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スタートアップがなぜ英語力を求めるのか?留学経験を活かし就活したい学生へ。

Photo by Sacha Verheij on Unsplash

突然ですが!

こちらのカバー画像の飛行機、どこの国の航空会社の飛行機かご存知でしょうか。

・・・・・・

そう、オランダです。

ヨーロッパに留学していた頃は、そのままよく"けるむ、かれむ"と呼んでいました。(Wikiによると"KLMのオランダ語での発音は「カーエルエム、カーエレム」に近い。"とのこと。あながち発音は間違っていなかったみたいです。)



ヨーロッパには色んな意味で「先進国」が多い!

このように、ヨーロッパの国々は国土面積が狭くても特色が様々で、いろんな意味で「最先端な国」が多いのです。他にも例をあげると・・・

動物愛護への意識の高さ(諸国)、性産業への理解(オランダ/これは物議を醸していますが)、性の多様性への理解(諸国)、環境問題への能動的な取り組み(ドイツ北欧、他諸国)、「個人」の権利の尊重(フィンランド/夫婦別姓の選択が可能)、議論好きな国民性(フランス)、教育への障壁の低さ(チェコ・ドイツ等々/大学の学費が留学生でも無料)・・・(追加情報歓迎します!ヨーロッパに旅行した・留学した経験のある方は、会社説明会やオフィス案内の時にぜひお話ししましょう〜!)

等々、あげたらキリがありません。本当に「先進国」の塊です。(もちろん先進国っぽくない国も中にはありますが!笑)

そして忘れてはいけないのが「IT先進国・電子国家」として名高い、「エストニア」の存在です。



エストニアってどこ?

地理を習った方ならご存知だと思いますが、エストニアはロシアの西にあるバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の一番北に位置する、小さな小さな国です。その人口約130万人。なんと東京都の人口の10分の1です。

フィンランドのヘルシンキまでフェリーで2時間でアクセスできちゃうというロケーションにあります。調べてみたら、新潟港から佐渡島へフェリーで行くよりも近いそうです。佐渡島出身の方ならこの近さ、実感いただけるでしょうか・・・笑



さて、なぜエストニアが電子国家と呼ばれるようになったのでしょうか?

こちらの理由についてはもう既に知っている方もいるとは思いますが(なにせこのページに辿り着いて下さったのだから)、知らない方のためにも説明しておきますね!

旧ソ連下にあったエストニアは、独立時にはデータベースも散在しており、ゼロからシステムを作り上げていく必要があった。ソ連時代は、娯楽が許されず、チューインガムですら他人が噛んだ1つのガムをみんなで噛み回すほど貧乏だったと当時を知る人は言う。

 欧州とロシアのちょうど境目にあるエストニアが、このまま国家として存続できるかは誰も保証できない。だからこそ、物理的に国が奪われたとしても、オンライン上に電子的に国をデータとして保護しておくことで、いつでもまた再出発でき、国民を守るという考えが根元にあるのだ。それはまるで、ハードウェアが壊れてもまた新しいハードウェアにOSをインストールするという行為に似ている。国家のシステムは常にアップデートされ続け、 他国に自国のバックアップを取っておく。そうやって国が国民の情報を電子的に保護していくのだ。(こちらの記事より引用させてもらいました。)



現地を訪れた人によると、今でも街には旧ソ連の支配の歴史が色濃く残っている場所があるそう。カラフルで可愛らしい街並みとは裏腹に、暗く長い支配の歴史を抱えた国ですが、究極の逆境に巻き込まれた経験があったからこそ電子政府として圧倒的に他を凌駕し、旧支配国を見返したんですね。

小気味良いです。映画を一本作れそう。

なぜエストニアがそんなに重要?

なんとこちらの国、電子国家としてのブランディングに成功しただけでなく、スタートアップ大国としても有名なんです。

エストニアは、人口約130万人の小国ながら、これまでに約988のスタートアップ企業がデータベースに登録されている。つまり、スタートアップを多く生んでいる国という側面があるのだ。同国を代表するIT企業であるSkypeをはじめに、オンラインカジノのPlaytech、海外送金のTransferWiseに続き、ライドシェアのBoltと、これまでにユニコーン企業を計4社も輩出している。

なぜ、エストニアではスタートアップがこれほどまでに盛り上がっているのだろうか?その背景には国内外でのIT人材確保や教育、またインキュベーションデザインがある。(こちらの記事より引用させてもらいました。とても興味深い内容なので、ぜひ後で読んでみてください!)

エストニアはとにかくスタートアップが生まれる国として、今や世界中の起業家や投資家が大注目しているのです。



battonは、海外に主眼をおいている人も歓迎しています。

株式会社battonもスタートアップのIT企業として、世界の最先端のスタートアップ情報は常に押さえておきたいと考えています。どこかに私たちの事業に活かせるヒントが眠っている可能性もありますし、押さえた情報が新しいビジネスに活かせる可能性もあるからです。

しかしエストニア現地の情報は、英語やそれ以外の言語で発信されるものばかりです。他にもアメリカイランの最新のスタートアップ情報も併せて押さえておきたいところですが、こちらも発信されている言語が限られています。

そこで求められるのが「英語で情報を取りに行く力」です。



これが、私がbattonへのジョインを決めた理由の一つでした。多少人より英語力に自信のある私は「この方法でならこの会社に貢献できる!」と思ったのです。もし英語が好きで、海外に興味がある方が仲間になれば、一緒に海外の情報を調べて情報交換もしたいな〜と思っています。

この記事を読んでくださっているみなさんは、海外に行かれたことはあるでしょうか?

もしあるのであれば、いきいきと生活する現地の人々の笑顔に驚いた経験はありませんか?

私は、何度もあります。(昼間からビールを飲むアイルランドのおじさんたち、朝バス停で待ってたらいきなり車内から雑談を仕掛けてくるゴミ収集車に乗ったフランス人のおっちゃんたち、仕事中に隙あらばナンパしていたオーストリア人のお兄さんたち、etc...)



彼らと同じように、人生に対するワクワク感や生き生きとした感覚を日本人に持ってもらいたいと思ったのが、私の会社選びのスタート地点でした。

(余談ですが、日本の電車はまさに現代社会の日本を象徴していると思います。広告ばかりの車内=一方通行な価値観の押し付け、寸分狂わぬ定刻通りの発車=勤勉な国民性、誰も楽器を演奏しない地下鉄の車内=娯楽と切り離された日常、誰も電話や雑談をしない車内=優先順位は自分<他人…等々、ストレス社会が形成されやすい土壌が整っている気がしているので、なおさら日本人には楽しく生きて欲しいと思うわけです(これらの状況が全て真逆になるとそれはそれでまたストレスになりそうですが)。)



きっとどこの国にいても人として生きるというのは間違いなく大変なことですが、それを楽しいと感じるか辛いと感じるかは生涯時間の大半を占める「しごと」の時間の捉え方なのではないか?と考えています。日本人がいきいきと仕事できる世界を作る方法として何がベストか考え続け就活をした結果、ご縁があり、battonへの入社を決めました。

「つまらない仕事はロボットにさせればいい。人間にしかできない、人間らしい仕事は人間がすればいい。」

と、弊社はよく言います。その発想は、現にRPA(Robotic Process Automation)で実現されています。

「battonを広めることで、電車でつまらない顔をしている日本人は笑顔になるかもしれない。」「そうすれば、その人の家族にその笑顔や幸せは伝播するかもしれない。」「そうすれば、社会人はつまらない・きついと思う若者は減るかもしれない。彼らに未来への希望を持たせられるかもしれない。」という希望のもと、私は今日もbattonで楽しく過ごしています。


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