かせください。
盛田さん:努力も含めた総合的なパフォーマンスが高いコンサルタントが多いことですね。正直なところ、頭脳だけでみると他ファームの方が優れていると感じます。その反面、クライアントに対し愚直に泥臭く、そして真摯に向き合って改善を行う点はJMACの強みだと思います。
高橋さん:私も同感です。肉体派コンサルタントが多いと感じました。クライアントの現状をしっかり把握し、適切なコンサルティングを行うためには、地道な現場調査や長期的な信頼関係の構築が必須でした。クライアントにとって最適な提案のためには努力を惜しまない、そんな組織風土が根付いているのは率直に素敵だと感じています。
盛田さん:また、メソッドに捕らわれない提案の自由さもJMACならではだと思います。理想の押し付けで終わることなく、現場の実情を観察・調査した上でクライアントにとって本当に価値のある課題解決ができる体制がしっかりしていると思います。
ーーしがらみなくクライアントに最適な提案ができる自由さがあり、そのための行動力がカルチャーとして備わっているんですね。
ーー若手の成長環境としてはどんな印象がありますか?
松浦さん:各々のキャリアプランに対して寛容な会社だったと思います。私は元々親族が経営しているラベル・パッケージ等の紙器を制作する会社に入ることが決まっていたので、転職を前提に入社しました。そのためJMAC卒業は必然でしたが、それでも将来やりたいことを自ら発信すれば、適切な成長につながるプロジェクトに参加させてくれる職場でした。
盛田さん:私も入社直後に家業を継ぐ意思を伝えていたため、経営に必要なスキルが学べるプロジェクトに積極的に参加させてもらいました。そのような転職前提のキャリアプランにも寛容なファームだったと感じます。
ーー逆に、JMACのここは変だな・ダメだなと思ったところなども客観的な意見として伺いたいです。
松浦さん:部署によるとは思いますが出張も多く、結婚や出産などで急にライフスタイルが変わるタイミングで、仕事とプライベートの両立に苦労する人も少なくないと思います。
盛田さん:当時は他ファームに比べて昇進が遅いという不満を持っていましたが、先ほどお話を聞いたところアシスタント期間がずいぶん短くなっていました。私のころは3年かかりましたが、今は1年なんですね。JMAC側も自社の課題を認識して成長しつつあると感じます。
ーー最後にこれからJMACに入社する方々に向けてメッセージをお願いします。
盛田さん:JMACに入社することで市場価値が高まることは間違いないです。スキルアップ前提で入社したとしても、その考えを尊重する風土があります。ただ、自由を享受する分、会社という組織に貢献する視点も忘れないで欲しいです。私はたくさん学ばせてもらった分、しっかり数字で還元してから卒業しました。そのような環境で成長したい皆様の挑戦をJMACは歓迎してくれます。
高橋さん:JMAC所属の皆さんは言葉の使い方が丁寧な方が多いです。組織としてどのようなコンサルティングを行うのかというカルチャーがしっかりと言語化されています。そのため、自分の性格や価値観がJMACに合う・合わないが入社前でもはっきりわかると思います。まずは色々なJMACのコンサルタントと話してみることで、自分の適性にあった領域が見つかると思います。
松浦さん:若手の裁量権に関してはどの会社より備わっていると思います。働き方も色々と融通が利くため、もう少し長く続けたかったとも思います。取り組みたい内容・やりたいテーマがある人は、自ら手を挙げることでサポートしてくれるので、JMACがファーストキャリアで良かったと思える環境が必ず有ると思います。
ーーたいへん励みになります、ありがとうございました。
▲最後はロゴ前でパシャリ!この後は同期で2次会楽しんでください!!
いつまでも、JMAC。
参加者が盛り上がる中、中締めの時間がやってきました。現メンバーの熊谷さんとOBの小野さんがそれぞれ代表として挨拶していただき閉会となりました。
会場は名残惜しい雰囲気が漂い始め、中締め後も会場で話し続ける面々や、同期で別会場に移る方々も多かったです。時間の許す限り各々で語り合っていました。
「久しぶりに懐かしい仲間たちと出会えて楽しい時間を過ごせました」「来年も開催されたら必ず参加します!」などの声を多くいただき、JMACの絆を再確認する貴重な機会になりました。
OBOG会の様子や退職者へのインタビューを通して、様々な角度から”JMACの絆”・”JMACの自由さ”を感じていただけたら幸いです。