今回は、J.P.Returnsの宅建取得のための資格取得支援やおすすめ勉強スケジュールについてご紹介します。宅建試験の受験を検討している方、今年度受験される方、そして不動産業界への就職を目指す学生さんに向けた情報です。ぜひ参考にしてください。
◼️そもそも宅建とは?
宅建・宅建士とは、「宅地建物取引士」の略称で、不動産取引の専門家(宅建士)を示す国家資格です。この宅建士になるための試験を宅建試験といい、毎年20万人前後が受験します。この試験に合格して、宅建士になると、不動産の売買や賃貸物件のあっせんをする際に、宅建士の専有業務として、お客様への契約書の作成や「重要事項の説明(35条書面記載事項)」をすることができるようになります。不動産の取引の際は、「重要事項の説明」が必須であり、この説明をした後でなければ契約締結は出来ません。宅建は不動産業者にとって必要不可欠な資格でもあります。
◼️J.P.Returnsの宅建支援について
不動産の営業活動自体は宅建士でなくても可能ではありますが、お客様との取引完了まで責任をもって自分で対応する為には、宅建士の資格は必要不可欠です。そこで、J.P.Returnsでは、社員に対して以下の支援を行い、宅建試験合格をサポートしています。
どのようなサポートをしているのかご紹介させていただきます。
①5問免除制度利用支援
5点免除とは50問ある宅建試験のうち、46~50問目の問題が本試験で免除となる制度です。5点免除の制度を利用しない一般受験者と比べて5問少なくなります。その分、合格ラインが5点引き下げられ、試験時間も10分短縮されます。
制度利用対象者は、宅建業に従事しており、宅建業従業者証明書を所持している方であれば、正社員、アルバイト、派遣社員など雇用形態に関わらず、5問免除の登録講習を受講することができます。この制度は宅建業の実務に関連する5問が免除されるもので、登録講習の修了者のみが対象となります。
5問免除制度利用の条件
- 対象者:宅地建物取引業法に基づき、有効な「宅建業従業者証明書」を所持する宅建業従事者のみが受講できます。一般の方(未従事者)は受講できません。
- 講習の受講:国土交通大臣指定の「宅建登録講習」を受講する必要があります。
- 修了試験への合格:講習の最後に修了試験があり、それに合格する必要があります。
└J.P.Returnsでは、五問免除制度利用支援として、宅建登録講習代金の割引手配を行い、講習にかかる費用を支援しています!
②お祝い金の支給
└合格した社員に対しては、お祝い金として10万円を付与しています!
③学習についてのアドバイス
└すでに合格している社員が多く在籍しており、先輩社員の学習内容など成功体験を共有して参考にしてもらいます。
④模擬試験の実施
└毎日、研修担当者から受験者に対して過去問題などを配信し、業務の隙間時間を活用して、学習いただきます。9月には、社内模試を実施。取得点数を見て、自身に足りない学習部分へのアドバイスや指導も行っています。
⑤資格手当の支給
└支援とは少し異なりますが、宅建に見事合格して、専任の宅地建物取引士として登録が完了したあとは社内規定をクリアしていただいた方へ3万円/月の資格手当が支給されます。
◼️宅建の受験者はどんな人が多いのか
実は宅建受験者は約80%が社会人で約10%が学生、約10%がその他となっており、仕事をしながら資格取得を目指す人が多い傾向にあります。社会人受験者のうち約35%が不動産業界ですが、不動産業界以外の受験者も多くいます。
合格を目指す!9月・10月からの宅建追い込み勉強法
仕事と勉強の両立は大変ですよね。それでも合格を勝ち取るために、弊社人事部長がおすすめする9月・10月の追い込み勉強スケジュールをご紹介します。
【重要なのは自分の苦手分野を知って対策を講じること】
朝・昼の時間を有効活用
朝出勤前やお昼休憩など、ちょっとしたスキマ時間に模擬試験を解いてみましょう。1回分すべて解く必要はありません。分野ごとに区切ったり、問題数を決めて取り組むことで、毎日少しずつでも学習時間を確保できます。
帰宅後は復習に集中
仕事から帰宅した後は、疲れていてなかなか集中できないことも。そんな時は、日中に解いた問題の採点と復習に時間を使いましょう。解答と解説をじっくり読み込み、間違えた部分や理解が曖昧な部分を徹底的に見直すことで、知識の定着につながります。
平日の勉強スケジュール例
毎日の積み重ねが合格への鍵となります。仕事の合間や帰宅後の時間を有効活用しましょう。
- 朝・昼(通勤中や休憩時間): 朝の通勤電車内など、スキマ時間を活用してスマホアプリで過去問を解きましょう。分野別の直前問題集や模試などを活用するのも効果的です。1問でも多く触れることで、着実に力をつけていきます。
- 帰宅後: 夕食を終えた後、30〜40分だけでも過去問演習に取り組みましょう。疲れている時でも「短時間」と決めて取り組むことで、毎日継続しやすくなります。解答後はすぐに採点と復習を行い、間違えた問題や知識が曖昧な部分をしっかり確認しましょう。
- 就寝前: ベッドに入る前に、その日の復習としてテキストを軽く見返すことを習慣にすると、知識が定着しやすくなります。
休日の勉強スケジュール例
休日は、まとまった時間を確保できる貴重なチャンスです。
- 午前・午後: 最低でも2〜3時間のまとまった学習時間を確保し、模擬試験や過去問演習にじっくり取り組みましょう。本番と同じ時間配分で模試を解くことで、時間感覚を養うことができます。
- 夜: 1週間の学習内容を振り返り、自分の苦手な分野や未定着の知識を洗い出しましょう。そして、翌週の学習スケジュールを立てることで、効率的に学習を進めることができます。
このスケジュールを参考に、ご自身のライフスタイルに合わせて調整してみてください。最後まで諦めずに、一緒に合格を目指しましょう!
◼️J.P.Returns資格取得を目指す社内メンバーの声
Kさん(30代事務職):
毎日デイリーで過去問が配信されるので欠かさずルーティンとして行っています。苦手分野ばかりを学習する中でランダムに出題され忘れ掛けている部分を思い出せるので学習の役に立っています。
Nさん(20代事務職):
「事務職として働く中で、『資格を持っていると自分の強みになる』と思い、宅建取得に挑戦中です。勉強と仕事の両立は大変ですが、社内に勉強仲間が多く、モチベーションを保ています。お祝い金10万円を目指して継続して頑張ります!
Yさん(新卒社員):
「学生時代に不動産の勉強はしていなかったので不安でしたが、『資格取得支援があるから大丈夫』という安心感がありました。社内研修で基礎から学べたことが大きく、入社1年目で宅建に合格し、若手のうちに資格を取れたことで、自信を持ってキャリアを描けるよう、今年絶対に合格したいと思っています。もし、合格したら、今後は受験する後輩にも成功体験を伝えていけたらと思っています。
◼️最後に
社会人が仕事と両立しながら宅建を目指すには、無理なく続けられるスケジュール作りが鍵です。完璧を目指すよりも「毎日触れる」ことを意識すれば、必ず実力はついてきます。
J.P.Returnsでは、資格取得前から資格取得後の手続きまでしっかりサポートしています。今年10月の試験を受けられる皆様、残り一ヶ月頑張りましょう!
また、「資格を活かして働きたい」「専門的なスキルをもちたい」そんな思いがある方は、不動産業界では必須の宅地建物取引士の資格を目指しても良いかもしれません。是非この記事を参考にしていただき、合格を掴み取ってください!