本日は、飲食一筋からITへ転身した金子さんのストーリー。
学歴や職歴に自信がなくても、新しい挑戦を始められる。金子さんの体験は、これから一歩を踏み出そうとしている人へのヒントになります。
きっかけは「成長が見える仕事をしたい」
Q. まずは自己紹介と、エンジニアを目指した理由を教えてください。
金子: 高校卒業後は鰻の老舗に新卒で入りました。その後はイタリアンや焼き鳥のキッチンでアルバイトを続けてきました。
料理は好きでしたが、経験が増えるほど“上達の実感”を得にくくなってきて。勉強や資格で成長を可視化できるITなら、努力が成果に変わる幅が広いと感じて、思い切って転職を決めました。
「未経験OK」の言葉より、育成の“具体性”
Q. conceptを選んだ決め手は?
金子: 求人サイトで育成方針や入社後のイメージが一番具体的に描けたのがconceptでした。フォロー面談の機会も多く、プロジェクト配属後も相談のできる環境があったのが大きかったです。「ここなら自分でも積み上げられる」と思えました。
いまの仕事:配送システムの“裏側”を整える
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
金子: 流通・配送領域のシステムで、トラブル発生時の対応や、サーバに配置するスクリプト(ksh)の修正、作業手順書の作成などを担当しています。
プロジェクトは基本リモートで、LinuxからAIXへの移行に伴うスクリプト修正に関わることもあります。Excelのマクロ修正・作成など、“手を動かして効率を上げる”仕事が好きですね。
キッチンで鍛えた“段取り力”が、ITでも武器になった
Q. 飲食の経験は、ITでどう活きていますか?
金子: キッチンとIT、一見まったく違うように見えますが、実は大切にしていることは同じでした。
キッチンは段取り・正確さ・安全性が命。ITの現場でも、
・手順書どおり正確に進める
・例外に備えて先回りする
・記録(ログ/エビデンス)を残す
といった基本が強みになりました。またチェックシートやマクロを自作して、工数を減らす取り組みも進めています。
これまでの“現場経験”で得たもの
Q. これまでどんな現場を経験しましたか?
金子: ネットワーク保守のチームでサーバのセットアップ、資料作成、チェックシートの改善、Excelマクロでのリスト整備、新人教育のヘルプなどを行ってきました。共通して言えるのは、丁寧に、ミスなく、スピードも落とさずという姿勢です。
現場で求められるのは「正確さ+情報の取りにいき方」
Q. 現場で大切にしているスキルは?
金子:とにかく、曖昧を残さないこと。分からないままにしないで、資料と人の両方から情報を取りにいくことを徹底しています。
「できない」は、やってみた回数で減っていく
Q. スキルアップや楽しさを実感した瞬間は?
金子: 以前の現場で分からなかったことが、次の現場では自然とできるようになっていた瞬間です。現場が変わる=経験が増えるなので、未経験でも前に進めばちゃんと蓄積される、と実感できました。
「迷ったら、まず一回やってみる」
Q. 未経験から挑戦する人へ、ひとこと。
金子: 未経験でも、面接が苦手でも大丈夫。やってみると意外となんてことないし、回数を重ねれば必ず慣れて自信になると思います。
プロジェクト配属後も仕事内容や雰囲気の相談ができるのは心強いはず。気になったら挑戦してみる——それが一番の近道です。
飲食からITへ。金子さんの転身は、努力が結果に変わる“仕組み”を選んだことが勝因でした。
手順を整える・正確に進める・仕組みで効率化する——この積み重ねが、未経験を“戦力”に変えていきます。
「成長が見える仕事がしたい」と思ったら、ぜひ一度、conceptの扉を叩いてください。