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開発・カスタマーサポートにAIを導入。少人数で高品質を実現する仕組み

前回の記事では、営業・マーケティングのAI活用についてお話ししました。今回は、開発とカスタマーサポートについてです。開発:AIペアプログラミングが当たり前Anymore施工管理は、Django、Vue.js、Flutterで構築されています。この開発において、AIは欠かせないパートナーです。・新機能の設計レビュー ・コードのドラフト生成 ・バグの原因調査と修正案の提示 ・テストコードの自動生成 ・リファクタリングの提案体感では、開発速度は従来の3〜5倍になっています。1年間で、LINE連携、LINE WORKS連携、iOS/Androidアプリ、写真台帳自動生成、入退場管理など、大量の機...

AIで営業・マーケティングを自動化。Anymoreが実践するAI駆動経営

「AIを活用しています」という企業は増えました。でも、その多くは「ChatGPTで文章作成を効率化」程度の話です。私たちは違います。営業・マーケティングの中核プロセスをAIエージェントが回しています。マーケティング:AIエージェントがSEOを運用Anymore施工管理の集客は、ほぼ100%がオーガニック検索からです。広告費はほとんどかけていません。これを支えているのが、AIエージェントによるSEO運用です。具体的には、以下のプロセスをAIが担っています。・競合サイトの分析とキーワード抽出 ・検索意図に基づいた記事構成の作成 ・記事本文のドラフト執筆 ・既存記事のリライト提案 ・内部リンク...

職人の高齢化、人手不足、紙文化。建設業界の課題をソフトウェアで解く

建設業界は今、構造的な危機に直面しています。私たちがこの業界に参入した理由は、課題の深刻さと、ソフトウェアで解決できる余地の大きさにありました。数字で見る建設業界の現実建設業界の現状を、いくつかの数字で見てみます。・建設業就業者の約35%が55歳以上 ・29歳以下の若手はわずか12% ・2024年の有効求人倍率は5倍以上(他業界平均の4倍) ・建設業の年間労働時間は全産業平均より約80時間長い高齢化と人手不足が同時に進行しています。ベテラン職人が引退していく一方で、若手の入職は進まない。この構造が年々深刻化しています。2024年問題が追い打ちをかけた2024年4月、建設業にも働き方改革関...

「LINEで工程表が見たい」現場の声から生まれた機能開発

施工管理アプリを導入しても、現場で使われなければ意味がありません。私がこの事業を始めた原体験は、あるスタートアップでのコンサルティング経験でした。大手アプリを導入しているのに、現場は混乱していた前職を辞めた後、フリーランスのコンサルタントとして複数の企業を支援していました。その中の一社が、施工に関連するスタートアップでした。驚いたのは、業界最大手の施工管理アプリを導入しているにもかかわらず、工程管理がめちゃくちゃだったことです。・工程表はアプリにあるのに、誰も見ていない ・写真はアプリにアップされず、LINEで送られてくる ・日報は紙で提出され、後からExcelに転記している「なぜアプリ...

Full AI Backed経営で「採算が合わなかった市場」を取りに行く

SaaSビジネスには「採算ライン」があります。従来、月額1〜3万円の中小企業向けSaaSは、開発コスト・営業コスト・サポートコストを考えると割に合いませんでした。だから大手は参入しない。VCも投資しない。でも、AIがこの構造を根本から変えました。AIで固定費が劇的に下がる従来のSaaS運営に必要だったコストを見てみます。・開発:エンジニア3〜5名、年間人件費3,000万円〜 ・マーケ:広告費 + マーケター、年間1,000万円〜 ・営業:インサイドセールス数名、年間2,000万円〜 ・CS:サポート担当数名、年間1,500万円〜合計で年間7,500万円以上。これを回収するには、相当な売上...

【2025年を振り返ってみた】施工管理SaaSの立ち上げから1年。やったこと全部振り返る

2024年4月に創業し、1年が経ちました。この1年を一言で表すなら「AIエージェントと共に走った1年」です。プロダクト:怒涛のリリースラッシュこの1年で、プロダクトは大きく進化しました。・LINE連携機能のリリース ・LINE WORKS連携機能のリリース ・Androidアプリのリリース ・iOSアプリのリリース ・写真台帳の自動生成機能 ・工程表のガントチャート表示 ・入退場管理機能「現場で本当に使えるツール」を目指し、顧客の声を聞きながら機能を磨き続けました。特にLINE連携は、他社にない独自機能として評価いただいています。現場の職人さんが普段使っているLINEから、工程表の確認や...

【事業と今後のビジョン】建設業界の「当たり前」を壊す。Anymore株式会社が挑む領域

建設業界には、まだ「紙とFAX」が当たり前のように残っています。工程表はExcelで作成し、メールで送り、印刷して現場に貼り出す。写真は撮影後にPCに取り込み、手作業で台帳を作成する。日報は手書きで、月末にまとめて事務所に届ける。こうした業務フローは、何十年も変わっていません。IT化が進んだ他業界から見れば信じられないかもしれませんが、これが建設業界のリアルです。なぜ変わらないのか理由はシンプルで、「現場が忙しすぎる」からです。建設現場の職人や監督は、日々の施工に追われています。新しいツールを学ぶ時間も余裕もない。だから「今まで通り」が続いてしまいます。また、建設業界向けのITツールは、...