- システム管理全般
- マネジメント/進行管理(PM)
- 作画監督
- Other occupations (2)
- Development
- Other
こんにちは。ダンデライオン広報担当です。
今回ご紹介するダンデライオンスタッフは、企画・プロデュース室長 中山さんです。
— 今の業務を教えてください。
室長として、スタッフ管理も含めた室のマネジメント、
自分が担当している案件のマネジメント、
ダンデライオンとして新しい可能性を探っていくための企画などでしょうか。
― その中で一番比重が高いのはどのような作業になりますか。
案件を持っているので、自身の案件の業務が一番でしょうか。
ー CGプロデューサーってどんなことをやるのでしょうか?
「CG」と聞くとCGに限ってそうですが、プロデューサーはなんでも屋だと思っています。
CG・作画に限らず、お客様よりご相談を受けて、一緒に良い形での実現を目指します。
アニメ-ション制作においては、企画→出資営業→プリプロ→プロダクション→ポスプロと、ご相談に応じてなんでもやります。他アニメーションに限らずアプリ制作の相談なども受けたりします。
自身の担当案件では、まれですが、予算や時間の関係で、協力会社等と齟齬がある場合などは、自分でイメージの作成や修正作業をしてしまう場合もあります。
— 今はどのような案件作業を担当していますか?
音楽系コンテンツのフルCGPVの制作や、いくつかのシリーズアニメの企画・制作などをやっています。企画は多くの皆さんがご存じの昭和の作品のリメイクや、親子で見られるようなコンテンツ、あとはフルCGオリジナル作品など多岐に渡っています。
ー プロデューサーはやることが多岐に及ぶと思いますが、中山さんがやっていて一番楽しい時(事)っていつでしょうか。
たくさんの人脈を得た時でしょうか。心強い仲間を得た!といったような(笑)
あとはそういったご縁がつながって仕事が上手く進んだ時でしょうか。
本当に色々な方々とのつながりが業務上での自分の助けになっております。
あとは自社も含め案件に関わった各社がwin-winな状況で、かつ、案件も世間に評価されたりクライアントやファンの方々に喜んで頂けた時でしょうか。
関係者で「お疲れ様でした!」「やってよかったね」と言いながら美味しいお酒を飲んでいる時が一番楽しいかもしれません(笑)
— 業務を遂行する上で大切にしていることやこだわりがあれば聞かせてください。
言いにくいことも、その時に明確にしておかなければいけない事はハッキリ言う。
不明瞭だったりモヤモヤしたままのものを残さない。
相手の立場に立って物事を考えつつ、自社の利益も損なわないようにも考える。
なんでも「できます」とか「Yes」とか言ってはいけません。かといって、なんでも「できません」とも
言ってはいけません(笑)
あとはやはり細やかなコミュニケーションを大切にするように心がけています。
— CG(映像)業界に入ったきっかけは?
ずっとアニメが好きで制作に関わりたいと思っていたのですが、田舎出身なのでアニメ会社が無く…
そしてPCを触るのも好きだったので、まだWindowsもない頃から触ってはいたのですが、
時代が進んでAdobe系のツールやMayaにふれる機会があり、これだ!と思い立った時には既に30歳を超えておりました…
しかし、当時は幸いにもCG系の専門学校も出ていない、実務経験の無い人をヤル気だけで採用してくれるCG会社があり、業界に入れました!
入った後、月給が出来高制で数万円だったり、4日徹夜したりとか大変ではあったのですが、今ではすべてが経験で、すべてが楽しい思い出です。
周囲の方々に恵まれて、なんとかここまでやってこれました(笑)
— これまで経験した思い出深い案件を教えてください。
アイドリッシュセブンのRabbiTubeですかね。
やった事の無い取り組みで、かつあまり時間も無い中にコロナにもなり、本当にできるのかどうか不安を抱きながらも、優秀なスタッフ達のご尽力とテレワーク体制がスムーズに引けたことで、安定して制作することができました。
クライアントにもファンにもスタッフにも喜んでいただけて、本当にやってよかった案件だと思っています。
— プロデューサーを取りまとめる立場の中山さんですが、部署内でのコミュニケーションや連携はどうされていますか?
ユニット会を設けてメンバーの現況を把握し、悩みや困りごとを相談できる場を設けるよう心がけています。また、出社・在宅のハイブリッド勤務なので、意識的に対面の打ち合わせの場も設けています。
プロデュースの仕事はコミュニケーションの上に成り立っているといっても過言ではないと思います。コミュニケーションを大切に、且つ、コミュニケーション能力の高い方を評価するようにしたいと思っています。
コミュニケーションを取らない、あるいは齟齬があることで仕事上の問題が起こっているケースも過去に沢山みてきましたので、細かい情報も、共有するように意識しています。
ー ダンデライオンのプロデューサーとして目標などはどうやって決めていますか?
私自身としては、今の案件の進め方、作り方でよいのか、どうしたらより良くなるのかは常に考えています。
広く言えば業務を通して自分が何をやりたいと思ってどうすれば会社の利益につながるかということを考えて、実際に動けるかにかかっているかと思います。
(プロデュース室の)各自がそれぞれに目標をもって、ある程度の期間の中でそれが実現できているか(実現に近づいているか)を考えて日々の積み重ねが実績に繋がる。というマインドを持っておいていただきたいと思います。
「やらなきゃ」「いつかやりたいと思っている」ではいつまでたってもできませんし、何かを起こせるのは自分の行動のみなので、そういった後押しをするためにも、日々のコミュニケーションは大切にしたいと思っています。
— ダンデライオンでの思い出や印象的なことをおしえてください。
コロナ前、子供が小さかった頃、子供を同伴して打ち上げや忘年会に参加していました。
社員のみなさんにも可愛がっていただいて、今でも「あの子がもう14歳!?」とか憶えていてくれるのが嬉しいですね。
自分は年老いていく一方ですが育て続けていれば子供も会社も成長するんですねぇ…(しみじみ)
あとはダンデに入社して自分が幼少期に見ていたアニメに関わっていたレジェンドにお会いできたことでしょうか…!
— ダンデでの働き方でよいと思う所を教えてください。
私にとっては裁量が与えられているところでしょうか。
自分の性格的に管理されすぎるのは性に合わないので…
ちゃんとお仕事として会社に利益をもたらせていれば、自分のやりたい企画や案件に対しての座組等、お任せしてくれます。
逆に言うと、決められたことだけやっていたい、管理されないと仕事できない(自主的に仕事できない)方には辛かったりするのかもしれませんね。
ー お母さんと、プロデューサー両立するにあたってのマイルールなどありますか?
最近は上の子が大きくなったことや、主人もテレワークハイブリッド型なので、基本的には仕事の予定を優先していたりします…(仕事は一期一会だったりするので)
子供が元気で良い子なのと、主人の理解があり協力的なので助かっています(笑)
マイルールは「仕事も家事・育児も頑張りすぎない」でしょうか。
いい意味での「適当」の精神が大切だと思っています。
— ダンデライオンにどんな方に来ていただきたいですか。またどんな方が向いていると思いますか?
ダンデライオンは優しく穏やかな社風なので、周囲とのコミュニケーションを大切にして(お仕事なのでもちろん色々なことが起こりますが)その時その時を楽しんでお仕事できるようなポジティブな方に来ていただきたいですね。
また、人が考えないようなこと、誰でもできないようなことを、仲間と一緒に作りたいと思える人が向いているかもしれません。
— 中山さんありがとうございました。
ダンデライオンアニメーションスタジオ
チーフプロデューサー 中山 佳代(なかやま かよ)
・グミライオン 楽天R-TOON WEBコミック_プロデューサー
・ガールズバンドクライ_CGプロダクションマネージャー
・ドラゴンクエストチャンピオンズ_ラインプロデューサー
・アイドリッシュセブン RabbiTube mini _プロデューサー
・ドラゴンボール超スーパーヒーロー_CGプロデューサー
・アイドリッシュセブン ONLY ONCE. ONLY 7TH._プロデューサー
・アイドリッシュセブン 2022 BLACK or WHITE LIVE SHOWDOWN_プロデューサー
・アイドリッシュセブン『RabbiTube クリエイター』にチャレンジ!!_プロデューサー
・無職転生Ⅱ~異世界行ったら本気出す~ _ヒトガミ編プロデューサー
・バースデー・ワンダーランド_アシスタントプロデューサー
・Readyyy!プロジェクト_プロデューサー
・龍の歯医者_プロデューサー