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CEATEC(シーテック)とは
2000年から、毎年東京近郊の幕張メッセなどで開催される日本の最大規模の情報技術と電子産業に関する展示会およびカンファレンスです。日本国内外からの企業や専門家、一般の人々が集まるイベントで、2019年以来のリアル開催となりました。
CEATECは、日本を含むアジア太平洋地域におけるテクノロジーとイノベーションのプラットフォームとして評価されており、世界中のテクノロジー関連企業にとって重要な場となっています。
展示会で感じた空気
弊社、柳澤が前職で出展した2018年は、AI、IoTが最大のトレンドだった記憶があったようです。
一方で今回は、そういった展示は少なく、
-グリーン/カーボンニュートラル
-Haptics(疑似的に触覚を生み出してデジタルへの没入感を高める技術)
- バーチャル空間とリアル空間の融合
などのテーマで出展が非常に多かった印象でした。
弊社の顔認証と同じ生体認証は、未来の技術ではなく、あたり前の技術として社会に浸透しつつあるのだなと改めて肌で感じました。
個人的に興味をもった展示その1(NEC)
顔と虹彩のマルチモーダル認証の展示をしていました。
デモでスマートロックとの連動も行っており、すでに昨年10月から販売開始しているようです。
認証速度も、顔と両目の虹彩を同時に認証しているにも拘らず、ストレスをほとんど感じず、かなり速いと感じました。また、マルチモーダル認証にすることで誤認証率を100億分の1以下に抑えられているとのことでした。
虹彩認証に関しては、赤外線カメラを使用していることから、サングラスや作業ゴーグルで目を隠していても認証できる点が顔認証より優れており、工場や作業現場でのニーズが今後出てくるのではと感じました。
一方で、虹彩の登録も赤外線カメラでないと行えないとのことだったので、この点に関しては今後の技術発展に期待したいです。
個人的に興味をもった展示その2(長瀬産業)
UWB(Ultra-Wide Band)を使ったスマート認証の展示をしていました。
iPhone11以降やAndroidスマホにも搭載されているUWBという無線技術を使って、入退や決済、マーケティング活用など、スマホを取り出さなくても様々なことをできるようにしたいという、「半手ぶら」の世界観を打ち出していました。スマートロックもオリジナルで製品開発し、間もなく商用展開開始とのことでした。
個人的に興味をもった展示その3(JR東日本)
Suicaとマイナンバーカード連携の展示をしていました。
担当者とお話できなかったのですが、この連携によって市民割引サービスなどが様々な場面で可能になると、日々の暮らしがさらに充実したものになるだろうなと思いました。
2023年3月から、群馬県前橋市で市民割引サービスの実証も実施しているようです。
最後に
FreeiDは、『顔ダケで、世界がつながる。』をコンセプトに掲げています。
「顔ダケで、暮らす・働く・遊ぶ」と日常の全てを一つの顔でつなぎ、デジタルの力で、画面と向き合う時間から人と向き合う時間を長くすることを目指しています。
そんなFreeiDの世界を体験頂ける展示会を、11月1日、11月2日インテックス大阪2号館で開催します。
是非、ご来場いただければ最高です。