2022年よりリノベーション事業部を立ち上げたJ.P.Returns。今回は、国家公務員の経験を経て、大手企業から中小企業まで様々なご経験を持つリノベーション事業部の部門長、Yさんにリノベーション事業の魅力とJ.P.Returnsで働く醍醐味をお聞きしました。不動産業界で注目されるリノベーション事業を知りたい方は、ぜひお読みください。
華麗なキャリアでも泥臭く。不動産・建築の知見を蓄え、J.P.Returnsへ
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――Yさんのキャリアについて教えていただけますか?
高校時代は部活に夢中な学生でした。地元の国立大学を卒業し、国家公務員として従事していましたが、大きな裁量をもって働きたいと民間企業へ転職しました。
選んだのは、収益物件を1棟丸ごと扱う不動産会社でした。そこでは賃貸管理及び管理受託営業を任せていただき、ビジネスパーソンとして次のステージに上がることができました。
次はリノベーションの工務店です。入社理由は、建築分野の知見を蓄えるためでした。自分の市場価値と経験をどう上げるか考えた際に、業界全体を見渡して不動産分野と建築分野のどちらにも明るい人材が少ないと気づきました。双方の専門知識を身に付ければ、市場価値の高い人材になれると思いジョインしました。
入社してみるとキャリアアップに活かすチャンスが多く、営業部をはじめ人事部門や広報部門の責任者としても仕事に携わらせてもらいました。昇格も早く1年半で社長の次のポジションまで辿り着きました。
――それだけ活躍していてなぜJ.P.Returnsにジョインしたのか、その経緯に興味があります!
前職の工務店で働いている時の取引先がJ.P.Returnsでした。きっかけは お誘いをもらったことでしたが、当初は答えを出しませんでした。転職をする必要性があまり感じられなかったからです。
しかし、J.P.Returnsという会社や任せてもらえる新事業について詳しく知っていくうちに自分が挑戦したい仕事であることに気づいたんです。任せてもらえる領域は、まだ市場が確立していないブルーオーシャン地帯。事業として成功するかは未知数ですが、そこに将来性があるのも事実で、それってワクワクしますよね?
J.P.Returnsでできる新事業が、グロースできる事業だという確信がありました。実際に住むファミリータイプの物件や、自宅のリノベーションというのはもう企業数も多く市場は飽和しています。
しかしながら、投資業界で賃貸物件のリノベーションをやろうという新しい事業は業界でも珍しく、ブルーオーシャンです。
そのほかにも社長をはじめ、社員のメンバーは業界内でトップを走る方々が多く、ビジネスパーソンとしてさらに成長できる環境が整っていることも大きな理由です。ハイペースで成長していきたい自分にはぴったりだと考え、ジョインしました。
ワンストップの競合優位性
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▲Yさんの手掛けるリノベーション物件
――事業内容を詳しく教えていただけますか?
簡潔に言うとリノベーション投資物件の商品をつくる仕事です。築古物件の仕入営業からデザイン、設計、施工までワンストップで実施しています。
当時も今もですがフルリノベ-ションされている賃貸物件はほとんどありません。フルスケルトン解体(建物の内装をすべて撤去する解体工事)を行い、配管や普段目に見えない部分までリノベーションすることで投資家と入居者に安心感を提供できるため、不動産投資の注目物件となるわけです。
また素材にもこだわり、天然の無垢フローリングや磁器質タイルを使用し、本物素材でつくられた部屋として宣伝しています。
現在は営業チーム、設計チーム、施工管理チームの3つの組織で構成しています。
営業はどちらかといえば体育会系な雰囲気はありますが、施工管理部門は年齢層も高く落ち着いた雰囲気ですね。
――同事業の競合優位性はどのようなところでしょうか?
仕入れから施工までをワンストップで行っていることです。今建材費が上がっていますが、ワンストップで行っているからこそ原価を最小限に抑えて工事ができています。
また当社が仕入れてから次のお客様に販売するまでのリードタイムを圧縮できてるというメリットもありますね。
また、私自身がこの建築業界においてステークホルダーとの関係性が築けている、という点もあるかと思います。ラフな言い方をすると、職人の方や、施工店、あとは建材を卸してくれる商社などとのパイプがあるため、パートナーとして助けてもらっているというところです。
かなり属人的なやり方なのですが、不動産の知識と建築の知識を包括的に動かし体系化していく、それが他社が真似しづらい理由でもあり、競合優位性につながっています。
物件の発掘の困難さ|今どれだけ獲得件数を増やすかが事業成長のカギに
――今後の課題と展望について教えていただけますか?
現時点での課題は、築年数が古くてリノベーションに適した良い物件が都内にはまだ少ないということですね。基本的には情報を持っている不動産会社様と取引をして物件を仕入れるのですが、物件の分母が少ないので毎日業者回りをしたり、何百件も架電して仕入販路を広げることに注力してます。
ただ、築古物件は毎年確実に増えています。参入障壁が非常に高い事業のため、当社がリーディングカンパニーとして拡大していくには今が頑張り時だと思っています。
ちなみに当事業部ではひと月あたり15件くらいは契約できていて、売上は30億円ほど。お取引のある金融機関からは業界トップの件数と伝え聞いております。
今どれだけ多く物件の仕入れができるかが今後の事業成長や会社の安定性にも大きく関わってきます。ですから営業をはじめとしてスタッフを増やし、取扱い物件の増加に集中しています。
事業も市場もこれからのタイミング|チャレンジするなら今がベスト!
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――リノベーション事業部のやりがい、面白さについて教えてください。
事業の立ち上げフェーズに関われることが一番の魅力です。事業部も市場もまだまだ未成熟なため、チャンスも多く、頑張り次第でどこまでも成長できる環境があります。
また、今は自社ブランドの立ち上げも進めています。通常はお客様の好みや要望に合わせてデザインをしていくのですが、自社ブランドであれば自分たちの企画で部屋をつくっていけます。「自分のデザインした部屋を街中に広めていきたい」というような想いのある方にも、魅力的な仕事になると思います。
――J.P.Returnsで働くメリットを教えてください。
年功序列の文化はなく、成果重視の会社なので頑張った分だけ評価をしてもらえます。年齢関係なく責任のある仕事を任せてもらえるため、成長意欲の強い人間にとっては、最適な環境です。
――最後に営業、設計、施工管理の職種ごとのやりがいや得られるものについて簡単に教えていただけますか?
整理しますと次のような感じでしょうか。
■営業
・不動産に関する知識および建築に関する知識が身に付く
・営業として自分で考えながら行動する基礎能力が高まる
・社会人としての基礎スキルを身に付けられる
■設計
・間取りを考えるときに必要な柔軟性とセンスが養われる
・施工に関する専門知識が身に付く
・原価やコストの算出に関わる知識が身に付く
■施工管理
・内装フルリノベーションの建築知識が身に付く
・現場対応力、対職人とのコミュニケ―ション能力が高まる
・複数現場同時に担当するためマルチタスクや複雑な調整力が身に付く
・施工に関する専門知識
会社の文化から考えると、上昇志向がある方が当社にはぴったりな人材です。ここで得られるスキルや知識を貪欲に学ぶ姿勢がある方は、ぜひご応募ください!
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