こんにちは!JMACです。
今回も、JMACの若手コンサルタントの方に就活時のエピソードについて、インタビューを行いました。
ープロフィールー
高岡広太郎朗
2023年入社[新卒]
経営コンサルティング事業本部ビジネスプロセス&ワークスタイルデザインユニット
――高岡さん、本日はよろしくお願いいたします。まずは入社までの経歴や学生時代について、簡単に教えてください。
大学では、経済学部で統計学のゼミに所属していました。また、学業以外ですとオーケストラ部に所属し、その活動に力を入れていました。ヴィオラという楽器を担当しており、他にも部の運営などを行っていました。
就職活動について
ーー就職活動をいつ頃から意識し始めましたか?
3年の夏ごろに、サマーインターンに向けて少しずつ動き始めました。しかし、冬に部活の演奏会があったため、正直あまり身は入っていませんでした。就活より演奏会に向けて忙しくしていた覚えがあります。コンサルティング業界にも全く興味はなく、一切受けていませんでした。
ーー本格的に始めたのはいつ頃ですか?
3年の1月頃です。冬の演奏会が終わったタイミングでいよいよ始めなければと焦り始めました。ただ、その頃もコンサルティング業界はあまり見ていませんでした。よく知らなかったというのもあり、「WLBが充実していること」に魅力を感じた食品メーカーなどを中心的に受けていました。
しかし、選考を受けながら、食品メーカーの業界自体が自分にあまりあっていないかもしれないと感じ始めました。そのため、他の業界にシフトしようと考えました。それが3年の2月頃だったと思います。
ーーその流れでコンサルティング業界に興味を持たれたのですか?
はい。合同説明会に参加したことがきっかけだったと思います。
就職活動を始めたばかりの時は、とにかく知っている企業から選んで受けていく、といったように進めていました。しかし、それではなかなか思うようにいかず迷っていたところ、まず世の中にはどのような仕事があるかを一通りわかる範囲で調べてから決めた方がいいというアドバイスを貰いました。
合同説明会というと、様々な業界の様々な企業が集まります。そこで、例えばコンサルティングや損害保険など、普段中々目の前で仕事をしている場面を見ることが少ない職種に触れることが出来ました。その中で、コンサルティング企業が目に留まり、ブースに行って話を聞くうちに、コンサルティング業界って意外と面白いかもしれないと思い始めました。
ーーなるほど。コンサルティング業界のどのような点が、ご自身に刺さったのでしょうか?
合同説明会でお話を伺った際、「社会を前進させる」というところをかなり強く謳っていた点だったように思います。
社会全体に対して与える影響があるというのは、どの職種でもそうかもしれません。しかし、コンサルタントはそこから更に、「自分たちが考える未来の社会はこうありたい」というところを自ら描いて、自ら実現に近づけていくことが出来ます。その点がとても魅力的に映りました。
JMACを選んだ理由
ーーJMACのことはいつ知り、興味を抱かれたのですか?
JMACは、コンサルティング企業を調べていく中で見つけ、面白そうだなと感じました。
JMACはかなり古くからある企業です。同じように歴史がある会社は他にもありますが、その多くは大手企業が社会研究やシステムを担う部門を独立させて作った会社が長く続いているというパターンです。しかし、JMACはずっと昔から独立してコンサルティングを行ってきました。その点が、他とは違う異色のタイプの企業だなと感じ興味を抱きました。
ーー最終的にJMACを選んだ決め手は何かありましたか?
面接での雰囲気や空気感が決め手だったように思います。JMACの面接で感じたのが、かなり包み隠さずにありのままを出してくれる会社だなということでした。他に内定をいただいていた企業ではなく、JMACを選んだ理由の1つもこれでした。
面接や面談をしていても、社内の様子がわからない企業も多い中で、JMACの皆さんは社内のことをオープンにお話ししてくださいました。例えば、「この領域に興味があるならJMACがいいだろうし、逆にこの領域なら他の企業がいいよ」といったように、率直に教えてくださる方ばかりで面白いなと感じました。
他にも、自分のやりたいことを自由にやらせてもらえる文化が魅力的でした。他の社員も同じように言っているかと思いますが、JMACでは「自分は何がやりたいのか」を自ら自由に発信することができます。その点は、学生時代の私にも伝わっていて、決め手の1つでした。
入社してから
ーー入社してからのギャップなどはありましたか?
殆どありません。驚くほどギャップがない、というのが正直なところです。強いて言うなら、「自分は何がやりたいのか」を考えるその「過程」もサポートして貰えるという点は、プラスの意味でギャップだったかもしれません。先ほど、やりたいことを自由にできると言いましたが、学生さんの中には「そもそも何が自分のやりたいことなのかがわからない」という方もいると思います。しかし、企業はやりたいことの答えを求めてくるので、そう言われても…となってしまうケースはよくあります。
その点でJMACでは、そういったことはなくて、「やりたいことは見つけていけばいいよ」というスタンスです。1年目では、仮配属制度があり、前期後期の2回に分けて、好きな部署に所属することができます。その過程で、自分がやりたいことを探すこともできますし、本配属が決まってからでも、自分の領域と違うところのプロジェクトに参画して、その中で自分のやりたいことを探すという期間をかなり長く設けてくれます。単にやりたいことが出来るというだけではなく、そこを支援する体制も整っている点は、かなり凄いことだと思います。
ーー今JMACでは、どのような仕事をしているのですか?
現在は大きく2つの業務に携わっています。
1つ目が、配属部門での業務改善プロジェクトです。例えば、マニュアルが整備されておらず、各人が独自のやり方で作業しているためにミスが多発しているケースがありますといった話があった際に、手順を明確化し、属人化を防ぐことで、正確な業務が継続できる環境づくりを行うプロジェクトに参画しています。
また、過去に合併した企業で複数のシステムが並行稼働している事例では、現状の問題点を洗い出し、経営層に統合の必要性を示すための調査・提案も行いました。部署横断で経理・人事など幅広い担当者にヒアリングを行い、「システムをこう変えれば解決できる」という改善案をまとめるといった仕事です。
2つ目は、サプライチェーン部門での業務です。これは現在の所属部門ではなく、仮配属で担当した仕事でした。そこで先輩社員の方とのつながりがまだ残っていて、私自身興味を抱いている分野であるため、引き続き関わりをもたせていただいています。具体的には、物流の改革や拠点再編、倉庫業務の効率化などを手がけています。現場を歩き回って調査し、自動化機械や新システムの導入提案を行うなど、より効率的な仕組みづくりを行っています。
ーーJMACに入って、就活生時代に自分がやりたいと思っていたことは出来ていると感じますか?
はい、感じています。例えば、最近「物流の3社共同配送」に関するプロジェクトに参画しました。現在、いわゆる2024年問題(トラックドライバーの労働時間規制による輸送能力不足)により輸送コストの上昇が深刻化しています。通常のプロジェクトでは1社ごとの課題解決にとどまりますが、この案件では3社が共同で配送を行う仕組み作りをしました。
ここで面白いのが、この3社は競争関係にある会社だということです。そのため、一見すると、競合と手を組むような状態にも見えます。しかし、それでも物流業界全体の効率化のためには実施していく必要があるという、クライアント側の強い社会貢献意識といったものがありました。今はまだ3社だけですが、この共同配送のやり方を確立することができれば、もっと大きなプラットフォームにしていくこともできます。
このような大きなプロジェクトに参画させていただいた時は、社会人としてまさに未来のありたい姿を描いて、それに向かって進んでいくことのお手伝いができる良い経験だなと感じました。
ーー最後に、JMACやコンサルティング業界に興味を持っている学生の方へ、メッセージをお願いします。
私は就活を始めるのが遅かったのですが、今振り返るとそれでも良かったのかなと感じています。学生時代にしかできない経験は確実にあるので、皆さんにはまずはそこを全力で楽しんでいただきたいです。就活は追い込まれれば自然と動きますし、自分に合う場所は最終的に見つかるものです。それよりも、学生だからこそ楽しめることを優先して取り組むことが、最も価値のある経験になると思います。