ストラーツには、様々なバックグラウンドを持つ多彩なプロフェッショナルが集まっています。そんな魅力あふれるメンバーを紹介する本連載。第二回目は、2018年11月に業務委託で株式会社ストラーツにジョインし、現在はチームをディレクションするリードエンジニアとして活躍する木村俊介(きむらしゅんすけ)さんにスポットを当てます。お仕事内容はもちろん、木村さんが感じている社内の雰囲気や魅力、またオフの過ごし方までお伺いしました!
■堀江代表との長い縁。ストラーツ初期メンバーの木村さん
ーーまず、ストラーツに入社された経緯について教えてください。
2018年11月に業務委託でストラーツにジョインしました。当時はフリーランスのエンジニアとして活動していましたが、2019年は堀江さんからの仕事だけでほぼスケジュールが一杯だったので、ストラーツの業務にフルコミットしていました(笑)。
ーー堀江さん専属のフリーランスのようですね(笑)。堀江さんとはもともとお知り合いだったのですか?
堀江さんとは弁護士ドットコムという会社で一緒に働いていました。僕はそこでエンジニアをやっていて、堀江さんはディレクターをされていたんです。元同僚というやつですね。その後、友達と起業するために会社を辞めたのですが、2年くらいやって結果的には失敗してしまって。2018年7月ごろ、新規事業はやめてちょっとフラフラした時期がありました。そろそろ仕事しようかな〜と考えていたところに、堀江さんから手伝ってくれない?と声をかけてもらって、エンジニアになったという訳です。
当時は現在の『EventBASE』とは関係のない受託案件のようなものを中心にやっていました。2020年4月に新しい事業をやりましょう!という話になり、その時誕生したのが現在当社の主力サービスとなっている『EventBASE』です。そこから開発をはじめて、今に至るという感じです。
ーー昔のご縁が現在につながったということですね!木村さんは当社のメンバーの中で最も堀江さんと長い付き合いだと思うのですが、堀江さんってどんな方ですか?
とにかく突っ走るタイプで、決断がめっちゃ早くて瞬発力があります。そこは本当に社長だな〜って感じます。一方で、「社長なんだぞ!」みたいな圧は全くなくて、コミュニケーションがとりやすい方だと思います。1人ひとりメンバーの意見を尊重してくれるので、一緒に仕事していてやりやすいんじゃないのかな。まぁ、突っ走るもんだから、もちろん荒い部分もたくさんあって、女性陣に突っ込まれてタジタジになっていることもありますけどね(笑)。
ーーあはは(笑)。でも、そこも含めて堀江さんの魅力ですよね。木村さんはこれまでずっとエンジニアをされてきたのですか?
そうですね、ずっとエンジニアです。最初は新卒でホームページ制作会社に入社して、WordPressでサイトを作っていました。その後、転職して弁護士ドットコムにインターンとしてジョインしたんです。プログラムや開発の基礎を業務を通して学びました。
もともと大学でエンジニアの勉強をしたこともないし、専門学校やスクールなどに行ったこともなく、1社目ではすべて独学でやっていたんですよ。でもさすがに独学では限界があるなぁと感じて、ちゃんとサービスを作っている会社で修行したいなと思って。弁護士ドットコムは業務自体が勉強になるという素晴らしい環境な上、堀江さんとも出会えたので自分の人生のターニングポイントにもなった企業ですね。
■お客様の反応をすぐにキャッチできるーーストラーツで働く魅力
ーーストラーツでの木村さんの業務内容について、詳しく教えてください。
業務内容は、コードレビューをやったり、堀江さんとタスクの整理や開発をしたりしています。バグ修正、緊急対応することも多いですね。1番最初からサービスに携わっているので、マネージャー的な業務をこなしながらプレーヤーとして開発もやっているという感じです。リードエンジニアのような役割をしながら、タスクの割振りなども担当しています。
ストラーツには現在5名のエンジニアがいるのですが、僕ともう1名が正社員、あと3名は業務委託で入ってくれています。僕もずっと業務委託だったのですが、この4月に正社員になりました。
ーー正社員という働き方になって、率直にどう感じられていますか?
いやー、福利厚生がつくのってやっぱりいいなーと(笑)。
どっちにしても週5で堀江さんの業務を受けていたので働き方ややることは変わらないと思いましたし、実際に働き方は全然変わらないので、むしろ保障がついて「やった〜♪」という感じです(笑)。
ーーストラーツの働きやすい部分と、逆に大変だと感じる部分を教えてください!
完全リモートワークなので、自分の好きな環境で仕事できるのがすごくいいですね。
大変な部分は、ストラーツがというよりはベンチャーの宿命ですが、走り出して間もないのでいろんなことが整っていないところですかね。常にゴタゴタしていて、緊急対応などももちろんあるし…そういうこともあって「定時でハイ終わり」とはなりにくいです。もちろん定時で終わることもありますが、残業する時はするっていう感じですね。
自社サービスだけど、機能開発の時にお客様に「◯日までにやります」とお伝えする関係上、絶対その日までにはやらなきゃいけない。お尻が決まってしまうので、見積りが甘かったりすると後半辛くなったりすることもあります。
ーー木村さんが感じる、ストラーツのエンジニアだからこそ感じられる仕事の魅力は何ですか?
メリットとデメリットが表裏一体でもあるんですけど、環境が整ってないぶん自分で環境を整えられる醍醐味があるし、こうしていきたいという自分の目標に向かって力を出しやすいんじゃないかなと思います。たとえば、問題が改善されるとみんなから称賛されるんですよ。「木村さん、すごーい!」みたいな(笑)。そういう部分に楽しみを見出せる人が合っている環境なんじゃないかなと思います。
エンジニアの仕事って、お客様と対峙する機会が少なくお客様の反応がわからなくてやりがいを感じにくいということがよくあります。でもストラーツは、お客様との距離がすごく近いんですよ。堀江さんを通じてお客様の反応がすぐに届くので、開発をしていてこれは意味あるのか?と思うことに対しての答え合わせがすぐにできるんです。これもエンジニアにとっては大きな魅力のひとつじゃないかなと思います。
■休日は宮崎で農作業!日本中どこにいても大きな仕事ができるフルリモートの魅力
ーーストラーツでお仕事されていて、1番しんどかった時のエピソードがあれば教えてください。
2020年9月に、1番最初の『EventBASE』を作った時ですかね。何もないゼロの状態から全部作っていったので、とにかくしんどかったですね。開催日も決まっていたので、遅れるわけにはいかなかったし。無料で開催しているとはいえ、参加者も資料を用意したり何かしらの費用は発生していますからね。絶対にミスは許されない、という状況でした。
ーーそんな辛い状況だったんですね……辞めたい、とはならなかったのですか?
いやー、全然!働いた分お金がもらえるから、儲かったなぁって感じでした(笑)。でも肉体的にめっちゃつらかったので、みんなで「もうこうならないようにしようぜ」となりましたね。やっぱり身体は資本ですから(笑)。
現在は大きな機能の開発は止まっていて、ちらほら出ているバグを修正しながら細かい機能をみんなで作っています。12月頃までは主催者の要望はなるべく聞いていたのですが、弊社のサービスはSaaSなので、今後はやめにしようという話になりました。それよりも、イベントに来場したお客様が使っていてよかったと思えるような機能をどんどん追加していきましょう!と、これまでとは方向性が大きく変わりましたね。
ーー最近イベントも増えていますしね!ますますお忙しい毎日だとは思いますが、木村さんはお休みの日やプライベートな時間はどんな風に過ごされているのですか?
実は僕、今宮崎に住んでるんですよ。交際相手の実家が農家なので、土日のどちらかは農作業の手伝いをして過ごしています。手伝いを始めてから1年くらい経ちましたが、農家の仕事は大変ですね〜。なので農家は継がず、座ってできるエンジニアの仕事を続けていくつもりです(笑)。
でも普段座りっぱなしなので、農作業が結構息抜きにもなるんですよね。こういう生き方ができるのも、フルリモートならではの魅力ですよね。
ーーなんと!宮崎にいらっしゃったんですね!今まで全く気が付かないほど、フルリモートって物理的な距離を気にすることなく仕事ができるんだと今この瞬間に痛感しました(笑)。では最後に、木村さんが思うストラーツに合っている方を教えてください!
一言でいうと、あやふやな状況も楽しめる方でしょうか。これまでひたすらに突っ走ってきたので、まだゴタゴタしている部分やあやふやな部分がどうしても残っています。「こんな機能が欲しい」というお客様からの声が出てきたときに、「じゃあ、これとこれが必要だね」とある程度は決められるのですが、細かく詰められず結構ふわふわしてる中で開発を進めていくことも多いです。僕たちにもわからないことがあったり、堀江さんが考えているものとズレがあったりすることもある。そういう時、堀江さんとコミュニケーションをとりながらやれる人がいいかなと思います。
ずっと走り抜けてきた分、いろんな負債が残っているんですよね。「どうしてこういう作りになってるんだ!」というものが絶対出てくると思うので、そういう環境でも大丈夫かつ、「ちょっとずつ良くしていけばいいか〜」というマインドの方のほうが楽しんで働けると思います。
エンジニアとしてある程度経験してきた方で、自分の頭で考えるのが好きという方がいいですね。
ーー自分の力で環境をよくできることにやりがいを感じられる方ということですね!確かにそこが、すでに出来上がっている会社にはない今のストラーツならではの魅力かもしれません。
ーー木村さん、お忙しいところ色々とお話を聞かせてくださってありがとうございました!