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【研修講師インタビュー①】入社研修とは?ITの基礎から手厚くサポート

研修講師 小山 久志プロフィール:Salesforceの管理者研修(Admin・App ビルダー: 初期研修)とカスタマーサクセス研修(より実践的な内容)主担当。Salesforceにおけるマーケティング領域にも造詣が深く、マーケティング関連研修(Account Engagement (旧Pardot)・Marketing Cloud)、データ分析ツールTableauの研修担当も兼任。

IT未経験者も講師陣が全力でサポート 

Q. 小山さんはどのような研修を担当していますか?

ITサポート事務(Salesforceのシステム管理者)として入社いただいた方はSalesforceの管理者に必要な知識やスキルを習得いただくため、およそ4ヶ月間(研修期間は本人のスキルや進捗状況に応じて変更あり)、本社で研修を受けていただきますが、私はこの研修の講師を担当しています。

入社後の研修だけでなく、マーケティングツールの「Account Engagement (旧Pardot)」や、「Tableau」というデータ分析ツールなど、プロジェクトによって必要なツールがある場合は、それらのレクチャーなど担当することもあります。

 Q.中途で入社されるのはどのような方が多いですか?

IT職に関しては未経験の方がほとんどです。ただ、半数ぐらいは何らかITに関わった方がいらっしゃいます。

例えば、経営情報系の学部出身者や情報系の専門学校を卒業された方など。これまで仕事ではIT職ではなかったものの、学生時代に学んでいたITに魅力を感じて、中途で当社を選んでくれるというケースがあります。他にも学校で学んだ経験はないけれど、趣味として独学でプログラミングに挑戦していたという方もいます。

または、前職でSalesforceを使用していたという方もいます。Salesforceは世界のトップシェアを誇る非常にメジャーな顧客管理システムですので、前職で営業をしていた際にユーザーとしてSalesforceを使用していたという方も少なくはありませんね。

研修プログラムで悩んでいると感じる方には積極的に声がけしています

Q. 過去に何らかのIT経験がある場合とそうでない場合、研修で差は感じられますか?

IT分野の学習経験やSalesforceの使用経験があると、理解度や習得スピードで差が出ることがないとは言えません。

ただ、研修はどのようなバックグラウンドの方も同じカリキュラムを同じスピードで進めていきますが、もしIT領域についてまったくの未経験で研修の内容がなかなか理解できないという方がいたとしても、私含めて講師陣が全力でサポートしますので、安心していただければと思います。

また、当社は毎月5〜10名の中途入社者がいて、同期とともにこの研修を受けていただくことになりますが、協調性ある方が多いので、1人で悩むということはなく、同期と協力して研修を乗り越えられるというのも当社の特徴かもしれません。

“自分で調べられる”を目標に挑むケーススタディや模擬PJT

Q. 具体的に研修ではどのようなことをしますか?

まず、1日目はITの基礎、ビジネス基礎を動画研修で学んでいただきます。2日目以降から約10日間、こちらも動画を見ながら、Salesforceを実際に触りながら学んでいただきます。これが終わると、ここで一度理解度テストを行います。

確認テストに合格してから、1ヶ月目後半から2ヶ月目にかけて「運用ケーススタディ」を行います。お客様から「こういうお問い合わせきたらどう対処しますか?」という問いにどういう手順を踏めば実装できるかを文章で回答してもらうスタイルです。こちらが全160問。Salesforceを触りながら、1日10問程度こなすイメージです。自分で考え、実際にやってみるという繰り返しで、かなり力をつけていただける期間になります。 

2ヶ月目後半くらいに「運用ケーススタディ」が終わると、公式の資格試験を受けていただきます。入社から1ヶ月半の研修で十分に力をつけ、また試験に向けて勉強もしているので、ほとんどの方は1度でパスしますが、惜しくも受からなかった場合は講師のほうでもサポートし、苦手領域を重点的に復習するなどして再受験していただきます。

本社のラウンジは研修生にも人気の憩いの場です

そして3ヶ月目は新たに2つめの資格を取るために試験対策を行っていきます。

また同時に「構築模擬プロジェクト」も実施します。これは、お客様扮する講師からの要件に対して、研修生が2〜3名のチームで開発、機能実装まで行っていくという4日間の模擬プロジェクトです。3日間実装や資料作りを行い、最終日にお客様役となっている講師にプレゼンまでしていただきます。この模擬プロジェクトの最大の難関は「講師への質問がNG」ということ。これまで、分からないことがあれば何でも講師に聞くことができましたが、講師がお客様役に徹するため、お客様に答えを聞くことはできないという、実際の現場さながらの状況で進めていただきます。「自分で調べて学ぶ」という、現場においてもっとも大事な能力を身につけてもらう機会になっています。

そして、4カ月目からは応用としてマーケティング関連や今注目が集まっているAI関連の公式資格の取得に向けてさらにスキルや知識を深めていただきます。同時に配属を前に、現場におけるお客様とのやり取りで不可欠な「課題解決力」や「コミュニケーション力」を身に着けていただくワークショップや、現場で活躍するために必要な心掛けなどをお伝えする時間を準備しています。

研修期間は、一人ひとりのスキルや研修進捗状況、そして配属先となるプロジェクトの開始タイミングに合わせて3~4カ月と一定ではありませんが、どの現場でもスムーズに活躍いただけるよう、さまざまなプログラムでサポートしています。

より高いレベルの研修も。スキル習得にはこの上ない環境を提供

Q. それが終わるといよいよ現場デビューですね。配属後は研修の機会はありますか?

研修が終わった後、プロジェクトにアサインされれば現場デビューになりますが、もしプロジェクトが始まらない場合、または一度入ったプロジェクトが終了し、次のプロジェクトまで待機となった場合などは、本社にてスキルや知識を深める研修を受けていただきます。

例えば、「カスタマーサクセストレーニング」などです。現場で経験のある方もこれを受けることによって、開発などよりレベルの高いプロジェクトに参画できるような専門性が養える内容になっています。

Q. 最後にどのような方に入社いただきたいか教えてください。

IT未経験の方でも、ITが好き、またはSalesforceに興味があるという方はぜひ応募いただきたいと思います。エンジニアの経験がないとなかなか自信が持てないかも知れませんが、ご紹介した通り3ヶ月間またはそれ以降も潤沢な研修を準備していますし、講師陣も全力でサポートさせていただきます。

Salesforceは実際に触れていただくとそのカスタマイズ性の広さなど、知れば知るほど面白さを感じていただけるシステムです。また知識やスキルを身につければつけるほど、より活躍の場も広がっていきます。ぜひ一緒にSalesforceを習得していきましょう!


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