広報桑原がアクシスの仲間にインタビューする
「Axisヒトモノガタリ」も20人目の登場!
塵も積もれば山となる・・ではないですが、多くの人に話を聞き、
こうして、届けることができるのはこの仕事の醍醐味だと勝手思っています。
さて、そんな記念すべき20人目に登場するのはシステムエンジニアから
スーパーバイザーという転身を遂げた女性リーダーです。
社内でも一番と言っていいほど多岐にわたる業務を担う
「BPOセンター」の立ち上げから関わる彼女の業務や
システム開発からの転身について話を聞いています。
米田 真由美 BPOセンター ユニットリーダー
県内や首都圏企業、行政・団体のヘルプデスクの全体管理、新規案件のサービス構築を担当する他、ユニットリーダーとしてコールセンター業務のマネジメントを担う。
お客様の本業務を支えるパートナー=BPO
米田が所属するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)センターの業務は、コールセンターと思われがちだが、コールセンターやヘルプデスクとは少し異なる役割を担っている。BPOセンターはお客様が本業務を円滑に進めるために、本業務ではないものの、人の手や時間を要している業務をアウトソーシングで引き受け、お客様が本業務に集中できるように、必要とされる専門スキルでサポートするチーム。中でもシステム導入のサポートとヘルプデスクは年々ニーズが高まっている分野だ。
業務改善を目的に導入したシステムが社内で運用できないケースが、アクシスのお客様に見られたことからスタートしたBPOセンター事業。今ではシステム導入のマニュアル作成や操作研修の実施、ヘルプデスクの設置とシステム導入の運営に関わるサポートの一連を担うほど業務の幅が広がっている。また、それ以外にも、経理部門の一部の業務や、顧客コミュニケ―ションのためのSNSやメールマガジン配信など、その業務は多岐にわたる。
最近では、お客様の課題を丁寧にヒアリングし、業務の整理段階からサポートするケースも増えている。そうすることで、実際にシステム導入の研修時には経営陣がどのような考えや目的をもって、システムを導入するのかその背景を現場に伝えることもできるようになったそうだ。慣れたシステムが変化することへの抵抗感はどの分野にも必ず存在しているからこそ、より丁寧に伝えることを大切にしている。さらに、お客様のことを理解した上でのマニュアル作成や、ヘルプデスクの設置も可能になり、お客様に寄り添ったサポートを実現できるようになってきたと話していた。
「お話好き」「開発が苦手」な私にもIT業界で活躍できる場所がある
鳥取生まれ鳥取育ち、進学も県内だった米田は就職も当然、鳥取県内で考えていた。不況と言われた時代の就職活動はとても厳しい時代だった。特にIT業界志望ということもなかったが、参加した企業説明会でアクシスのブースに立ち寄り当時の社長(現相談役)から直接話を聞いた。「鳥取を良くしていきたい」という情熱と「人には得手不得手があり、色々な人が集まって会社は創られていくもの。是非一緒に働いてほしい」という話が衝撃的で、面白そうな会社だと思ったのが、就職の決め手となった。
パソコン以上に「人」に向き合うことが多いシステムエンジニアの仕事
入社後、システムエンジニアとして、開発の仕事に関わるようになった米田だが、情報系を学んだ経験もなく、最初は本当に何もわからない状態だった。入社前はIT企業=社員はパソコン大好きで、物静かでインドア派な人ばかりと想像していたが、実際はアクティブな人も多かった。また、パソコンに向かい合う仕事というイメージが強かったが「お客様と話してくる!」と外出する人も多かったことも驚きだったそうだ。米田自身、社内でコツコツとコードを書くよりもお客様と話しをすることの方が好きだったことから、その機会を早い段階で経験できたことは今の業務に活きていると話していた。
とはいえ、システムエンジニアのキャリアから、急に新設部署の立ち上げメンバーへの転身。抵抗はなかったのだろうか?システムエンジニアとして開発業務を2〜3年経験した頃に、コールセンター事業の企画が立ち上がり「メンバーにならないか?」と社長に声をかけられた。「正直、開発には向いていないな」感じていたタイミングだったこと、話すことが好きだったこと、さらに新しいプロジェクトに声がかったことは抵抗感より喜びの方が大きかったとその当時を振り返って微笑んだ。
後編では、BPOセンターの仕事の魅力や、男性が多いシステムエンジニアの世界で女性だからこそ、できることについて話を聞いています。お楽しみに!
―話を聞いた人―
BPOセンター ユニットリーダー
米田 真由美さん
2010年中途入社
各企業・行政・団体のヘルプデスクの全体管理、新規案件のサービス構築やコールセンター業務のマネジメントを担当