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【ロールモデル:'21年中途入社】バンドマンからエンジニアへ。バンド活動で培ったコミュニケーションスキルを活かし次なるミッションへ

中途入社の8割以上がIT未経験のテラスカイ・テクノロジーズ(以下、テラテク)では、入社後の研修を経てエンジニアとして成長していきます。このロールモデルインタビューでは未経験からエンジニアとしてキャリアを積む社員を紹介します。今回は、バンドマンからエンジニアに転身した小野さんにインタビュー。バンド時代に培ったコミュニケーションスキルを活かして、エンジニアとして活躍するだけでなく、2024年12月からは「リレーションシップパートナー」という新設の役割に着任。これまでの経験と、今後の目標などをお聞きしました。

バンド活動を中心にするため、仕事は登録型派遣を選択

Q.テラテクに入社する前までのご経歴を教えてください。

実は正社員として働いたのはテラテクが1社目なんです。大学時代にあるバンドに出会って衝撃を受けて以来、バンド活動中心の生活を送るようになりました。ライブなどがあるので仕事は休みの取りやすさ優先で登録型派遣を選んでいました。4年ほどバンド活動を続けていたら徐々にバンドでも収入が得られるようになってきた矢先にコロナ禍が…。計画していたものがすべてダメになり、ライブもできず周りのバンドも活動休止や解散に追い込まれました。私のバンドも解散してしまったのですが、「コロナだからこそやっていこう」と考えたメンバーが集まって新しくバンドを結成し、オンライン主体での活動を始動。この時に声をかけてくれたのは、大学時代に衝撃を受けたバンドでボーカルをしていた人で、運命のようなものを感じ、もしこのバンドでもダメならバンド活動を辞めようと。結局、コロナ禍で活動を続けるのは難しくなり、人生初めての就職活動を始めました。

バンドではドラムを担当していたという小野さん

設立間もなく小規模だからこそ選んだテラテク

Q.就職活動でテラテクを選んだ経緯は?

中学生の頃にPCを作ったこともあるくらい、もともとITは興味のある分野でした。それに加えて、派遣で働いていた時にスプレッドシートを使っていたんですが、他の人が作ったスクリプトを見て、自分の使っているシートにもあったらいいなと、そのスクリプトを真似して入れてみたらすごく便利になったことがありました。業務におけるITの価値を実感してから、仕事として考えるようになりました。

その頃、まだ設立間もなかったテラテクは10名程度しかエンジニアがいなかったので、IT未経験の自分のこともきちんと面倒を見てくれるのではないかと思って入社を決めました。

Q.研修期間はいかがでしたか?

研修期間はすごく楽しかったですね。同期と仲良くなって、一緒に勉強して、資格取って、これでお給料をもらえるなんて!と。こんなに恵まれた環境があるんだなと思っていました。研修内容も自分の適性に合っていたのか、ハードルを感じることはありませんでした。分からないことは講師に聞けば教えてくれるので、悩むこともありませんでした

最初は導入プロジェクトへ。最高のベンダーチームの一員としてエンジニアとして確かな一歩を

Q.最初の配属先の業務内容を教えてください。

最初に配属されたのはSalesforce導入プロジェクトでした。ベンダーが受託した案件だったのですが、そのベンダーにSalesforceの技術者がいなかったので、テラテクから私が入ることになりました。Salesforce専門の役割でしたが、私も初のプロジェクトだったので1から10まで調べるしかなく、1週間で辞めたいと思うほど過酷なスタートでした。配属当初の打ち合わせでは、開発費用に対する効果を問われたのですが、きちんと答えられず…。その時のプロパーの社員の方の表情が今でも忘れられないほどです。ただ、幸運だったのはその時のチーム、つまりベンダーの方がみんなとても良い人ばかりだったこと。エンジニア歴20年を超えるベテランから、私と同い年や若手など年齢層もさまざまでしたがみんな優秀かつ性格も良くて、安定的に成長できる抜群の環境でした。和気あいあいとしながらも、質の高いアウトプットを目指して言うべきを言い、やるべきことをやる、そんなチームだったんです。最初はチームで飛び交う用語もあまり理解できなかったのですが、打ち合わせ中に理解できなかった言葉などはすべてメモに残し、後から調べて情報をキャッチアップする。その繰り返しで少しずつレベルアップしていき、リリースも第一次、二次、三次と繰り返すことでだんだんと成長できているのは自分としても実感できる現場でしたが、配属されて1年、運用フェーズに乗ったタイミングでこの現場は終了となりました。

お客様の気持ちが汲めず2社目は早期終了。それを励みに3社目へ。コミュニケーションスキルを発揮

Q.次はどのような現場でしたか?

次の現場も私としては1社目とは別の意味でとても勉強になる現場でした。まだ経験の少なかった私は、お客様が何をやりたいと思っているのかをきちんと知ろうとせず、その会社のSalesforceの組織を見て「これのほうがいい」「もっとこうしたほうがいい」と自分の考えを提案しまくったんです。これが失敗でした。お客様が求めていたのはあくまで運用保守。より良く、便利にと私の思いを伝えてもそんなことは求められていなかったんです。すぐに私の話を聞いてもらえなくなってしまい、2カ月で終了となってしまいました。とても辛い経験ではありましたが、この経験がなかったらエゴイスティックなエンジニアになっていただろうと思うと、とても良い経験をさせてもらえたと思います。

そして3社目のプロジェクトに入りました。こちらも運用保守でしたが、とにかく規模がすごく大きなプロジェクトでした。大きな会社で、コミュニティを含めるとアカウントが10万を超えていて、Salesforceを使い倒していました。大手だけあって、社内のエンジニアも営業もとにかくレベルの高い方ばかり。提案書というかたちで依頼をいただくのですが、その提案書の書き込み精度がすごく高いんです。その中で求められるパフォーマンスをするのに必死でした。業務量も多く、テラテクメンバーも複数名採用してもらえたものの、あまりのレベルの高さになかなかついていくことができず、徐々に離脱していって私一人になってしまう事態にも。私が辞めるわけにはいかないと思って、がむしゃらについていきましたね。いつの間にか「言われたことをちゃんとやる」を目標にしていたものの、お客様から「運用は出来てきたから提案もしてほしい」と言われるように。この時は信頼を得ることができたのかなと嬉しく思いました。

Q.信頼を得るために心がけていたことはありますか?

雑談をしまくったということでしょうか。「話が面白い」「話していると知識が増えて得する」そんな風に思ってもらえるように、いろいろな人と積極的にコミュニケーションを取るようにしていました。

このコミュニケーション力は実はバンド時代に培ったものかもしれません。バンド活動は人脈が命なんですね。いろんな現場に行ってあらゆる人と顔見知りになったり、コミュニティに属したり、そうすることでバンドとして活動するチャンスが広がります。バンド活動時代に人とのコミュニケーションを徹底していたことが、エンジニアの現場でも役立っていると今思うと感じます。

エンジニアとお客様をつなぐ役割に。テラテクエンジニアの満足度向上に役立ちたい

Q.最後に今後の目標はありますか?

3社目の常駐先はとても社員が活発な会社で、みんな主体的に積極的にコミュニケーションを取り、部門や職種関わらずみんなが明るくてイキイキとしていて、すごくいい会社だなと思っていました。一方でテラテクを考えると、多くのエンジニアはお客先に常駐しているので帰属意識というか、テラテクに所属しているメリットや意義を感じにくくなってしまってないかと思いました

そのような課題を感じていたこともあり、2024年12月にリレーションシップパートナーという新しい役割に着任することになりました。これは、エンジニアとお客様をつないで、よりよい関係構築ができるようコミュニケーションを軸にサポートすることがミッションになります。常駐先で働いているのは1人かもしれなくても、裏にはテラテク300人超の社員がついている、テラテクが一丸となってサポートしているとエンジニア社員みんなに感じてほしい、更にこれは個人の考えですが、特に派遣されて間もないエンジニアの心細さを少しでも軽減したい、そう思っています。。

この役割を通じて、エンジニア社員にはテラテクに所属していて良かった、仕事が楽しい、テラテクが好きと思ってもらえるようになりたいですし、みんなが能動的ににテラテクに対しての提案や発信していけるようになっていってほしいと感じます。目指すは、私が3社目で経験したような、社員同士が活発にコミュニケーションを取る明るくイキイキした会社ですね。これからのリレーションシップパートナーにぜひ期待してほしいと思います。

  • <保有資格>※2025年1月時点
  • 認定 アドミニストレーター
  • 認定 Platform アプリケーションビルダー
  • 認定 Experience Cloud コンサルタント
  • 認定 AI アソシエイト

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