【ヒトキワ活用事例】「オーナーの右腕になれるよう頑張りたい」向上心の高いグローバル人材採用に成功した飲食店(株式会社Kspace様)
繁華街飲食店の激戦区・池袋エリアにて、『CoCo壱番屋 豊島区南池袋店』を経営する株式会社Kspace様は、人材不足に苦戦する中、ヒトキワ経由で“グローバル人材採用”に挑戦し、向上心の高いスタッフの採用に成功しました。
今回は、Kspace代表・小池雅博様(以下「小池様」)と、『CoCo壱番屋 豊島区南池袋店』様で活躍するグローバル人材・LAM様に、「グローバル人材紹介会社の選び方」「長期就業を目指すための工夫」「ヒトキワの活用方法」についてお話を伺いました。
言葉の壁を超え、成長したグローバル人材
ーKspace様の事業内容を教えてください。
小池様:
カレー屋さんです。全国チェーンであるCoCo壱番屋(以下「ココイチ」)の豊島区南池袋店を経営しています。
ココイチって池袋だけで4店舗、このエリア全体で10店舗あるんですよ、日本で一番ココイチが密集しているエリアらしいです。特に、UberEatsのようなデリバリーサービスですと、同エリア内にあるココイチのどこの店舗に頼むかをお客様側で選べるので、結構競争は激しいです。
池袋4店舗でも、店舗別に客層の違いはあります。南池袋店は、お仕事の合間に食べに来てくださるビジネスマンの方が多いですね。
また、外国籍の方が多いのも特徴です。近くにインターナショナルスクールや専門学校があるのと、観光客の方も立ち寄って下さりますね。
ーココイチ含めて飲食店の激戦区で経営される上での集客の工夫などあったら教えてください。
小池様:
3月1日から店舗の24時間営業を開始して、「いつでもやってるココイチ」として他店との差別化ポイントとしています。
デリバリーは今までも24時間営業だったのですが、店舗も同様の対応に変えます。
いつでもお客様に来てもらえる、年中無休のココイチです。
実はカレーって季節や時間問わずいつでも需要がある食べ物でして、特にお正月なんて毎年長蛇の列になります!他の飲食店さんが年末年始休なのもあり、かきいれ時ですね。
ーグローバル人材採用にご興味を持ったきっかけは何だったんでしょうか。
小池様:
ココイチ他店舗のオーナーからの紹介です。
その頃、当店には日本人のスタッフしかいなかったんですけど、人材確保には正直苦戦していました。特に当店のように長時間営業の飲食店は、日本人だけだとシフトを組みにくかったり、求人応募数が集まりづらい傾向があるんです。
そんな時に、既に様々な国籍の人材と働いている他店舗オーナーから「グローバル人材は一生懸命働いてくれるし純粋だし頑張ってくれるよ、言語や文化のハードルはあるし大変なことも勿論あるけど、定着してくれれば必ず戦力になる」という話を聞いたんです。
ー採用が始まる前、グローバル人材に対して懸念はありましたか。
小池様:
一番は「言葉の壁があるんじゃないか」という点です。
今までに留学生の方は何人か採用したことがありましたが、留学中ということもあり、全員、日本語が話せる方だったんですね。
でも、海外から来るグローバル人材となるとそうはいかないんじゃないか、言葉の壁があるんじゃないか、と心配していました。
でも、実際にはヒトキワさん経由で入社した子はみんな日本語をしっかり習得してくれたので杞憂でした。
元々喋れる子もいますし、入社後に猛勉強してくれる子もいます。
今日ここにいる、ベトナム人のLAM君は、入社前はほぼ日本語が話せなかったんですけど、今では日本語ぺらぺらで、当店の戦力になってくれています。
「日本で働きたい」「技術を身に着けたい」という向上心があれば、言葉の習得は自然とついてくるものだなあと感心しています。
LAM様:
店長の右腕になれるよう頑張っています。
ー「近隣の専門学校生など外国籍のお客様も多い」というお話でしたが、ホールでの接客やお客様の言葉の翻訳などで、グローバル人材の語学力が活かせることはありますか。
小池様:
LAM君はお客様のお話を聞きながら「あのお客さん、ベトナムの人です」とか教えてくれますね。確かに自分と同じ国籍のお客さんがいると、みんなお客様に合わせた接客をしているかもしれません。
LAM様:
ベトナムではカレーは食べないから、日本に来て珍しくて食べる人が多いんです。
コスト面のメリットと、人材のポテンシャルの高さがヒトキワの強み
ーグローバル人材の紹介会社は多数ありますが、他社と比べてヒトキワの良い所、悪い所があったら教えてください。
小池様:
そこまでたくさんの会社を知っているわけではないですが…「費用感」と「紹介いただく人材のレベル」は他社とは全然違いますね。
以前、他の人材紹介会社のお話も聞いたんですが、紹介費が40万円かかる・国外人材だから家もこちらで用意する、など採用のハードルが正直高いと感じました。
その点、ヒトキワさんは“紹介料コスト0”でお金が全然かからないので、その分他のことに経費を使えるのはありがたかったです。
ーヒトキワの“紹介料コスト0”システムを利用して良かった点があったら教えてください。
小池様:
コスト0は、ヒトキワさん以外では聞いたことがないですね。
普通の会社さんだと、紹介料は3~40万は取りますし、僕が聞いた中では一番安い会社さんでも20万円くらいでした。そこに渡航などの諸経費含めると100万前後はどうしてもかかっちゃいますよね
それが0になるっていうのは本当に画期的だと思います。
ー採用や入社後のプロセスで、ヒトキワがお役に立てたことはありますか。
小池様:
いつも助かっています!
担当の濱松さんも熱心に対応してくださるし、わからないことや相談事があればすぐ聞けるので万全の体制です。
ーグローバル人材が会社に慣れるまでに苦労した点や取り組んだ工夫があったら教えてください。
小池様:
正直「特になかった」というのが本音ですね。
ヒトキワさん経由では3名の方を面接したんですけど、面接時点でみんな優秀だな、レベルは高いな、と感じました。
面接前から日本語を勉強してきてくれているパンさんは、入社後すぐにホールだけではなく管理業務も任せられるレベルでした。
LAM君はビジネスレベルでの日本語ではないとはいえ、意思の疎通はできましたし。
面接前に、ヒトキワさんの方でスクリーニングやトレーニングをしてくれているのだろうなと感謝しています。
熱意あるグローバル人材採用で、今まで以上に良い雰囲気のお店になった
ー社内コミュニケーションでの課題やチームワークを高めるための取組があったら教えてください。
小池様:
国籍問わず常に積極的にコミュニケーションを行うことです。
勿論適宜情報共有のためのミーティングも行いますが、そもそも普段からの対話が活発なので、仲が良く風通しが良い職場環境が作れていますね。
そのおかげもあって、入社時点では日本語が苦手で翻訳ツールを使っていた人材もどんどん日本語が上手になっていますし、ベトナムから来た子たちの日本語検定の勉強を先輩社員が自主的にサポートしたりもしています。
グローバル人材の「職場で活躍したい」という熱意が日本人スタッフにも伝播して、グローバル人材採用前より後の方が、良い雰囲気のお店になったと思っています。
ーグローバル人材の採用を検討している企業に向けて、アドバイスがあったら教えてください。
小池様:
グローバル人材採用を選択肢に入れていないのは、正直もったいないと思います。
「日本人じゃないから」等と国籍に囚われると、熱心に働き、一緒に成長してくれる人材と共に働くチャンスを逃すことになるからです。
国籍関係なく真面目に一生懸命働いてくれるので、当店では今や大きな戦力に成長してくれていますよ!