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今までタレント活動をしていた私が、なぜ起業家に??
よく聞かれる質問です。
その質問をされると「大好きなおばあちゃんがきっかけで〜」と(株)ぴんぴんころり起業の原体験の話をすることがほとんど。
それはもちろん嘘ではないけど真実でもなく、以下の私の歴史をすっ飛ばしています。
今日は丁寧に今まで隠していた(?)真実を語ります!
実は、ぴんぴんころりは、2つ目の会社。
1社目は株式会社カステイラという会社です。
また、自分の会社ではありませんが、株式会社SO-ZOの立ち上げメンバー、執行役員として働いた経験も合わせると、事業の立ち上げは5回目となります。
・歴史グッズの通販サイト「黒船社中」(カステイラ)
・アニメの痛部屋事業の立ち上げ(SO-ZO)
・箱根で旅館業を取得し民泊の運営(カステイラ)
と3回経験しており
・50歳以上のスキルシェア「ユニプラ」(ぴんぴんころり)(その後ピボット)
・おせっかいなご家庭サポート「東京かあさん」(ぴんぴんころり)
株式会社カステイラの創業が2012年11月。ペリーの乗っていたミシシッピ号、いわゆる「黒船」が出航した日にあわせて、起業しました。
24歳の時だったので「ビジネスに毛が生えたようなもの」を始めて8年になるのかぁ…しみじみ。
といっても、まだまだひよっこ、スタートアップのスの字も分からない状態でした。
SO-ZOはシード向けVCのイーストベンチャーズさんから資金調達もしていて、(なんとなくスタートアップの世界ってこんな感じなんだぁ)というのを肌で知れた、とても良い経験でした。
SO-ZO代表の王君とは、サムライインキュベート代表の榊原さんと起業家の集まりで知り合い、EC仲間として仲良くなり、事業を手伝うことに。
(そのころVCの存在を知った。笑)
記憶を思い起こして、いつから起業したかったのだろうと考えると…
20歳のときには起業を意識していたと思います。
通っていた横浜国大には商学部がなく、大学の頃に趣味で運営していたTシャツ情報サイト「Tシャツ研究会」(いちおうまだ開ける)の関係でお知り合いになれた、久米繊維工業の久米社長が明治大学の商学部の外部講師として「ブログ起業論」という授業をされていたので、許可を得て、何度か授業を受けさせてもらいました。
そこで知り合った廣瀬勝也くんが人生初めての起業家友達。
当時、廣瀬くんは「20歳で起業」っていうのをキャッチコピーにしたいからとりあえず会社設立する! と言ってたのを覚えているので、間違いなく20歳でした。笑 若い…
そして今、廣瀬くんの会社の社長紹介のところで「20歳で起業」って1行目に書いてあるのを見て、12年経ってるのに初志貫徹やな!と何気に感動なのである。
https://www.colorfulmarketing.co.jp/
そもそも、私は商売人家系で、父も祖父も曽祖父も商人でした。その先は行商人で、曽祖父は呉服屋さん、祖父もお好み焼き屋さんや佃煮屋さんやら商売をしていたそう。
叔父は上場企業の創業者(スーパー銭湯の極楽湯を創業、その後退任)で、父も叔父(父にとっては兄)を手伝って、一緒に関西で「ほっかほっか亭」をチェーン化し、お弁当屋さんを営んでいました。叔母も自営業で、いとこも飲食店など営んでいます。(うちの姉2人は会社員ですが。)
父は、サラリーマンではないから、いいときも悪いときも波があったんだろうな…と今となっては思いますが、弱音も吐かず、人を雇い、家族を養っていた父の凄さを、自分もその立場になって痛感する今日このごろ。
お弁当屋さんはコンビニに台頭されていき(笑)←いや笑えへん。
現在は、全店舗撤退していますが、最盛期は十数店舗あったそうで、娘3人を大学まで卒業させてくれた、ほか弁よありがとう!😭海苔弁よありがとう!😭カレーも美味しいよ!😭と。
父がある日「何年もうちに通ってくれてた常連さん、最近来うへんなぁって思ってたら…近くの300円均一からお弁当買って出てくるところ見てしまってん…!」ってショックを受けていたのを、覚えている。。。
いやはや、涙で画面が見えなくなってきた…
さて、そんなわけで、お正月の挨拶は
「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな〜」
を地で行くような関西人だったので、関東の武士文化(?)と違い、お金を稼ぐことが汚らわしいと感じる感覚は皆無!! 直江兼続とは仲良くなれないかも!(伊達政宗との逸話、、話すと長くなるから割愛)
むしろ商売人ってかっこいい! と思って、いつか起業したい、と自然に感じるようになりました。
ところで、うち、家族LINEが超活発で、1日100件以上のやりとりもザラではない。
この日は、私から家族に「コロナ禍でイライラして、愛犬のきな粉と喧嘩してしまった、どうしよう」って悩み相談をしたんですね。)
そのとき父に言われたこと
「経営者はしんどい時、イライラする時に人に当たったらダメ!じっと我慢
病気のせいにするのもダメ。自分よりもっとしんどい人いっぱいいるんやから。」
確かに、全ては自分の責任。心の不調や体調などのせいにしてはいけないな〜と反省して、肝に銘じています!
さて、次回は採用について書きたいと思います。
実は私、同じ小学校で、中学校のとき同じテニス部に所属していた親友Mちゃんが社員第1号なのです。
経営者の父には、友人のMちゃんを採用を反対されました。
その反対を押し切っての採用だったわけですが…1年以上経って思うことが…
マジでMちゃん社員になってもらって、良かったー!!!!!
って地球の真ん中で叫びたいです。(古い)
もちろん、関係性や誘い方によっては、友達と一緒に仕事をするデメットもありますので、友達と一緒に働くのに悩んでいる…という方は是非ご一読いただければ幸いです。