「家庭を支えるために、諦めた夢」
Q. これまでのキャリアについて教えてください。
もともと大学では情報通信を学んでいましたが、3年生の時に母が事故にあってしまって…。
家庭を支えるために大学を中退し、酒屋やガソリンスタンドでアルバイトを掛け持ちして生活を支えていました。
その後、自動車のライン作業や飛び込み営業、コールセンターのSVなど、いろいろな仕事を経験しました。
何度か営業職をやってみて、数字を追うことはできても「自分には話すより聞くほうが向いてるな」と感じるようになったんです。
「手に職をつけたい。PCを扱う自分になりたかった」
Q. ITエンジニアを目指した理由は?
大学時代からPCを触るのが好きで、「いつかはITエンジニアとして仕事をしたい」という気持ちはずっと心に残っていました。
実は前職ではITの会社に入社したのですが、気づけば営業の仕事をすることに。
研修もなくITエンジニアとして現場に行ける機会もなく、「これじゃ何も身につかない」と感じて退職しました。
だからこそ、今度こそスキルを学べる環境で、PCを使って手に職をつけたいと強く思いました。
「面接が“自分のための時間”だった」
Q. conceptに決めた理由は?
Wantedlyの社員インタビューや社長の話を読んで、「未経験からでもちゃんと育つ仕組みがある」と思えたのが大きかったです。
実際に面接を受けた時、野口さんがまるで面接というよりも“自分の将来を一緒に考えてくれる時間”のように向き合ってくれました。
気がつけば90分も話していて(笑)、ここでなら挑戦できるって思いました。
「営業ばかりだった自分が、今ではサブリーダーに」
Q. 今はどんな仕事をしていますか?
現在はお客様に代わってサーバーの監視・保守をしています。
障害が起きたときの一次切り分けや復旧対応、各メーカーへの問い合わせ代行など、
お客様の“安心の裏側”を支える仕事です。
30人いるチームの中で、今はサブリーダーとして新人教育や作業の二重チェック、引き継ぎなども任されています。
以前は営業ばかりだった自分が、ITの現場で後輩を教えたり頼られたりしているのが、なんだか不思議です。
「“やらない後悔より、やった後悔”を大事に」
Q. 入社してから変わったことは?
とにかく「失敗しても、やらないよりやった方が得るものが多い」と思えるようになりました。
これは営業で数字が伸びなくて悩んでいたとき、先輩に言われた言葉でもあります。
今は作業の効率化や誤字脱字を防ぐための資料作成など、
「チームでミスを減らすために自分に何ができるか」を考えて行動するようになりました。
「社員同士の距離が近いから、挑戦が怖くなくなる」
Q. conceptの好きなところを教えてください。
総会やレクリエーションなど、普段は違う現場で働いている仲間とも垣根なく話せるところです。
誰とでもフラットにコミュニケーションが取れて、「困ったときは相談していいんだ」と思える安心感があります。
「AIの分野にも挑戦したい」
Q. これからどんな未来を描いていますか?
今後はAI活用の知識を深めて、画像や動画制作、プロンプト設計など、
いろんな形でconceptの事業を支えられる存在になりたいです。
「“迷うなら一歩踏み出そう”を一緒に実感してほしい」
Q. 最後に、同じように挑戦したい人にメッセージをお願いします。
未経験からITに飛び込むのって、本当に勇気がいります。
でも、“やらない後悔より、やった後悔の方が経験値になる”って、これは自分が身をもって感じてきたことです。
もし「自分にできるのかな」と迷っている人がいたら、まずは一歩踏み出してみてください。
一緒に“挑戦して良かった”って思える未来を作りましょう!