長谷川 ゆかりのプロフィール - Wantedly
https://www.wantedly.com/id/yukari_hasegawa_83D
お読みいただき、ありがとうございます。
モノづくりを楽しみ、本気で没頭するデザイナー集団「83Design」です。
今回は、バックオフィス第一号として入社して、今や83Designになくてはならない存在の長谷川さんにお話をうかがいます。
子育てと両立しながら、愛知からフルリモートで働く長谷川さんからみた83Designとは。その魅力を語っていただきます。
ーー 長谷川さんは、83Designに入社するまではどのような経験をされていたのでしょうか?
名古屋大学を卒業後は地元の金融機関に勤務し、出産を機に退職。その後は子育てと仕事の両立を模索しながら、パートや派遣社員として自動車部品メーカーや保険代理店などで働き、総務や経理、営業事務、保険事務など多様な業務を経験してきました。
ーー 幅広い経験をお持ちなんですね。長谷川さんが、バックオフィスとして83Designに入社した経緯についても教えていただけますか?
コロナ禍がきっかけで、転職活動をしていました。子どもの学校が休校になったり、その後も学級閉鎖が相次いだ時期がありました。子どもがコロナに感染した際には長期間の休みが必要となり、出社して働くこと自体が難しいと感じたんです。
「子どもが休んでいても、自分の調子が少しよくなくても、家でなら仕事ができるのにな…」と思うことが多く、フルリモートの仕事を探していたところ、83Designに出会い、運よく入社させていただきました。今思い返しても、とてもラッキーだったと思います。
ーー “入社できたのがラッキー”。そう思える出会いって素敵ですね。
デザイン会社で働くのはもちろん初めてで、デザイナーの方と話すことも初めてだったんです。触れたことのない領域でしたが、憧れはずっとあって。趣味でSNSを見ていて、「デザインってすごいなあ(私には絶対できない...)」と感動することも多くあったので、入社した時から83Designの皆さんを尊敬しています。
まして、デザインを仕事にして生きていて、自分で会社までおこしている代表の矢野さんは、本当にすごいと思います。そんな人が、愛知に住んでいる私を仲間として選んでくれたことを、本当にありがたく思いました。
私が入社する前は、矢野さんがバックオフィス業務を全て担っていたようで、「役に立てそう!」と強く感じたのを覚えています。
ーー 実際入社されてからはいかがでしたか?
初めは総務・経理の業務を中心にスタートしました。入社して4年が過ぎましたが、これまでを振り返ると、本当にいろいろな仕事に挑戦させてもらいました。
デザイナーの皆さんがデザイン業務に集中できるようにさまざまな業務を巻き取り、経理や人事労務、法務、営業事務、採用業務、広報など、幅広いバックオフィス業務を担当しています。
具体的には、毎日の勤怠管理から始まり、毎月の給与振込や請求書の支払い、税金の支払い、決算対応などを担当しています。業務に伴い、顧問税理士や顧問社労士とのやり取りも行います。クライアントとの契約が発生すれば顧問弁護士と連携しながら契約書の作成から締結手続きも行い、見積書や請求書の発行、採用応募対応や入社退職手続き、Web記事のライティングなど....挙げてみると、思ったよりいろいろやらせてもらっていることに気づきました(笑)
ーー 長谷川さんは時短勤務と伺いましたが、短時間でかなりたくさんの仕事をこなしているんですね...!
だんだんと、できる量が増えてきた感じです!
週3日・1日4~5時間の勤務で、時間は自由に調整させていただいているのですが、現在は子どもが学校に行っている時間に合わせて10:00-15:00で働いています。最近は子どもが骨折してしまったのもあって、朝は学校に行く準備と送り迎え、子どもが帰ってきてからはリハビリ通院のため病院に連れて行く日々です。
仕事ができる時間は限られていますが、優先順位をつけて効率よくこなせるように意識しています。次の日に仕事を持ちこしたりスケジュールを組みなおすこともありますが、残業することがほとんどないのはちょっとした自慢です。
入社する前に面接でお話しさせていただいた時、矢野さんが困っていたのは「デザインに集中できる時間をもっと増やしたい」ということでした。
そんな矢野さんや83Designの皆さんの役に立ちたい!と思って入社したので、これまでもこれからも変わらず、私の役割は「デザイナーの皆さんがデザイン業務に集中できるようにすること」です!
そのためには何でもやりますし、労働環境の改善について考えたり、業務効率化についての検討・提案も積極的に行っていきたいです。
ーー 入社前と入社後で、ギャップはありましたか?
業務についてのギャップは、あまり感じなかったですね。入社した際は、愛知にいる私に向けてスマホカメラでオフィスツアーをしてくださったこともありました。
フルリモートの仕事は初めてだったので、「ちゃんと働いているか細かく監視(?)されるのかな」と思っていましたが、そんなこともなく(笑)。
信頼していただけているのならうれしいことですが、皆さんお忙しいだけかも…と思ったので、安心してもらえるように、進捗報告などは小さなことでもしっかりするようにしています。「ちゃんとやってるよ!」という私なりのアピールでもありますが、進捗が気になったときに見て安心してもらえたら、確認の手間が省けるかなという思いでやっています。
ギャップを挙げるとしたら、バックオフィス周りの状況が思ったより混沌としていたことでしょうか...(笑)。私が入社するまではデザイナーばかりの職場だったので、デザイン業務以外のことは優先度が低くなりがちだったのだと思います。データ管理に関しては特に「私が何とかきれいに整えないと!」という使命感に駆られました。
ーー 課題が山積みだった分、やりがいにも繋がりそうですね。
そうなんですよ。私は根っからの事務職なので、どんどんタスクが片付いていってスッキリする瞬間が好きですね。それまで属人的になっていてきちんとできていなかった部分の見直しや、受発注履歴の管理体制や業務フローの見直し、見積書・請求書の雛形の整備など、いろいろなことにも挑戦しました。
今は日々やりがいを感じながら働けていますが、実は83Designに入社するまでは、自分に自信が持てずにいたんです。
ずっと事務職を軸に、複数の会社・業界でいろいろな業務をしてきた私ですが、どれも “それなりに” できるだけで、私には強みがないんじゃないか。そんな風に考えて悩んだこともあります。俗に言う「器用貧乏」な気がして...。
でも、そんな私だったからこそ、83Designの環境がすごく合っていたんです。何でもやったことがあるからこそ、「この仕事できますか?」という感じでいろんな仕事を任せてもらえました。
また、仕事がしやすいように新しいルールを提案して、会社の仕組みを作っていけるのも大きなやりがいです。大きい会社と違って、83Designでは提案をすぐに取り入れてもらえたりします。すごく仕事がしやすいですし、ひとまずやってみてあとで改善する、という感じでどんどんトライしています。
バックオフィス全般を担うには、「器用貧乏」が逆に大きな武器になったと思います。
ーー コンプレックスを強みに変えたのですね。
自分の経験が強みになる環境に出会えて、本当にありがたいです。
バックオフィスの仕事は直接売上につながることもなく成果として見えにくいですが、どんな仕事も会社にとっては大事な仕事だと考えています。前職のように、同じ仕事を一緒にする人が何人もいるわけではないので、責任を持って私の役割を全うしていきたいと思います。
ーー 83Designのメンバーは、長谷川さんから見てどうですか?
皆さんとても優秀な方ばかりですが、穏やかな印象です。いろんな意見を出し合えて、笑いあえるような素敵な関係性だと思います。代表の矢野さんもメンバーの中に自然と混ざっている感じで、代表でありよき上司、よき先輩、よき同僚でもあるというイメージです。
これまでいろんな職場を経験する中で、人間関係に悩むこともあったのですが、83Designはとても居心地がよく感じます。
残念ながら私は遠く離れた場所にいるので、矢野さん以外のメンバーとは直接会ったことはなくて、オフィスに行ったこともまだありません。
でも、朝礼やミーティング、Slackでのやり取りからも雰囲気が伝わってきます。Slackには何でも気軽に話していいチャンネルがあるのですが、オフィスに現れたネズミの追跡動画が流れてきたときはクスッとしました(笑)。
ーーメンバーに共通している考え方はありますか?
会社ページにもありますが、やはり「モノづくりを楽しむ」という考え方でしょうか。私は直接モノづくりで貢献しているわけではないのですが、仕事を楽しむ気持ちは共通しています。何事にも楽しさを忘れない心があって、そのおかげで職場の雰囲気が明るいのだと思います。
メンバーのインタビュー記事を読んでいても、「誰かに喜んでもらうモノづくり」を大事にする、その情熱を感じます。
私はバックオフィスとして身近な人に喜んでもらえるのが目標なので、規模や範囲がだいぶ違いますが…たくさんの人に喜んでもらえるデザインをする、83Designのメンバーをサポートできることがうれしいです。
ーー 長谷川さんの今後の目標を教えてください!
これまでは「何でも自分でやってみること」を大事にしてきましたが、今後は他の方に任せるところは任せて、全体のマネージメントができるといいなと思っています。SaaSツール等も取り入れて、業務の効率化も引き続き行っていきたいです。
個人的には、少しずつ働ける時間を延ばしていき、ゆくゆくはフルタイムで働きたいなと思っています。後回しになっている「いつかやりたいこと」にも取り組んで、もっとこの会社に貢献したいですね。
83Designはとても素敵な会社だと思っているので、この先もっと会社として世間に認めてもらえるように、バックオフィス機能を強化していきたいです。
時折、取引先からのアンケートでセキュリティ対策などを問われることもあり、しっかり対応していないとビジネスチャンスを失う可能性もあるのだと感じました。社内体制が事業の足を引っ張ることのないように、より強いバックオフィスを作っていくことが私の目標です!
ーー 最後に、求職者の方へメッセージをお願いします!
83Designはとても働きやすい環境ですが、もっともっと良くしていきたいと考えています。
良いモノづくり・良い会社へ、上向きのモチベーションで頑張っていける素敵な仲間と、一緒に83Designを盛り上げましょう!
会社や仲間のことを、終始笑顔で語る長谷川さん。83Designの働く環境、そしてモノづくりに誇りを持って働く仲間のことが好き。そんな気持ちが、リモートでもひしひしと伝わってくるようでした。
私たちと一緒に働きたい。まずはリアルを聞いてみたい。こう思っていただけるのであれば、ぜひカジュアルにお話ししましょう!こちらからご応募をお待ちしています!