今回は、4月入社の新卒スタッフ藤原裕紀さんのご紹介となります。
アーティストとして、ダンデライオンを選んだ理由、何に興味をもったのかなどをうかがいます。
ー 自己紹介をお願いします。
藤原 裕紀 (ふじわらひろき)です。
テクニカルユニットに所属で、リギングの作業をしています。
専門学校では、複数のCGソフト(Maya、Houdini、Nuke、UE4など)を使用した映像制作や、
PythonとMELを使ったスクリプト作成の勉強しました。
学校でモーションキャプチャーを使用する際にリグを作ったのがきっかけで、リグを本格的に勉強するようになりました。
ー 入社して1か月ですが、現在はどのような作業をしていますか?
入社して1か月くらいは社内のワークフローに合わせたCollage(ダンデライオンで開発したリグシステム)のリギングの練習など、ダンデライオンで必要な基礎的知識の習得をしています。
指導者の先輩スタッフは既に作業に入っていて、5月の中旬ごろから案件の作業に合流する予定です。
ー 実際に入社をされてダンデライオンのフローやCollageについての印象を教えてください。
最近は専門学校等でもグループ制作でワークフロー構築をしたりも話を聞きますが、明確な違い等教えてください。
専門学生時との大きな違いは、リギングでいうと、Collageがスクリプトベースであるところです。
ひとつひとつ手作業していた事が、スクリプトを通すことで量産しやすいです。
Collageを使用していると、学生の時に有ったらうれしいシステムが多くて、学校では開発したものが他の学年に引き継がれるようなことはないので会社としての蓄積を感じました。
ー CG業界を目指そうと思ったきっかけを教えてください。
スターウォーズのローグワンが公開されたころに、VFXブレイクダウン映像を見たのがきっかけです。
様々な素材が組み合わさり、迫力のある映像になっていく様子に魅了されました。
高校生の時だったので、実写合成に憧れて進路をCGの専門学校に決めました。
そこからCGを学んでいくうちに、楽しくなってきたのがモデルとリグだったので、モデラーか、色々な作業をするジェネラリストを志望するようになりました。
ー ダンデライオンはどこで知りましたか、また応募のきっかけは何でしたか?
ダンデライオンを初めて知ったのは、学校主催の秋季合同企業説明会です。
参加される企業のホームページを調べ、いくつかの企業に絞った内の一つがダンデライオンでした。
説明を受けた際に、独自開発のリギングツール(Collage)を使ったセットアップについて伺い、興味が湧いたため後日応募しました。
ー 当時(企業説明会)を思い返すとモデラーさんかリグかで迷っていたというようなお話をしていたかと思いましたが、参加企業のリサーチする際にはどのような点を、重視して会社をチェックとかしていたのでしょうか。
就活を始めた初期の方では、ジェネラリストかモデラー志望として進めていましたが、そちらではなかなか手応えがなかった事もあり、他に興味があるものを考え、リグやスクリプト開発も視野に入れ、秋季合同企業説明会の直前にポートフォリオをまとめ直して臨みました。
なので、秋の就活の頃はリグを中心にした企業のリサーチをして話を聞きました。
ー コロナ禍、学生~社会人となりましたが、チームの雰囲気やリモート環境でのコミュニケーションについてお聞かせください。
学生の時の制作と違い仕事として制作に関わっていくため、初めはとても緊張していましたが、指導者の先輩スタッフはとても気にかけてくれて、親切な方々が多く明るい雰囲気で楽しく作業ができています。自分自身がこまめに聞く方なので、比較的、ため込まずこまめに質問等をさせいていただいています。
ただ、同じユニットでも関わる案件が別だと、お話した方がまだ少ないので機会があれば積極的にコミュニケーションをとるようにしたいです。
ー 将来的にどうなりたいなどありますか?
作業をしていて、リグについて自分の知らないことがまだ多くあると感じたため制作に関わる中で、よく学び、将来はリギングのスペシャリストとして活躍したいです。
リグというつながりで、学生の時に扱っていたHoudiniにもリグがあるので、そちらも今後仕事で活用する機会があれば使ってみたいなとは思います。
ー 実際ダンデライオンに入社してみてどうでしょうか。要望などあればうかがえますか。
リモートで作業をしているのは入社前から聞いていたのですが、googleやoViceを使ったコミュニケーションの取りやすい環境が整えられていて、気軽に質問できリモートでの作業がしやすい環境だと感じました。
自宅が少し遠くて通勤すると片道で1時間半くらいかかってしまうので、リモート環境での作業は、とても助かっています!
会社付近の美味しいお店などあれば知りたいです。