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みなさま、こんにちは!チャイルドサポ―ト広報担当の真田です。
2023年に設立したチャイルドサポート。ここ数か月で想いを同じくする「仲間」が次々と加わり、ミッションの実現に向けて少しずつ進んでいることを実感しています!
今回は6月にジョインされた前口千尋さんにインタビューしました!(※2025年7月17日に実施しました)
―これまでのキャリアを教えてください!
新卒で人材系のベンチャー企業に入社、中小企業向け営業担当をしていました。顧客は小規模とはいえ会社経営者の方々。刺激があって充実した日々でした。
結婚をしてからは、拠点を東京に移し派遣社員をしていましたが、小さいころから憧れていた「弁護士」を目指そうと一念発起。ロースクール(法科大学院)に入学しました。行政書士の資格はその時に取得しました。
―すごい決断ですね!ロースクール卒業後は?
実は卒業してすぐ、元夫が赴任中の上海(中国)へ行ったのですが、そこで離婚を経験しました。子供がいなかったこともあり公正証書は作らなかったのですが、離婚に向けて協議している時期の心情はかなりキツイもので、せっかく準備をしてきた司法試験も受けられなくなるほどでした。
―そうした経験が、今のお仕事につながっていますね。
そのときは自分もボロボロになるほど落ち込んだので、相談いただくとき、「わかる、わかる、つらいですよね…」となります。離婚はパワーが必要な作業です。当事者は本当に大変ですので、「よくがんばってますよね」「ここまでされたのはすごいですよね」って。自然と利用者の方を励ましています。
そうした言葉が出るのは、自分も離婚を経験したことが大きいかと思います。
―行政書士の資格を取得されてからはどんなお仕事を?
行政書士とは全く関係のない仕事をいくつか経験しました。というのは、行政書士の仕事といえば会社設立とか建設の許認可など実業に関連するイメージが強くて。
私は「家事」、いわゆる「こども」や「家族」に関する仕事、身近な人を助けるような仕事を志望していたので、行政書士の資格を生かしながら人助けすることはできないのかな?と思っていました。
―その思いがチャイルドサポートへの転職につながっているのですか?
そうですね。高校時代アラスカ(米国)に留学していて。そのとき「人を繋ぐために『ことば』という手段がある。相手の国の『ことば』を知ることで互いに理解しあえる。そして人と人の繋がりが世界をより良くしていく」と身をもって感じたのですが、法律も「人を救う」という目的のための手段の一つなのだと思っています。
私たち行政書士の仕事は、依頼人の「ことば」や「思い」を聞き取り、法律にあてはめたり、疑義が生じないような法的な文言に言い換えて文書を作ったりすることです。法律という手段を一般の人たちが使うための、「通訳」みたいな。チャイルドサポートで仕事をするなかで、行政書士としての使命が明確になった気がしています。
求人を最初に見つけてくれたのは今の夫で。「こんなおもしろそうな仕事があるよ、あなたに合うんじゃない?」って。行政書士の資格を活かしながら人を助けられるなら!と思って。
しかも「雨の日テレワーク」っていいなって(笑)
(オフィスの様子 隣で仕事をしているので、わからないことはすぐに聞くことができます)
―チャイルドサポートでの働き方は?
勤務時間は原則9時から18時までですが、驚くほど働きやすくて。
夜の相談対応をする分、早く仕事を切り上げる、みたいなこともできますし、週1回は必ずリモートをしています。それとは別に雨の日もリモート切り替えができたり。
代表の佐々木さんの人柄がとても良いので相談しやすくて。例えば、家族の用事で平日休みをとりたいときは、代わりに土曜日に相談に入るなど、柔軟に調整できています。
―チャイルドサポートでどんな人と働きたいですか?
「人」が好きな人と働きたいですね。打ちのめされている人の力になりたいとか、その人が自立できるまで支えてあげたいとか。離婚まで、利用者の方が大変な時期に「伴走」する仕事なので、そういう想いを一緒に共有できる人と働きたいと思います。
(インタビュー後記)
これまでのキャリア、人生の明暗を余すことなくお話しいただき、一編の小説を読んでいるようでした。大西さんに続き、前口さんという頼もしい「仲間」とミッションを共にできることにワクワクしています!