コロナ禍を経て、私たちの働き方は大きく変わりました。
そして、オフィスの会議室にも劇的な進化が求められるようになりました。
Microsoft Teams Rooms や Zoom Rooms といった“会議体験の質”が企業競争力に直結するいま、その最前線で市場を切り拓いているのが、プロダクトマネージャー(PM)である加藤さんです。
本記事では、加藤さんのキャリア、入社の決め手、PM業務のリアルな魅力と難しさ、そして求める人物像を紹介します。
① キャリアの歩みと転職理由
製造業での社内 SE を経て、エンタープライズ向け IAサーバー メーカーでプリセールスSE、ネットワーク機器、ソフトウェア、SaaSでB2B 営業を経験してきました。長く営業に携わる中で、「このまま営業を続けるのか、それとも新しい分野に挑戦するのか」という思いが徐々に強くなっていた時期に、ちょうどTD SYNNEXから「プロダクトマネージャーに興味はありますか?」と声がかかりました。未経験の領域ながら、製品・市場を動かしていく役割に魅力を感じ、「挑戦するなら今がチャンス」と転職を決意しました。
② TD SYNNEXへの入社の決め手
入社したのは2020年10月で、まさにコロナ禍の真っ只中。面接は全部オンラインで、気づいたら2〜3週間でトントン拍子に内定が決まり、「これはもう流れに乗るしかないな」と感じました。
決め手の一つは「働き方の自由度の高さ」。営業出身なので最初はテレワークに不安を感じましたが、実際やってみると移動時間がゼロになる分、生産性が上がるし、家庭の用事や体調不良にも柔軟に対応できるため、むしろ働きやすさを感じました。
しっかり成果を出せば信頼されるというフェアな環境も肌に合っています。
③ 現在の業務内容
UC&VC関連機器のプロダクトマネージャー(PM)部門の責任者として、Microsoft Teams Rooms や Zoom Rooms に対応した会議室デバイスのほか、マイクやスピーカーといったオーディオ製品、さらには会議室への設置サービスまで、幅広い商材を担当しています。製品の仕入れから販促、パートナー企業との調整、営業の案件サポート、導入サービスの窓口まで、とにかく“会議室周りのことなら全部やる”仕事です。
特にユニークなのが、施工設置作業が苦手なパートナー企業に代わって、TD SYNNEXが窓口となり協力会社と連携しながら導入作業までサポートするサービスです。当初はロジクール製品だけだったこの取り組みは、今では扱う全ベンダーに広がり、年々依頼も増えています。パートナーさんに“やってほしい”と言われることが多く、結果としてサービス自体が育ってきました。
④ 入社後に感じたギャップ
一番驚いたのは、PM の仕事が思っていた以上に“裏方作業だらけ”だったことです。
PM ってもっと華やかな仕事だと思われがちなのですけど、実はすごく地味。細かい調整も多いし、トラブルが起きたら最終的に“決める”のは PM なのです。
さらに、コロナ禍で入社したため、わからないことをすぐ隣の人に聞ける環境がなく、自分で調べて判断したり、Web会議で相手の都合を聞いて相談する場面が多かったです。慣れるまではしんどかったですが、そのおかげで自走力はめちゃくちゃ鍛えられましたね!
⑤ TD SYNNEXで働く魅力
TD SYNNEXの面白いところは、外資系らしい柔軟さとスピード感、そして“挑戦できる環境”が揃っているところです。特に、すべてではないですが、海外スタートアップのまだ誰も知らない製品を扱えるのは大きな魅力で、「いわばダイヤの原石みたいなプロダクト」を、日本に持ち込み自分の手でバズらせられるかどうか、そこの面白さがあります。
大手ディストリビューターなら取り扱わないような未知の製品にチャレンジでき、それをどのように日本市場に広げていくかを PM 自ら考えて動ける。この裁量の大きさと、成果につながったときの達成感が大きなやりがいになっています。
⑥ 求める人物像
PM に向いているのは、まず“ものが好きな人”ですね。
技術の進化が速い業界なので、新製品やガジェットが好きで、自然と情報を追いかけてしまうようなタイプが向いています。
また、変化をポジティブに受け止められる柔軟さや、自分で考えて動ける自走力も欠かせません。経験よりも、「興味があるか」「学ぶ気があるか」「主体的に動けるか」を何より重視しています。
⑦ 今後の展望
この数年、会議デバイス市場はとにかく変化の連続でした。コロナ禍ではヘッドセットやウェブカメラが爆発的に売れ、その後は大型会議室向けのデバイスが伸び、そして今は“会議体験の質そのもの”がテーマになってきています。
2030年には“音質の悪い会議なんてありえない”って言われる時代になるかもと思います。音響、マイク、映像、AI を使った会議最適化など、リモートでもFace to Faceに感じるような会議体験。企業が“質の高い会議”を当たり前に求めるようになる。その未来を作っていくのが PM の仕事であり、そこに非常に大きな可能性と面白さを感じています。
いかがでしたでしょうか?
私も採用担当として、PMポジションは普段から接する機会が比較的多いですが、
担当部署や部門、メーカーや扱う商材によって異なるということを再認識しました。
特に今回の UC&VC関連機器に関しては、コロナ化を経てオンライン会議やリモートワークが定着し、なくてはならない存在になり、より重要性を増していますし、技術革新やトレンドの移り変わりが早い業界なので、今後も益々注目していきたいと思います。
それでは次回のインタビューをお楽しみに!