こんにちは。株式会社ワールドフェイマス代表の高岡です。
本日は、ワールドフェイマスの事業について詳しくお話しします。
- PMO事業の概要
- 他社との差別化ポイント
- ワールドフェイマスが目指す世界
についてお話ししますので、「現在のキャリアに不安を抱えている方」や「ビジネスマンとして社会で活躍できる人材になりたい方」はぜひ最後までご覧ください。
PMO事業について
ー事業の概要
私たちは、AIが進む時代だからこそ、あえて”人”で勝負する、「人を通じて社会を良くす
る挑戦」をしています。
具体的には、大企業に向けてPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)サービスを提供しています。
今の日本では、若手の採用やリーダー候補の育成が難しくなっています。その結果、課長や部長、PMといったリーダー層に業務が集中し、負担は年々大きくなっています。
本来なら部下に仕事を任せたいところですが、労務規制や36協定の制約で分担が難しいケースも多く、さらに、マネジメント業務に加え、プレイヤーとしての仕事も増えており、管理職は二重の役割を担わざるを得ない状況です。
また、リーダーになれる人材が足らず、受注できる仕事を見送ったり、機会ロスが発生することもあります。
だからこそ、企業にとって大きな課題は「リーダーの能力をどう最大化するか」。
DXやAIの導入は進んでいますが、人にしかできない仕事は必ず残ります。部門をつなぐ調整や合意形成、現場を横断してコンセンサスをとるといった役割はAIには代替できません。
また、AIを使いこなすことも人にしかできません。
さらに、DXやAIを推進したいリーダーも、日々の業務で手一杯。だからこそ、彼らを支える相棒のような存在が必要なのです。
ワールドフェイマスは、そうしたリーダーのパートナーとしてPMO人材を派遣・業務委託で提供し、力を引き出しながら組織の成長を後押ししています。
ーそもそもPMOとは?
PM(プロジェクトマネージャー)とPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)。似た言葉ですが、役割は明確に異なります。
PMはプロジェクトの責任者。意思決定を担い、リーダーとして全体を動かします。
一方、私たちワールドフェイマスは派遣会社としてPMを直接担うことはありません。責任者はあくまで派遣先の社員であり、私たちの役割はそのサポート役です。
しかし、学ぶべき知識やスキルは、実はPMとほぼ同じ。つまりPMOでの経験を積むことは、プロジェクトマネージャーとしての力を磨くことにもつながります。
ー業界全体の市場感と差別化ポイント
市場規模で見ると、やはり東京が圧倒的に大きいですし、今後もその傾向は続くと思いますね。
一方で、大企業は全国で事業を展開し、東京本社で企画・方針を決めたことを地域拠点で実装しています。この流れに対応するため、私たちは全国に拠点を構え、人材を提供できる体制を整えています。
また、最近はBCPやニアショアの観点から、東京に高いコストをかけるのではなく、地域拠点やリモートを活用する企業も増えています。全国で人材を供給できることは、そうしたニーズに応えられる選択肢でもあります。
正直、東京だけに絞ってビジネスをすれば効率的です。利益率も上げやすく、間接費や営業リソースも集約できます。けれど、全国レベルで支援できること自体が差別化につながっており、そこに私たちの強みがあると感じています。
ーなぜPMO事業なのか
もともとワールドフェイマスは、通信業界、特に携帯電話分野に特化して事業を続けてきました。約10年間はその専門知識を深めることに集中していたんです。
ただ、エンジニアの育成には時間がかかります。1人前として活躍できるまでに10年近く要することも珍しくありません。そんな中、AIが急速に発展し、プログラミングや動画編集のような専門スキルも次々と自動化されてきました。時間をかけて育てたエンジニアの価値が一気に薄れてしまう、というようなことも起き始めています。
そこで考えたのは、「人にしかできない領域」に注力すること。落とし所を見つける調整力やコミュニケーションといったスキルを磨けば、AI時代においても人で勝負できる。そうした視点からたどり着いたのがPM能力でした。
PMOという専門性を前面に打ち出した結果、通信業界に限らず、自動車・IT・メガベンチャーなど幅広い業界への展開が可能になりました。この数年で多くのお客様に活用いただけるようになったのは、PMOに振り切った成果だと感じています。
ー具体的な支援内容
新しく開始したプロジェクトへ技術的なサポートに入らせていただくことが多いですね。
たとえば、自動車業界では、コネクティッドカーや将来的な自動運転を見据えた企画・開発部門に人材を派遣。車をどうマネタイズするかといった先端領域での支援を行っています。
また、SaaSやIT分野に限らず、データセンターのネットワーク構築、原子力設備の設計や工事管理といった大規模プロジェクトに入らせていただくこともあります。
さらに、企業の情シス部門での支援も増えています。情シスはDX推進の中核を担いながら、人材不足で苦しむ部門。事業部や営業部に優秀な人材が取られる中で、「どう進めればいいのか」と悩む現場に対し、社員と同じ目線で並走しています。
ーこれから踏み込んでいきたい業界
PMO人材は、正直どの業種でも必要とされる存在です。その中でも今注目しているのは、エネルギー業界と金融業界。
エネルギー分野では、クリーンエネルギーを含め2030年・2040年を見据えた目標が掲げられています。大規模なインフラを持つ企業も多く、そこでのPMO支援には大きな可能性があります。
また、金融分野ではDX化が急速に進んでおり、その推進を支える人材ニーズが高まっています。まずはこの2つを軸に、新たな領域へ踏み出していきたいと考えています。
ワールドフェイマスの強み
ーワールドフェイマスの強み
外部リソースを提供する企業は数多くありますが、「若手のPMO人材を全国規模で提供できる会社」はワールドフェイマスだけだと考えています。
ポイントは「若手」であること。
日本では一般的に、まず社会人として業務遂行力を身につけ、その後に専門知識を習得し、30〜40代で管理職に就いた頃にプロジェクトマネジメントを学ぶ流れが一般的です。つまり、多くの人がPMやPMOを名乗れるのは30代後半以降。
一方、ワールドフェイマスでは20代のうちからPMOの知識を叩き込みます。業務遂行力はもちろん必要ですが、それ以上にマネジメントの基礎を早い段階で育てることで、若いPMO人材が次々と成長していきます。
派遣先でも、この若さは大きな強みです。例えば35歳の課長に40歳のPMOがつくと、気を使って「こんな雑務を頼むのは悪いな」と遠慮されることもあります。しかし20代のPMOなら気軽に仕事を任せられる。その結果、幅広い経験を積みやすく、育成のスピードも速くなるんです。
ーワールドフェイマスが選ばれる理由
多くのお客様は、最初にワールドフェイマスに依頼を考えていただいた際に、まずは試しで1〜2名を導入されます。ですが、その後「合わなかったからやめよう」となったケースはほとんどありません。むしろ「こんな方を探していた」「気が利くから助かる」と評価され、半年で1人から10人規模へ拡大する企業もあります。
その理由は、人材を送り込むだけで終わらせない仕組みにあると思っていて。派遣先に入った1人目・2人目がすべての期待を背負うのではなく、月1回の業務報告会で本社の担当者や上司が加わり、課題や業務品質を一緒に整理。現場メンバーだけに任せるのではなく、会社全体として顧客と向き合うことで、品質のばらつきを防いでいます。
「個人」ではなく「組織」として伴走する点が、ワールドフェイマスが選ばれ続けている理由だと考えています。
ー品質担保の取り組み
ワールドフェイマスでは、品質を担保するために、派遣先に任せきりにせず、組織として品質を支える仕組みを整えています。
まずプロジェクト開始前には「コミットメントレビュー」を実施。顧客のニーズを明確にし、どの人材なら応えられるかを精査することで、案件と人材のミスマッチを防いでいます。
プロジェクトが始まってからは「プロジェクトレビュー」を定期的に開催。進捗や課題を可視化し、必要に応じて人員の入れ替えも検討します。ここには役員も参加し、責任ある意思決定を行っています。
さらに、毎月部長クラスが集まりノウハウを共有。高いレベルで課題感をすり合わせ、全社的に対応策を検討しています。多数のプロジェクトが同時進行する中でも、効率的かつ効果的にコントロールできる体制を作っているのです。
こうした仕組みがあるからこそ、現場のメンバーも安心して業務に集中でき、着実に成長することができるのだと思います。
ーワールドフェイマスで描けるキャリア
PMOやプロジェクトマネージャーとして経験を積むほど、支援の幅は広がり、より高いレイヤーで改善や業務支援を担えるようになります。
たとえば、最初はチームリーダーや主任クラスのサポートですが、10年・20年と経験を重ねれば、役員クラスへの改善提案や支援まで担えるようになります。
また、レイヤーが上がるにつれて、支援の規模も拡大します。2人から始まったチームが30人、50人規模となり、組織全体を束ねる役割へとステップアップしていくんです。
ワールドフェイマスでは、PMOとしての専門性に加え、大人数を率いるマネジメント力や経営層を支えるビジネスマンとしてのスキルを磨くことができます。
これから入社される方には、大企業の中枢を支える存在へと成長し、社会で幅広く活躍できる人材になって欲しいですね。
今後の展望
ーワールドフェイマスが目指す世界
私たちが目指しているのは、高学歴や特別な経歴がなくても、大企業を相手に第一線で活躍できる人材を育てることです。
たとえば、流れに身を任せて就職したけれど「このままではいけない」と感じている若手。そうした人たちがPMOの知識を身につけ、AIやDXの推進まで担えるようになる。そして「AIが進んで人の仕事がなくなる」と言われる時代にあっても、数千人、数万人規模で活躍できるビジネス人材を輩出していきたいと考えています。
PMやPMOは、もともと大学に学部があるわけでもなく、社会人になってからゼロから学スキルです。だからこそ、学歴や職歴に関係なく誰でも挑戦できる領域です。学生時代に勉強が得意でなかった人も、社会人になってからリセットして挑戦できる。
ワールドフェイマスは、そんな「ゼロからでも挑戦できる場」として、年齢やバックグラウンドを問わず、誰もがハイレベルなPMO人材に成長できる環境を提供していきます。
ーこんな方に参画していただきたい
「このままじゃいけない」と感じている人。「一度社会に出てみたけれど、もっと挑戦したい」と思っている人に来てもらいたいです。
また、現在のキャリアの限界を感じている人や、もっと大きな舞台で力を試したい人にもぜひ門を叩いてみてください。
PMOの経験がなくても大丈夫です。ワールドフェイマスで学び、活躍できる環境を整えています。
あなたにお会いできるのを楽しみにしています!