開発・カスタマーサポートにAIを導入。少人数で高品質を実現する仕組み
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前回の記事では、営業・マーケティングのAI活用についてお話ししました。
今回は、開発とカスタマーサポートについてです。
開発:AIペアプログラミングが当たり前
Anymore施工管理は、Django、Vue.js、Flutterで構築されています。
この開発において、AIは欠かせないパートナーです。
・新機能の設計レビュー ・コードのドラフト生成 ・バグの原因調査と修正案の提示 ・テストコードの自動生成 ・リファクタリングの提案
体感では、開発速度は従来の3〜5倍になっています。
1年間で、LINE連携、LINE WORKS連携、iOS/Androidアプリ、写真台帳自動生成、入退場管理など、大量の機能をリリースできたのは、AIとの協業があったからです。
コードレビューもAIが参加
人間が書いたコードも、AIが書いたコードも、必ずレビューを通します。
面白いのは、このレビュープロセス自体にもAIが参加していることです。
・セキュリティリスクのチェック ・パフォーマンス上の問題点の指摘 ・コーディング規約との整合性確認 ・エッジケースの洗い出し
人間のレビュアーは、AIが見つけられない設計上の判断や、ビジネスロジックの妥当性に集中できます。
カスタマーサポート:AIが8割を処理
問い合わせ対応は、AIエージェントがファーストレスポンスを担当しています。
・過去の問い合わせ履歴から類似ケースを検索 ・回答ドラフトの生成 ・マニュアルや仕様書からの該当箇所抽出 ・対応優先度の判定
単純な操作方法の質問や、よくある問い合わせの8割は、AIが生成した回答で解決できます。
人間は、複雑な要望、クレーム対応、新しいパターンの問い合わせに集中します。
ドキュメント整備もAIが支援
サポート品質を上げるには、ドキュメントの整備が重要です。
・ヘルプページの作成と更新 ・操作マニュアルの自動生成 ・よくある質問(FAQ)の追加提案 ・リリースノートの作成
これらもAIが下書きを作成し、人間が確認・修正するフローになっています。
ドキュメントが充実すれば、顧客の自己解決率が上がり、問い合わせ自体が減る。好循環が生まれます。
AIは「人を減らす」ためではない
誤解されがちですが、AI活用の目的は「人を減らす」ことではありません。
「人がやるべきことに集中する」ためです。
開発者は、単純なコーディングではなく、プロダクトの価値を高めるアーキテクチャ設計に集中する。
サポート担当は、定型対応ではなく、顧客の本質的な課題解決に集中する。
AIがルーティンワークを巻き取ることで、少人数でも高品質を維持できる。これが私たちの組織設計の考え方です。
▼Anymore株式会社 https://corp.anymore.co.jp/
▼施工管理アプリ「Anymore施工管理」 https://lp.anymore.co.jp/