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28歳、入社2年半のエンジニアがお客様からの絶大な支持を得ている秘訣は?

こんにちは、創意ラボ株式会社 採用担当です。今日は現在28歳で、未経験から創意ラボに入社し、インフラエンジニアとして2年半就業している宮田祐希(みやた ゆうき)さんにインタビューしてみました。


学生時代はどのような勉強をしてきましたか?

学生時代は、ITとは無縁なのですが、電気工学や、電子工学の勉強をしていました。

大学院の在学中にちょっとした製品を作って販売する自営業のようなお仕事も少ししていました。ITは趣味で勉強をしていたので、ある程度のシステムを作って必要な方に提供したりしていました。機械類には詳しかったので故障した計測器を仕入れて、修理をしたうえで大学や業者に卸すこともしていました。


現在はどのようなお仕事を担当していますか?

現在は従業員数10万人ほどの企業におけるPCやデバイスの集中管理、MDMの仕事をしています。参画している会社で使われている全てのデバイスに対してセキュリティの更新パッチをあてる制御を施しています。

例えば、特定のアプリケーションを強制的にインストールさせてユーザのデバイスを監視したり、セキュリティ面を向上させたり、ウイルス感染などの良くない振る舞いをしないように、アクセス権限の整理をリモートで行っています。管理対象のデバイス数でいうと7万台程あります。ミスがあると、全部のデバイスが停止してしまうこともあるため、はらはらすることも多々あります。中には生産ラインで使用されている重要なデバイスも含まれているので、緊張感をもって業務にあたっています。

実際にミスをして止まってしまうこともありますか?

私が担当している管轄ではないのですが、参画している別の会社でそういったトラブルが発生したと聞いたことはあります。そのときは数千台のデバイスが勝手にWindows11にアップグレードされてしまい、大問題になったと聞いています。


入社当初はどのようなことから始めましたか?

私はもうすぐ入社3年になりますが、入社直後の研修では仮想化基盤をさわりました。

最初のお仕事は、既存のオンプレミスサーバの仮想マシンをクラウドにもっていく、VMware Cloud on AWS(VMC)の運用設計を任せていただきました。初めての仕事であったにもかかわらず、かなり重要な仕事を任せてもらえたことがうれしかったですね。

運用設計では、どのようにVMCを運用していくかのルール作りや設計をやらせてもらいました。特に、ドキュメント作成力が求められる仕事でした。

実は、入社する前に趣味でテクニカルな同人誌のようなもの(技術書典)に出展したことがあります。木下さんがお客様であるSIerのマネージャ職の方にそれを提示して、私のことをテクニカルなドキュメントを書くことができると紹介してくださいました。それでその内容をお客様が気に入って下さり、是非私に設計書作成を担当してもらいたいと指名してくださいました。

その頃は入社間もない新人でしたので、本当にこの人で大丈夫なのかとお客様の会社の中では反対する声もあったようです。そこを、私のドキュメントを気に入って下さったマネージャ職の方が根気強く説得し、この人なら大丈夫です!私が保証します!と強く推薦して入れていただいたと聞いています。

結果としては成功を収めることができ、お客様にも喜んでもらうことができました。


インフラエンジニアとして約3年間働いてきましたが、この職種に魅力を感じたきっかけは何でしたか?

もともとコンピュータ系、特にネットワーク系が好きだったので、この世界に入りました。

コンピュータが好きになったきっかけとして、大学で使われなくなった機材や壊れてしまった機材をいただくことがよくありました。いただいたコンピュータ系の機材を触っているうちに、やがて大きな設備をつくることができて、そこから楽しいと思うようになりました。


不要になった機材を使って何かを作ろうとなかなか思えないですよね?

電気系の勉強をしていたので、壊れていても修理をする能力はありました。中身を見れば何をする機械なのかが予想つくので、その知識を活かして組み立てることができました。

二刀流のエンジニアということでたまに自慢をしています(笑)


今後のキャリアパスについて、将来的な目標や興味のある領域はありますか?

Windows あるいはWindows Serverだったり、PowerShell や集中管理といったらこの人!と思い出してもらえる「キーマン」の存在になれたらうれしいです。


過去のプロジェクトで最もやりがいを感じた経験は何でしたか?そのプロジェクトでどのような役割を果たしましたか?

現在も進行しているMDM集中管理の仕事でPCの管理者権限をユーザから剝奪するためのソフトウェアを7万台配布するお仕事でのことです。

日本語・英語・中国語・Windows10・Windows11などすべてのデバイスで間違いなく動くようなものを作る必要があり、決してバグを出してはならない緊張感が試される仕事でした。

特に、一度権限を剥奪したのちに、戻したいときに戻せなくなってしまうと大変なことになってしまいます。そのプロジェクトでは私がプログラムを作成し、キーマンとしての役割を果たすことができました。

その際にチームメンバーやリーダーから高い評価をいただいて、うれしいことに今では外せない立ち位置であると聞いています。


プレッシャーを感じるお仕事をされていると思いますが、胃が痛くなったり、プレッシャーに押しつぶされることはありませんか?

参画している会社の皆様に恵まれていて、人間関係は良好です。ストレスなく余裕をもってやらせていただいております。エンドユーザ様も慎重に確認をしてくださっていて、慎重に確認しても何も不具合はないねって評価をいただいているので、かなりうれしかったです。


改めて、SES先のお客様からの評判がとても良いと聞いておりますが、具体的にどのような方法でお客様とのコミュニケーションを行い、信頼関係を構築していますか?

不明点は最初に確認をとり、お客様には不安を与えないように気をつけています。

また、完成予定期日についても明確に伝えるようにしています。例えば、●●日にはできると思いますが、どんなに遅くとも■■日までにはできるはずと伝えて、お客様から信頼をしていただいています。

もちろん言ったとおりに実行しますが、万が一遅れそうな場合は遅れることがわかった段階で報告を入れています。


仕事をしていると当初見積もっていた予定どおりに作業が進まないときもあると思いますが、そういうときはどのように対応していますか?

いきなり「できます」「やっぱりできません」ということがないように途中経過はこまめに報告しています。

見積もり段階であやしい部分があったときは、「できるかはわからないです」と最初に正直に申告しています。実際に挑戦して「ここまではできる」「これ以上は無理です」という形でだしているので、ある程度クッションになっていると思います。





自己成長やスキルアップのためにどのような努力をしていますか?新しい技術やトレンドについて学ぶためのアプローチはありますか?

私は仕事も趣味もコンピュータに関することなので、興味のある機材を実際に買ったり、海外のコミュニティでつたない英語で会話しながら知識を共有して勉強しています。

クローズドなコミュニティで入会するときにそれなりの確認が必要なダークな世界です(笑)そこでチャットを使ってコミュニケーションをとっています。


若手エンジニアに伝えたいアドバイスがあれば教えてください。また、その理由を教えてください。

難しいことを考えずに明るく取り組んでもらえたらうれしいです。

仕事に必要なことはやっていくうちに自然と覚えていきます。明るくなかったり、うまく会話ができないと教えてもらう機会がなくなって、ただの作業員になっていってしまいます。コンピュータ系の仕事なので私も含めて控えめな性格の方も多いのですが、好きなことに関してはたどたどしくても話せるのではないでしょうか。技術はあとからでもついてくるので、とにかく明るく元気に会話ができたら良いですね。


新たに入社する人に期待することは何ですか?

あいさつができる、会話がきちんとできることでしょうか。仕事をしていて楽しいと思えるとうれしいですね。仕事がつらいと思うとなかなか続かなかったり、お客様からも「うーん」と言われてさらに悲しい気持ちになったりするので、楽しく取り組めたらいいですよね。


休日はどんなことをして過ごしていますか

まじめにいうとPCが趣味なので新しい技術の解析をしたりしています。

それだけだと息が詰まるので、ひたすら寝たり、好きなアニメを観たり、猫をなでながら日向ぼっこをして妹と雑談をしたりして過ごしています。

実家で猫を2匹飼っているのですが、猫との井戸端会議は好きな時間です。


ストレスを感じたときの発散方法はなんですか?

仕掛かり中の物事から離れて寝ることでしょうか。

その分野には手をつけない、今日はおしまい! としてしまうことですね。

良くも悪くも自分だけにしかできないことはほとんどないので、自分の代わりはいくらでもいます。なので、いったん仕事から離れて「今日はゆっくりしましょう」「今日は私は閉店です」という形をとっています。


宮田さんは、話してみると自分の意思がはっきりとしているように感じるのですが、それは昔からそのような考え方だったのですか?

私は大学の時、ある程度厳しい研究室に所属していました。

メーカーが作る製品は人の命にかかわってしまうこともあるので、意見があやふやだと周りからボコボコにいわれてしまうことがありました。それに対抗できるような自我をもちましょうという教育を受けてこんな考え方になったのかもしれません。


最後に皆さんにアピールしたいことはありますか?

私のようなずっと寝てたり、猫をなでていたり、日向ぼっこをして昼寝したり、ごくごく普通の人間が仕事をしている会社なので、勉強ができないから自分には無理なんじゃないかとか、身構えないで気楽に会社に遊びにきてほしいです。


宮田さん、ありがとうございました!
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