はじめまして。
フィグニー株式会社に今年3月より入社した調 來祐(しらべ らいすけ)といいます。
今日はこれから一緒に働くメンバーの一員として僕のこれまでの経験をお話しさせて頂きたいと思います。
僕は今東京でFlutterのモバイルアプリエンジニアとして働いています。
なぜ僕が今充実した日々を過ごせているのかというと熱中するものを見つけることができたからです。
長崎県で生まれ約30年ほどずっと地元で暮らしてきました。
社会人としては15年と、人生の半分に差し掛かろうとしています。
高校卒業後に父が経営していた自動車整備工場で働き始めます。
小さい頃から整備工場を経営していたのですがその後、事業拡大の為ガソリンスタンドを購入しそこから岩盤浴、ソフトバンクショップと経営するようになりました。
僕は長男でもあったため各店舗を期間的に回ったりしてそれぞれの仕事を覚えていました。
しかし、僕が23歳の頃、経営不振により倒産。
そこからいろいろな職業を経験します。
市役所勤務で地元産品の営業、本とレンタルDVDのショップ店員、ホテルマン、製造工、米軍基地の船舶整備士、バイクの整備士、中学校でのICTの先生などいろんな職種を経験することができました。
その中で転機となったのは米軍基地での船舶整備士という仕事でした。
それまで仕事といえば楽で給料をたくさんもらえて残業なしの週休2日がいいと思っていたので安定した職業を選んでは転職を繰り返していました。
まさに米軍基地は安定した職業で国家公務員と同じ待遇だったし、家族も喜んでいたのですが、2年ほど経った頃、自分の将来について考えるようになりました。
ずっとこのままの人生でいいのか?
本当にやりたいことはないのか?と。
ものづくりの世界に長くいたこともあり僕の周りの人は職人として誇りを持って生きている人たちばかりでした。では、なぜ僕が整備士の世界を選んできたかというと今までやってきた仕事と似ていたり、父がやっていたからだったり、大学も行ってないし専門的なことは難しそうだなと思っていたり、自分ができそうな仕事ばかりを選んで地元に残っていました。なんか自分はこんな感じの人生なんだと諦めていました。
ただそんな感じの考え方でしたがいろんな職業を経験してきたこともあり会社経営や事業の進むべき方向がなんとなく見えてきたりして自分が何が得意で何ができると会社やみんながもっと良くなるのか?という考えが浮かぶようになりました。
米軍基地での僕は技術力ではまだまだ素人でしたが、英語を使う機会が多く苦手な人も多かったので僕が勝つには英語だ!と感じ勉強するようになります。
それで勉強していくのですが仕事よりも海外に対して強い憧れを持つようになり、留学したいと思うようになります。たぶんこの頃から漠然と何か自分を変えたいと思っていたと思います。
そして周りの反対を押し切って退職し、30歳ギリギリのワーホリを使って約9ヶ月間カナダに滞在します。
日本はオワコン化している。海外の方が残業とか無いし絶対楽だろうと思い、カナダのバイク屋で働くことにしました。
しかし、そこで衝撃を受けたのはカナダ人は日本人以上に職業に誇りを持ち仕事に対してまっすぐで寝食を忘れ楽しそうに仕事をしていることでした。
またしても僕はそこで深く考えるようになります。
このような気持ちで申し訳ないとさえ感じるようになりました。
じゃあ僕がやりたいことは何だろう?
それは英語?でも英語を極めたからといって通訳や翻訳になりたいわけではない。
そこでカナダに行く前からもうひとつ勉強していたのがプログラミングでした。
これからの時代はITと国際化と思っていたし幸いにもエンジニアは英語が必要だと知りここで挑戦してみようと決意します。
そして今まで飽き性だった僕ですが、すぐにプログラミングにはまり仕事が終わって家に帰っては学習を続け熱中するようになりました。
特にxRやモバイルの分野です。
xRは映画や漫画の世界が現実に表現できるのがとても楽しかったし、モバイルはソフトバンクショップを経営していたこともあって元々携帯が大好きだったし(開発目的などではなく、毎日1つアプリをインストールし遊んでみるということをやったりしてました。(笑))バーチャルの世界に対して夢を持っていました。
それでエンジニアになりたいと思い、Wantedlyでフィグニー株式会社を見つけたところ、企業理念である“「もうひとりの自分」を生きるバーチャルエンタテイメントを”という言葉が深く刺さり、絶対ここで働きたい!と思い応募しました。
当時長崎に帰っていたのですがIT企業で働くなら絶対東京だ!と思っていたので必ず上京するということで面接もオンラインで行っていただきました。
1時間ほど里見さんといろんな話をして熱い思いをぶつけ、採用を勝ち取ったという感じです。
僕自身今感じるのは仕事が楽しくて楽しくてしょうがなく、まさに「ワークアズライフ」の人生を歩んでいるのが嬉しいしやっと誇りに思える職業だなと実感しています。
これからまだまだ困難や壁にぶつかると思いますがそれでもここまでいろんな経験をして、考えて、努力して勝ち取った自分のライフスタイルなので絶対負けないと思っています。
そう自信を持つことができました。
長くなりましたがこれが僕がエンジニアになって幸せだなと思えた経緯です。
FlutterはWidgetというものを使って全てコードでアプリを開発します。
iOSとAndroidの両方を一つのコードで書くことができ、ホットリロード機能を使い開発スピードを格段にあげることができるフレームワークです。
Flutterの話はまた次回お話ししたいと思います!
フィグニーは熱い思いを持ったメンバーをお待ちしています!!